オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
0pt | 3pt | 2pt | 0pt | 0pt | 1pt | 1pt |
12pt
GOOD!
◎世界観、スケール観
かなり突き抜けてます。こういう良い意味でバカな感じのぶっ飛び感が好きな人は多いのでは無いでしょうか?自分もそこに惹かれて買いました。
○グラフィック
PS3なだけあってそこそこ綺麗です。荒も目立ちますが…
BAD/REQUEST
※※あくまでゲームとして評価させて頂きます※※
■ゲームとしての完成度はとてつもなく低い。
・オリジナリティ
アクションゲームなのにムービーが多過ぎ&長過ぎ。比率で言えば「ムービーゲー」と批判の嵐だったFF13をも超えています。むしろゲームというよりムービーがメイン。そして肝心のアクション部分の完成度はとてつもなく低いです。技のバリエーションも敵の数も少ないし、単調ですぐ飽きる上、アクションパートが物凄く短いです。更に途中から何故かシューティングゲームになります。1ステージだけの遊びかと思ったら終盤までだらだらと続くので作業感が凄いです。要するにこのゲームは、
『ムービーとムービーの間の所にオマケ的にミニゲームが挟まってる』
という、ミニゲーム集の様なものになっています。カプコンと言えば数々の素晴らしい本格的アクションゲームを輩出して来ましたが、ハッキリ言ってこのゲームはこれまでのカプコンのアクションゲーの改悪パターンと言って良いでしょう。自分には悪い意味で斬新過ぎました。よってオリジナリティは0点です。
・サウンド
スケール観は中々ですが、使いまわしが多過ぎます。またこれかよ…という感じで終盤飽きます。
・熱中度
かなり低いです。前述の通りアクション部分の完成度が相当に低い上に、長いムービーにいちいちQTEを大量に入れてる為、凄くテンポが悪いです。これじゃムービーを見たい人も、中々ムービーに集中する事も出来ないんじゃないですか??正直本末転倒なゲームデザインだと思います。そもそも、今時QTEなんて時代遅れなものを、あそこまで前面に押し出すのはどうなんでしょうか??もっとやり方を工夫して(例えば洋ゲーなら、飽きさせない為にムービー中にキャラを操作出来る様なもの等も最近はあります)長いムービーを見ていても飽きない配慮が欲しかったです。残念ながらこのゲームにはそれが無い。以上を踏まえて、熱中度は0点です。
・快適さ
1話開始⇒ムービー⇒ロード(長い)⇒ミニゲーム(つまらない)⇒QTE⇒ムービー⇒次回予告⇒おさらい⇒次話開始…
っていう流れなんですが、テンポが悪過ぎて物凄いストレスです。そもそも1話毎に区切る意味が分からないし、いちいち次回予告やおさらいを挟んでるのも、開発者の自己満足でしか無いと思います。
・満足感
熱中度が低い為満足感も当然低い訳ですが、このゲームのラストは悪い意味で度肝を抜かれました。最後くらい良い終わり方に期待していたんですが、まさかあんな形で終わるとは…ネタバレになるので詳しくは書きませんが、前代未聞のエンディングというか、とてつもなく消化不良な形で終わります。締め切りに間に合わせる為に止む無くああいう形にしたのかもしれませんが、ユーザーへの配慮が欠片も感じませんでした。最初から最後まで、自分にとって何から何まで満足出来ないゲームでした。よって満足度も0点です。
COMMENT
完全なムービーゲーです。ムービー>>>ゲームの比率の高さで言えばFF13やMGS4すら超えています。ムービーだらけの、ムービーを見る為だけのゲームだと思ってください。
但し、前者2本と比べると圧倒的にボリュームが少ないのでサクッとクリアする事は出来ますが……
このスケール観と世界観から、自分は和製ゴッド・オブ・ウォーの様な本格的アクションを期待していたんですが、見事に裏切られました。トレーラーを見ると見事に騙されますが、これはそもそもゲームとしてすら成り立ってるかどうかすら怪しいレベルです。正直、こういうとにかくムービーを見せたい作りにするなら、わざわざゲームにせずともアニメや映画で出したら良かったのでは???と言わざるを得ません(ご丁寧に話数区切りになってますし)
ゲームよりもムービーがメインで、ゲーム部分の完成度は恐ろしく低いので、大抵の人は1回やって終わりだと思います。これを2周も3周もやる人は居ないでしょう。
ハッキリ言ってこれに7000円は高過ぎると思います……
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
77pt
GOOD!
ストーリーが良い意味でベタ。
「これぞ熱血アニメの王道!」といったストーリーで驚くような展開はないが、ベタだからこそ熱くなれる良いストーリーだと思う。
各話毎にアニメのようにスタッフ紹介があったり、アイキャッチがあったり、各部が終わる毎にエンディングがあるなど、本当にアニメを意識して作られた面白い構成になっている。
和風テイストを取り入れた世界観。
和風SFとでも言うのか、キャラクターや用語が仏教風?で見ていて面白くカッコいい。
アクションとムービーがド派手。
主人公が常に怒っているので否が応でもテンションが高くなり、とにかく「うおおおお!」という感じでひたすら熱くてド派手。
BAD/REQUEST
QTEが多い。
指定されたボタンを押すだけならまだしも、タイミング良く押したり連打したり短時間で様々な方向にスティック入力を求められたりと忙しく、それが短い時間に何度もある。
その上、ムービーに集中しようと入力を放置するとゲームオーバーになることもあるので、せっかくのカッコいいムービーシーンをじっくりと見ることが出来ない。
音楽が単調。
ゲーム中に使用されるBGMや効果音のバリエーションが極端に少ない為、「またこの音か」とウンザリすることがある。
ガードが無い。
アクションシーンでガード操作が無い為、敵の攻撃は避けるしかない。
敵の中にはスーパーアーマー状態で浮かせることも出来ない為、戦略もコンボも無視でひたすらノーガードで殴り合うしかない。
COMMENT
アクションゲーム好きなヘビーゲーマーには「QTEだらけでボリュームの少ないムービーゲー」「プレイヤーが操作することが何も無いクソゲー」としか思われないゲーム。
自分は「ゲームは最初から最後までずっとコントローラーを握ってプレイし続けるものだ!」とは思っていないし、そこまでゲームに夢中になれるわけでも無いので、ゲームとムービーの割合がこれくらいのものが丁度良く、十分に楽しめた。
「ゲームはやりたいが、終始コントローラーを握ったままはしんどい。」というライトゲーマーで、且つ熱血アニメが大好きな人には最適なゲームだと思う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 3pt | 1pt |
60pt
GOOD!
評価すべき点
新しい世界観。
ドラマをプレイヤーが演出する感覚も新鮮です。
グラフィックも斬新。
アクションが操作していても見ていても爽快。
恒星サイズの敵との戦闘など、ふざけている様で真面目w
でもそこがいいスパイスに。
BAD/REQUEST
悪い点
全体のボリューム。
あっという間にエンディング。
アクションの部類にしては見ている時間の方が長かった。
体験するドラマ と割り切れば妥当かもしれませんが。
COMMENT
個人的にかなり期待していたのですが、ボリュームの少なさがちょっと残念。
全体的なゲームバランスは斬新で、昨今のありきたりなゲームに比べたら挑戦心を感じられる仕上がりかと思います。
が、本当に興味の有る人以外は、中古で買った方がいいかもしれません。
そのぐらいすぐ終わってしまいました・・・
Amazonレビュー
レビュー日: 2012-04-27
中途半端な感じが漂うゲームです、楽しみにしていた「怒り・復讐」のストーリーですが全然プレイヤーに怒りを感じさせてくれませんでした、ただ主人公が怒っているだけでプレイヤーに伝わりません・・・・ですので主人公が復讐してもスカッとしません。
アクションパートは、退屈です!全然熱くなりません。
トロフィー集めもプレイするのが面倒に感じ集める気になりません。
年齢制限の為表現が緩くなったのか、俺がGOWを好きなだけか知りませんが主人公の「心の痛み」が伝わって来ないので怒りも感動もしませんでした。
GOOD!
■オリジナリティ
言ってしまえば「ムービーゲー」に過ぎない訳だが、ここまで開き直って物語を見せることに特化したのはむしろすがすがしいくらい。 各話ごとの構成というのも面白いと思う。
開発したのが「ナルティメット」シリーズのCC2ということを考えれば自然なことかもしれない。
アジアテイストとSFを融合した世界観は魅力的。
■グラフィック
秀でて美麗という訳でもない。 どちらかと言えば平均レベルかと思うが、映像演出という観点から見ればレベルは結構高いかと思う。 アクションは特に迫力もあるし、エフェクトも「ナルティメット」同様に非常によくできている。 キャラモデルも独特な世界観をうまく再現できていると思う。
■サウンド
オケ主体のサウンドは非常に好印象。 ほかエスニック風などバラエティに富んでおり、楽曲単体でも楽しませてもらえた。
BAD/REQUEST
■ボリューム
圧倒的に少ない。 最近のソフトの値段と比べれば若干抑え気味かもしれないが、残りをDLCで、しかも有料で賄おうというのならそのやり方は褒められたものではないと思う。
しかも繰り返し遊べるゲームでは決してない。
■シューティングステージ
難易度は低いので問題なくクリアーは出来るが、とにかくつまらない。
ここについては映像にも迫力もスピード感も無く、何のために入れた要素なのか理解できない。
■アイキャッチ、次回予告等
無理やりアニメやドラマの構成に当てはめ過ぎた感はある。
本当に必要だったのかは疑問。 むしろテンポを悪くしただけでは?
冒頭のスタッフクレジットも要らないと思う。
COMMENT
非常に挑戦的なタイトルだとは思う。
個人的には肯定的に捉えたいところだが、現状の世間のユーザーの反応は厳しいようだ。
他の新規タイトル同様にこのまま埋もれる可能性もあるが。
今後のDLC展開も色々面白いことをやってくれそうなので、それなりに期待はしている。
あと気になったのは本作に対するユーザーの意見だが、
人を選ぶソフトというのは言うまでもないとしても、「アクションゲームとしてダメだから全否定」というような論調はどうかと思う。
これまでのこの作品の紹介を見れば特殊なタイトルということは明白であり、それを承知で購入したのではなかったのか?
もちろんそういった情報もなく購入した人もいるだろうし、作品に不満があったとしたらそれを述べるのも自由だが、ゲームファンなら作品作りにいろんなアプローチの仕方があることも承知しているだろう。 特に最近は日本のゲーム開発事情は厳しく、限られた予算の中で他タイトルとの差別化を図るのに苦心している。
この作品もそういった中で生み出されたものであると思うし、別に製作者のエゴを押し付けただけではないと思いたい。