【PS3】ガンダム無双3 レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-12-16 |
価格 | 7800円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:タクティカルアクション ■ プレイ人数:1〜2人(オンラインモード:2〜4人) 【廉価版】 ■ 発売日:2012/06/28 ■ 価格:3,800円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
75pt
GOOD!
※初ガンダム無双なので前作との比較は分かりません
プレイ時間49時間(クリアまでなら25〜40時間)
■ストーリー
「分かり合う者たち」「戦う者たち」「疑う者たち」「すれ違う者たち」と四つの勢力(ストーリー)に別れる。
各キャラ別で物語があるわけではなく、例えばアムロとヒイロとキラと刹那は同じ「分かり合う者たち」の勢力に属しており、どのキャラを選んでもストーリーに変化はない。
ADVパートの会話はメニューの通信でいつでも見直す事ができ、各キャラからの個人的な会話も通信に送られる事になる。
戦闘中の会話は(無双の)ストーリーに沿ったものは殆ど無く、原作から台詞を抽出して組み合わせ繋げてあり、時々思わぬミスマッチな組み合わせがツボにハマる。
ジュドー「また会おうよね、平和な時にさ」
シロッコ「そう思えるのは私が居るからだ。その感じ方は、素敵だ」
「分かり合う者たち」は(正当過ぎて)正直物足りない話が多かったが、他のシナリオは個性的なキャラが多くて楽しめた。
シャアに強制的に働かせられるバナージ、次々と女性キャラを口説き落とし続けるシロッコと女垂らしぶりを遠巻きに観察するオードリー、東方不敗やトレーズや御大将に振り回されて苦労するフロンタルなど掛け合いが面白い。
ただ根本となる大筋には魅力はないのでそこはあまり期待しない方が良い。
■難易度
EASY、NORMAL、HARDの三種類。
難易度EASYだとサクサク倒せ、NORMALだとかなり厳しく、HARDは地獄なバランス。
難易度EASYでも高ランクの設計図は出るので特にデメリットを感じた事はないが、多分高難易度の方が良い設計図が出る?
■システム
モードはストーリーモードとオンラインモードの二つ。
まず最初にプレイヤーキャラを選択し、パートナーとオペレーターを設定して各ミッションに挑む事になる。最初から選べるキャラは少なく、各勢力のストーリーを進める事で次々と追加されていく。一応キャラはすぐに次々と加入するが、目当てのキャラが遅い人はご愁傷さまです。
プレイヤーに選べるのは全52キャラ、パートナーに選べるのは52人+ボール(一般兵)の53人。オペレーターに選べるのは全60人で、プレイヤーキャラの全員がオペレーターにする事ができる。
ただ、ティファやチェーンなど一部のキャラはオペレーター専用。
さらに一部のキャラはオペレーターにもなれず存在する意義が不明。ディアナ様とかリリーナ様とかレインとか。
我魂魄百万回生まれ変わってもぉッ、怨み晴らすからなぁぁぁッ!
■ストーリーモード/ミッション
ストーリーモードに入るとミッション、通信イベント、モビルスーツ研究所、ショップを選べる。通信イベントではADVパートの会話が記録される。
ミッションには各勢力のストーリー、各キャラの好感度が関係するミッション、色々なキャラが出演するフレンドミッション、各名場面を再現したヒストリーミッション、共感力を5に上げる為の特別なリレーションミッションなど8種類以上のミッションが存在するが、基本全部倒すだけです。特に違いはありません。
ヒストリーミッションの原作再現には期待しない方が良い。
■BGMセレクト
一度聞いたBGMなら戦闘中は自由に変える事ができるが、毎回戦闘が始まった後に設定しないといけなく微妙に面倒。カスタムサントラはない。
基本各作品1〜2曲で、個人的には流星のナミダがあったのが嬉しかった。オリジナルのBGMもかなり良い。
■ステージ
敵味方両軍とも戦力ゲージがあり、フィールドを占領するか武将を倒す事でゲージを減らす事ができる。ゲージがある限り武将は再出撃を繰り返すが、相手のゲージを0にした時点で武将は再出撃が不可能になり指揮官(ボス)が登場する。
プレイヤー側は主人公が指揮官扱いで一度の死亡でゲージが半分近くも減るが、最高3度も復活できるのはアクションが苦手なプレイヤーとしては有り難かった。
昔の無双は一度の死亡で数十分消えたので辛かった。
■戦闘
チャージ攻撃で雑魚を倒すと周囲の敵共々誘爆するのが痛快。開始五分くらいで200は撃破できる。
一ステージが短く10分もかからないので繰り返しプレイに向いている。
攻撃を食らった直後にダッシュすると緊急回避できるエマージェンシーダッシュのおかげで袋叩きにされる事もなく、小刻みにダッシュしながら突撃して誘爆させるだけでテンションが上がる。
必殺技であるSP攻撃も通常SP、ジャンプSP、(近くに僚機が居れば発動する)コンビネーションSP、瀕死状態に発動するハイパーSPと四種類ある点も◎。
さらにパートナーストライクでパートナーの必殺技(もしくは特殊効果)を発動できるのでパートナー選びが楽しかった。
■拠点の陣地取り
戦場には中立フィールドと各種拠点フィールドがある。フィールドは先に到達した側の兵が配置される。
拠点には本拠地、カタパルト、通信施設、前哨基地、要塞、ミサイル基地、修理用ハンガー、ニュータイプ研究所、モビルスーツ工場の9種類がある。
指揮官を倒せばクリアとなるが、本拠地は戦力ゲージが半分以上あると防衛システムの砲台が起動しており攻めこむのが非常に難しい。
砲台を無力化するには、本拠地以外の全てのフィールドを占領するか戦力ゲージを半分まで減らさねければならず、どちらを選ぶにしても毎回適度なやりごたえがある。
通信施設は味方(敵)の援軍が到着し、カタパルトは複数の設定された場所へと瞬時に移動する事ができる。敵エース級は放置するとカタパルトに載ってガンガン飛んでくる。
前哨基地はパートナーゲージが溜まりパートナーストライクが使えるようになる施設で、要塞は全体のゲージが減りにくくなる援護効果がある。
修理用ハンガーは自軍の体力を、モビルアーマー工場は戦力ゲージを徐々に回復させていき、ニュータイプ研究所は味方(敵)を強化する。
ミサイル基地は敵フィールドに対して自動的にミサイルを撃ち込む施設。
ミニMAP上にミサイルのマークが表示され、着弾前には警告が発生するが、この際戦闘に夢中になるなどで回避し損ね場合は即死し、着弾地点のフィールドも強制的に壊滅となり相手に奪われる。
要塞やミサイル基地など戦略的に有効な施設には本拠地と同じく防衛システムが設置されてあり非常に攻め難い。
などなど、どの設備を先に奪取するか考えさせられる。
とはいえEASYなら一試合10分前後で終わる程度のバランスに調整されているので数十秒早くなるか遅くなるかの違いだが、繰り返しプレイで作業を効率化する楽しさはあった。
全てのMAPに全ての施設があるわけではなく、同じミッションでもある程度数パターン用意されてあるので、高難易度で挑む場合はミッション前のブリーフィングで施設の確認をする必要がある。
■機体
νならファンネルを縦横無尽に撃ちまくり、ウィングゼロなら若干隙はあるが大火力の大砲を使い分ける戦い方が楽しめる。変形による突撃も強い。
00ライザー(ユニコーン)はトランザム(デストロイ)→雑魚を一掃してゲージを溜める→トランザムッ!→雑魚を→トランザァムッ!と非常に痛快。
どの機体も強化すればそれなりに強くはなる。
ああでもシナンジュはちょっと長所が見つからない……かな……?
■設計図
戦闘終了後には『倒した』武将や自機の設計図を入手する事ができる。
設計図は各機体四つまでストックでき、モビルスーツ研究所でお金を支払って開発する。
より性能の高い設計図を求めて戦う事がこのゲームのメインとなる。
■スキル/モビルスーツ強化/トレーニング
ショップではスキルとライセンスを購入でき、有料のトレーニングで大幅にレベルをアップできる。MS研究所ではMS開発と強化ができる。
スキルには「味方(NPC)の戦闘能力を向上させる」ものや「ビームが敵を貫通する」「格闘で敵を引き寄せる磁場を発生せる」「射撃値と格闘値を入れ替える」スキルなど多種多様なものがある。
最終的に全38種類のスキルの中から三つのスキルを設定できる。
MS強化は単純に格闘/射撃/防御/体力/機動力/スラスター値を底上げするものと、特殊装備付加の二つに別れる。
特殊装備はスキルと同じく全24種から三つを設定する事ができ、「チャージ攻撃4を強化する」「格闘攻撃の範囲の拡大」「移動速度の向上」「ダメージを与えると体力回復」などスキルとはまた違った効果を得る事ができる。
量産機体は主役機体よりチャージ技が少なく性能も劣るが。主役機体より一つ多く装備する事ができる。
スキルと特殊装備で計6(7)種の特殊効果でどうカスタマイズする面白さがある。
■ライセンス/繰り返し作業を飽きさせない工夫
各キャラにはデフォルトの機体が設定されている。刹那なら00ライザー、ヒイロならウィングガンダムゼロ、バナージならユニコーンガンダムだが、各キャラは最初は自分の機体以外は乗る事ができない。
各機体で5回戦闘するとライセンスがショップに並び、そのライセンスを購入する事で初めて他のキャラもその機体を遊ぶ事ができる。
キャラの加入時にデフォルトの機体も付いていくるので、効率を考えると基本的に5回戦闘してライセンス発行→別キャラに変えてライセンス発行という流れになり、常に違う機体を使う事になる。
量産機体はランセイス不要で一部の機体はニュータイプ専用だが、どのキャラも育てればニュータイプになるので、いずれは全て使用できるようになる。
■オプション/ギャラリー
キーコンフィグはあるが、R3L3ボタンには設定不可。
BGM/SE/ボイス/ムービー音量変更と上下左右カメラの反転もできる。
ギャラリーではキャラクター/モビルスーツ/BGM/ムービー鑑賞と環境は一通り揃っている。
■ロード
ミッション開始前に25秒前後の長いロードが入る。
ロード画面中はハロが跳ねており、着地の瞬間にタイミング良く◯ボタンを押すと段々加速し始めて、一定回数加速させるとジャキーン(?)と音が変化する。
ゲームデータのインストールはないが、ブリーフィング中に裏で読み込んでいるらしく、敵の情報を見ていたりパートナー/オペレーター/スキルなどの変更を25秒以上しているとすぐに開始される点は◎。
しかしロード時間が短くなるとハロをジャキーン(?)させる事が出来ないので素早く開始してロード時間を長めに取らないといけない。
あれ?
BAD/REQUEST
■ステージ
どれも特に違いがなく、何度も同じMAPをプレイするとウンザリする時もある。
指定されたキャラ以外は使えない強制ステージがあるのもストーリー攻略のテンポを崩している。
難易度EASYだと比較的楽だが、後半のランクの高いMAPで使用していないキャラを強制されるのは若干ストレス。
また、部屋の出入口や道が見難く、微妙にうねった道で引っかかってイライラする。何故直線にしない?
この毎回引っかかる出っ張りにプレイヤーにストレスを与える以外の理由があるのだろうか。
ミニMAPもあるが、拡大しても一定時間で勝手に全体表示に戻ってしまうし、どちらを向いているか時々迷う。
■ミッションの制限
ストーリーモードのミッションではパートナー/オペレーターは同勢力のキャラしか選べない。
つまりアムロとシャアも、バナージとフロンタルも、フロンタルとシャアも、アムロとリボンズもパートナーにする事は不可能。
最終的には一つのチャプターに集結するがそれまでが非常に長い上に、最終章を出す条件が共感LV4以上のキャラが20人以上と作業を求められる。作業をするのはプレイヤーの勝手だが、作業を強制されるのはメーカーの水増し事情でしかない。
最終章で終結しても、前半の勢力別チャプターでは別の勢力とは組ませる事ができない点も多少不満が残る(たとえ前半のミッションを後からプレイする意味がないとしても)
■共感レベル
勢力に加入すると共感LV1として登録され、LV2になるとパートナーとして選べるようになり、LV3になるとパイロットとして使用できる。LV4になると専用機体の機能開放、LV5になるとニュータイプ化し全ての機体に乗れるようになり、オペレーターとしても選択出来るようになる。
基本はストーリーを進めて通信を聞くなりパートナーとして戦うなりすれば上がっていくが、特定のミッションをクリアしないといけないキャラもいる(?)。
LV1からLV2に上がる条件が分からず、ストーリークリア後も未だにソシエをパートナーに選ぶ事すら出来ない。
ミッションを失敗して何故かジェリドの共感が上がったが、もしかしてジェリドは敗北が共感の上がる条件じゃないだろうな……?
いやまさかそんな可哀想な事は……単に共感LVの経験値が蓄積しているだけだと思いたい。
確かに共感LVが上がる楽しさはあるがLVの上がる条件が殆ど分からず、ストーリーモードの制限も含めて枷になっている印象の方が強い。
最終章の出現条件に至ってはプレイスタイルを強制されるようなもので非常に苦痛。
■キャラ/機体数の少なさ
全52キャラ全72機体もあれば普通は多いのかもしれないが、各作品から出演する数が少ないのでどうしても「あのキャラも使いたかったな」と不満は残る。
DLCでも良いからもっと揃えて貰えないものか。ブシドーは要らないのでグラハムとオーバーフラッグをお願いします。
■オンライン
オフであったフィールドの上の設備の陣取り合戦はなく、モビルアーマー戦や6体前後の武将とほんの僅かな雑魚敵で構成されているオン専用ステージが14ほど。
オフで設定したスキルや特殊装備はオンには反映されないので、「キャラのステータスと機体の基本数値」だけが頼りになる。パートナーストライクは味方の体力を回復する効果に固定されている。
ボイスチャットありで、ガンダム戦記と同じく十字キーに簡易チャットが四つ設定できる。
入手できる設計図はオフよりも基本数値が高く、入手金額もオフより遥かに多い。
階級が高い人の部屋ほど良い設計図が入手できると利点も大きいが、
戦闘終了後には『倒した』武将や自機の設計図を入手する事ができる。
うん、つまり獲り合いなんだ。
高レベルのユニコーンで無双して申し訳ないが全て掻っ攫わせて貰う(´・ω・`)キリッ
というプレイヤー間の雰囲気が絶望的なまでにギスギスする理不尽極まりないシステム。
ホストに合わせて敵の強さが決定されるので、階級が高い部屋に低レベルのうちに迷いこむと敵が強すぎて全く勝てない。
また、誰かが三回死ねばミッション失敗になる仕様の為に、弱機体の人は死に続けて他プレイヤーの不興を買う事になる。
仮に生き延びても低レベルの内は少しずつ削った武将を高レベル機体にあっさり横取りされ続け、自機の設計図しか入手できないのに階級だけが上がっていく理不尽さを味わう事になる。
フィールドの各部屋に入ると全滅させるまで閉じ込められ、死んでもその場で復活するので逃げられずに殺され続けるシステムがさらに初心者が参加するハードルを上げている。
同期も取れていない事も多く、倒したと思っても他のプレイヤーに倒されていたり、時々誰もいない空間に必殺技を叩き込んでいる人が居る。無線の人がホストになると他プレイヤーが幻影と戦う事になるので無線の人は注意。
というのが序盤の感想で、ある程度機体を強化できると一点楽しめる側に回れる。設計図3くらいの強化した機体があればサクサクと倒せるので最速で一試合2分で終わる。検索も早いので気が付くと何時間もプレイしていていつの間にか金がドッサリ貯まっている。
逆に言うと設計図が欲しくて欲しくて堪らない序盤に参加すると余裕がなくて非常に辛い。
オンでのプレイもライセンス発行の回数に含まれるし、参加すれば最低でも自機の設計図は入手できるので、使ってないキャラで参加してライセンス回数を消化しながらお金と設計図を稼ぐ事もできる。
短時間で大金と強力な設計図とライセンス回数を入手できるのでオン→機体改造/開発の繰り返し作業が楽しい。
大将部屋になると最高ランクの00やユニコーンでも油断していると落ちるので、複数で敵を仕留めに行かないといけない一体感は熱い。特にMA戦。
また、ボールでも最高ランクの設計図4を強化すれば大将部屋でも生き残る事は可能。
■くどいオートセーブ
ミッション終了後に毎回「セーブしますか?」と確認されるオートセーブしますか?機能。
さらにセーブせずに進めようとすると「セーブをせずに進めてもよろしいですか?」と二度確認される。
セーブしない方が手間がかかるとか要らんお世話だよ……。
COMMENT
このゲームは『好きな機体をカスタマイズしてテストするのが楽しいゲーム』
この一言で終わってしまう。ひたすら開発→戦闘→開発とプレイ感覚はGジェネに近い。
好きなキャラが多い人ほど長く遊べるし、10人くらい育てたいキャラ(機体)が居るなら数十時間は楽しめると思う。
興味がなくても使ってみると面白い機体もあり、今までGガンはあまり好きではなかったがGガンの痛快なアクションに惚れてしまった。
誘爆がある為に格闘機体も集団を倒す苦労がないのは素晴らしい。オフでしか使えないがスキル(特捜日)次第では大きく化ける機体もあり、強化にも拘れる点も◎。Gガンに敵を吸い込む磁場を発生させるスキルを装備するとさらに極悪な性能になった……。
基本的にお金稼ぎの繰り返し作業だが、一試合が短く戦闘が(機体を強化すれば)爽快なので中毒性が非常に高い。ステージが似たような場所で敵も似たようなメンバーで長時間プレイできたのはひとえにこの戦闘の爽快感にある。
難易度EASYなら雑魚をサクサク倒せる無双になり、NORMALだと歯応えはある。
難易度HARDの最終ステージは、LV50のキャラでフル改造した最高ランクのユニコーンが1〜3発で死ぬ鬼仕様になっているのでマゾゲーマーの方はどうぞ。
オンは序盤と中盤からで印象が変わった。
ボールなどの弱機体でも生き残っていれば他のメンバーが倒してくれるし、階級が上がると最強クラスの機体でも一人では勝てなくなるので別にこのバランスでも良いんじゃないかな。
ボールで入室したら他の三人のプレイヤーもボールの時は笑った。フレンドでもないのに全員ボールとか一体お前ら何やってんだよと。
グラフィックやムービーについては上手く説明できる自信がないので割愛したが、充分以上に綺麗たと思う。
これでBGMセレクトがブリーフィングで設定できて、カスタムサントラが対応すればと色々不満は多いが、中々良質のガンダムゲーだった。
でもディアナ様がオペレーターに選べない時点でクソゲーです。
絶対に許されない。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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2pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt | 1pt |
39pt
GOOD!
●グラフィック
前作と比べるとかなりいいです、MSのアップになっても細かい部分がキチンとわかります
●戦闘中にBGMの変更が出来る
これのおかげで自分の好きなBGM(無双3のBGM)を選んで遊んでいられるのでテンションが上がります
自分はUCの「流星のナミダ」にはまってずっと選曲してました
●誘爆による爽快感
新要素の「誘爆」によって雑魚を決められた攻撃方法で倒すと攻撃範囲を持った爆発を起こし、それに巻き込まれて倒された雑魚はまた「誘爆」を起こし、と繋がっていき
密集している敵を一気に殲滅したりできて爽快です、拠点制圧時の誘爆は時には100機近く巻き込めたりして楽しいです
BAD/REQUEST
●強制ミッションの数々
正直この手のキャラゲーでは使いたいキャラやMSを使って楽しみたいと思うのが普通だと思うんですが
なぜかこのゲーム、ストーリに限らずミッションによっては強制キャラ&MSで戦わされます
それもかなりの量です
しかもそれをクリアしないと好きなキャラのミッションやスキルが追加されなかったりし途中で嫌気がさしました
●要塞の砲撃
今作からMAPに要塞、MS工場、ミサイル施設などの新拠点が作られていて、その拠点ごとに特殊な効果が得られるんですが
敵要塞を制圧するのがとてもストレスです
なぜかと言うと、要塞エリアに入るとプレイヤーに対して正確なミサイル砲撃が秒単位で繰り返されます
この砲撃の所為で最短で広範囲チャージ攻撃を出そうにもモーション中に潰され、無双の醍醐味である雑魚の殲滅が思うように出来ずストレスが貯まります
途中からはMAP開始時に敵要塞あるだけで萎えました
●意味不明な言動のキャラ達
三国や戦国などの無双シリーズでは敵武将(エース機)を倒した際や、因縁の有る敵、大規模な作戦の際なんかに台詞の掛け合いがありますが
今作は言動が意味不明です、なんの気も無くいきなりキャラの名台詞をのたまり、キャラ同士の会話もまったく噛み合ってません
しかも無駄に繰り返しよく喋る(例:刹那「俺がガンダムだ!」→レコア「若いって良いわね」)
途中から対話にならなさ過ぎて、逆に噛み合った会話のときに違和感を感じるほどになってました
●パートナーとオペレータ
新要素なんですがほぼ使いません、パートナーは共感度を上げる際に使ったりするものの、本命であるはずのパートナーサポートはほぼ使いません
使うとカットインが入り一旦時間が止まってからサポートする為、テンポが悪くなり序盤から使わなくなりました
ミッションの半分近くは出せるパートナーが決まってたり出せなかったりし、3回に1回は強制的にパートナーを変えさせられたりします
オペレーターに至ってもパートナーと同じで強制的に変えられ、しかも「このオペレーターは選択できないので○○に変えますか?」
と説いて来て毎回「はい or いいえ」を選択しなくてはいけません(初期カーソルは「いいえ」に合っている為、連打不可)
そしてミッション終了時にプレイヤーキャラとオペレータキャラが喋るのですが、スキップできないためテンポが悪くなり、途中から邪魔でしかなくなります
だったらオペレーター外した状態にしたらいいと思うんですが、なんとオペレーターを「外す」という選択が無い仕様の為一度つけると裏技じみたことをしないと外せなくなります
全体的にテンポを悪くする要素が目立ってしまい残念な結果に
●新規参入タイトルのMSが少なすぎる
X、OO、UC、など新規参入タイトルがありますが、X=1機、OO=2機(有料DLCで増える)、UC=2機(有料DLCで増える)とまあ少ない、Xにいたっては敵すらいないとか酷い
それに比べて「Z」とか「ZZ」とか旧作は無駄に多い上にミッション数も優遇されてます
てかいい加減露骨な「Z]系贔屓をやめて欲しい、他の作品に比べてミッション数やキャラ数が多すぎです、ジェリドの強制ミッションとか誰得なんですか?
そんなもん入れるんなら新キャラ入れてください
●有料DLC
蓋を開けてみたら、新規参入タイトルは半数近くが有料DLCによって後出し状態(現在情報公開されてるだけで)
しかも既存パイロットによっては自機体が無く、シュバルツがゴッドガンダム、セシリーがF91に乗ってるなんて状態、それなら最初から出さないでいいよ
これは最早詐欺でしょ?
COMMENT
オン環境有り、全キャラ&ユニット開放済み
無双としてはまあまあな出来です、そこそこ楽しめはしました、ですがガンダムゲーとしてなら個人的には酷評せざる得ません
ストーリーはもうまったく覚えてないレベルでしたしホントただ好きな機体とキャラでミッションやってる印象しかのこってません
キャラと機体に納得して、別に敵さえバッサバッサ倒せたらいいって人にはいいかもしれませんね
あと有料DLCは只でさえ非難を浴びやすいのに、そこにメインクラスのキャラやユニットを持ってくる手法はホント汚いと思います
自分は作業ゲーは結構好きな方で無双シリーズは買うと大概は、全キャラパロメーターMAX、最強武器所得ぐらいまでやり込むんですが
今作についてはDLCや、テンポの悪さなどからヤル気が起きません
2買って面白かったんで3も期待して買いましたが期待はずれでした、キャラ選がこのままの無双ならもう次回作は絶対買いません
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 1pt | 2pt | 2pt | 1pt |
40pt
GOOD!
・グラフィック
アニメ画調だったので見ていて原作を髣髴とさせる。
・演出・再現
初代ガンダムのC6がラストシューティングだったり、F91のC4がバグを大量に撃墜
したビームサーベルの回転攻撃だったりして好感触。見ていてニヤリとする。
他にも色々な点で原作再現を行っており、演出・再現自体は悪くない。
各MSのビームライフルの色や効果音も再現してあった。
・サウンド
各アニメの主題歌や挿入歌がBGMに含まれているので、脳内で補完しつつプレイが出来る。
シャアとアムロの戦いに「BEYOND THE TIME」は不可欠。
BAD/REQUEST
・ストーリー
酷い。
内容は理解できるが余りにも薄く、そして適当な作り。
ストーリーの進行上で中心になるキャラはとても脚光を浴びるが、それ以外のキャラクターは空気。
例を挙げれば、シャングリラチルドレンなんか、ジュドー以外はなんのためにいたか分からない。
キャラ間のクロスオーバーもほとんどなく、ストーリー進行を見ていてまったくつまらない。
一番ハチャメチャな勢力である「戦う者たち」の勢力が一番面白かった。
・プレイ内容
戦力ゲージが残っている間は、再出撃可能という概念があるからか、やたらと敵の攻撃力が高い。
かつての無双OROCHI・難易度地獄を思い出した。
その再出撃に必要な戦力ゲージも味方NPCが使い切ってしまうため意味がない。
誘爆は爽快感がある一方で、逆に自分がほとんど何もしてないのに敵がバタバタ倒れていくといった悪い面も。
・オンライン
敵が弱すぎる。
制限時間上仕方ないことかもしれないが、四人がかりで全力で倒しに行くと、
ビグザムだろうがサイコガンダムだろうがクインマンサだろうがデビルガンダムだろうが
1分ほどで撃墜できてしまう。
ある意味お金と設計図をとても効率よく収集は出来るが、なんとも味気ない。
階級も簡単に上がってしまい、そんなにオンラインをプレイしていない私ですら既に大佐。
COMMENT
無双は三国・戦国ともに全てプレイ済み。
ただしガンダム無双シリーズは初めて。
残念ながらガッカリした。
無双というゲームの中にガンダムの世界観や精密さを求めたのが失敗だった。
無双ゲーとしては凡ゲー。ガンダムゲーとしてはクソゲー。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-06-11
GOOD!
・セルアニメ調になったことで、それぞれの機体が非常に格好良くなった。
機体だけでなく、ビームの表現もとても綺麗になり、遊んでいて素直に楽しいと感じる。
ガンダムが好きな人はこれだけでも十分購入の動機になるでしょう。
・前作では、機体ごとにパーツを一つ一つ集めなければならなかったが、今作では設計図一つで手頃に開発できる。
・パイロットスキルがショップで購入できる仕様になり、習得しやすくなった。
・機体の搭乗のためのライセンスが、全キャラ共通になった。
例)ダブルオーライザーで5回出撃→ダブルオーライザーのライセンスが購入可能になる→購入→全キャラでダブルオーライザー搭乗可能に
・ミッションにでなくても、キャラのレベルをある程度上げることが出来る。
お金はかかるが、トレーニングをすれば(プレイの必要はない)、その場で経験値がもらえ、手軽にキャラの育成が可能。
・一つのミッションにかかる時間が非常に短い(5〜10分程度)
サクサク進むために遊びやすく、結果的に熱中しやすくプレイ時間が延びる。
・ただ敵をなぎ倒すだけの無双に、戦略ゲージやフィールドの特性から若干の戦略性が加わり、マンネリの解消につながっている。
等々、前作からの修正により、熱中度・快適さともに大きくUPしている。
BAD/REQUEST
・ストーリーが共通のオリジナルストーリーになっている。
また、そのストーリーの内容が薄く、なぜ戦っているのかという目的もはっきりしないために熱中度に欠ける。
・オンラインはとてもあっさりしている。
戦闘時間が短いということもあるが、共闘感があまり感じられず、オンライン専用のミッションでしかプレイ出来ないことも不満点。
COMMENT
ここでは酷評が集中しているようですが、そこまで酷いものであるとは感じませんでした。
当然、個人の趣向ですから一概には言えることではありませんが、ガンダムが好きで無双が嫌いでない方であれば楽しめるソフトであると思います。
また、個人的にDLC商法は気に入りませんが、ゲーム内容の評価とは無関係ですので考慮しておりません。