【PS3】BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT(ブレイブルーコンティニュアムシフト) レビュー
発売元 | アークシステムワークス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-07-01 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / (Limited Box) / ニュース |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:2D対戦格闘+ヴィジュアルノベル ■ プレイ人数:1〜2人(オンライン対戦・観戦プレイ時最大6人) ■ Limited Box:9,660円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 3pt |
81pt
GOOD!
・この格ゲーを初めてやる初心者について
前作をやっていなくてもチュートリアルモードでシステム面や各キャラの立ち回りを学べる。
さらにコンボができない、分からない人の為にある程度の基礎〜応用コンボはチャレンジモードで用意されているので、これら2つのモードをしっかりとやれば、序盤でつまづく事はほとんどなくなると思います。
トレーニングモードは練習するのに必要な機能はすべて揃っていると言ってもいいでしょう。
初心者の内はトレーニングモードでひたすらCPUと対戦して経験を積む事も必要です。
・前作をやった事がある人について
前作のストーリーモードにあった、すべてのキャラに負けないと達成率100%に上がらないという事はなく、各キャラのルートが3つに分かれており(一部のキャラは2つ)それぞれのルートにそる事で達成率100%になるので、前作で面倒くさいと思っていた人には嬉しい変化です。
前作のストーリーの続きなので、前作を楽しめた人なら自然にハマっていくと思います。
前作からキャラも存外キャラで2人、条件を満たすと出現するキャラで1人、DLCキャラで3人(現在は2人)追加されているので最終的には合計6キャラも増えて、チャレンジモードも加え、やり込み要素はかなり増えました。
・ネット対戦について
前作のネット対戦にハマった人なら間違いなくハマるでしょう。
初心者部屋があり、今作から始めた初心者でも気兼ねなく対戦が楽しめるのも良い所です。
前作にはなかった簡易メッセージがあり、入った時のあいさつや、対戦前に「ちょっと待って”」って思った時に使えます。
今作からPSRという強さを表す数字もできたので、強さにこだわる人にとってはこの数字を上げる事が楽しみになっていくと思います。
BAD/REQUEST
・レギオンモードについて
正直なくてもいいモードです。自分もやってませんし、このモードを付けるぐらいならGGXXACの時にあった、規定の条件でCPUを倒すミッションモードが欲しかったです。
・スコアアタックモードについて
強いCPUを連続で倒していくモードです。これをクリアしたキャラはアンリミと呼ばれる、元のキャラ性能より強い性能の同キャラを出す事ができます。しかし、クリアする事も困難な上に全キャラのアンリミを出そうと思ったら、かなりの労力を費やします。
途中までのCPUは通常キャラなのに最後の4人だけがアンリミなのも謎です。
・ネット対戦について
回線は4本あり、4本の相手とはあまりラグはないのですが、3本になると多少のラグを感じたり、0,1,2本だと確実にラグを感じます。前作に比べるとラグが増した様に感じると思います。
・キャラについて
前作よりも、もっさりしている所が非常に気になります。その他にもコンボがやけに長い、火力がない上に逃げ要素が強いキャラによるタイムアップが多い、という点に関しては前作に比べて劣化している所だと感じます。
今作のキャラバランスは前作よりは良くなったものの、かなりキツイ組み合わせは存在します。特にこのゲームにおいて、2強と呼ばれるほとんどのキャラに有利を付けるキャラが存在します。その為、キャラによってはかなりの実力差がないと勝てない組み合わせも存在します。
使いやすいキャラに比べると、好んでテクキャラや弱キャラを使う人が圧倒的に少なく、ネット対戦していると、ほとんど同じキャラとばっかり当たるという事実は避けられません。
COMMENT
ネット対戦に終わりがない、おもしろくなるとやめられない、という点から熱中度は5ptにしました。今作は前作を引き継ぎ、GGXXのシステムをいくつか継承している所から、コンボゲーが好きな人にとってはコンボしているだけで爽快な気分になると思います。ただ悪い点でも書いた様に今作のコンボが長すぎるので、正直くらってると中だるみを起こす事もしばしばあります。しかし、それはこのゲームの個性として、逆に自分がコンボを決めている時は楽しく、コンボを決めて勝った時の充実感はやばいです(良い意味で)。
12月には次回作も出る事ですし、今作から始めたって、何も分からない訳ではないので迷っている人や、コンボゲーが好きな人は絶対にやってみる事をお勧めします。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
75pt
GOOD!
最初にどんな奴のレビューなのかをちょこっと書いておきます。
私は学生時代に月下の剣士2で格ゲーデビューしてKOF、スト3、餓狼、ジョジョ等を通して
最終的にギルティにはまりました。なので元々コンボゲーが好きです。
社会人になってからゲーセンに通わなくなり格ゲーからは遠ざかっていましたが、
このゲームのラジオ(ニコニコ動画のぶるらじ)をきっかけに興味を持って買いました。
前作のブレイブルーはストーリー補完のために買いましたが、対人戦は全くしていません。
そのためキャラ性能の調整に関してはあまり把握しておらず、新作感覚でプレイしています。
オリジナリティとして、チュートリアルやチャレンジモードが凄く親切だと思います。
まだ使ったことのないキャラの基本的な立ち回りやコンボが分かります。
ビギナーモードというものもあり、ボタン連打で連続技が出せるのも
初心者にはありがたく面白いシステムだと思います。
6F発生のレバー一回転のコマ投げもボタンを一回押すだけで簡単に出せます。
また、世界観やキャラの設定が深く作られており格ゲーなのにストーリーが面白いです。
グラフィックはアニメ的な演出を売りにしているだけあってとても綺麗だと思います。
サウンドはギルティシリーズでおなじみの石渡さんが手掛けておりどの曲もすばらしく、
対戦を盛り上げてくれます。
私にとって熱中度=満足度なのですが、やはり格ゲーは対戦がメインだと思っており、
そういう意味でこのゲームのオンライン対戦機能は充実しています。
部屋を作って友達と対戦してもいいし(もちろん仲間内以外ともできます)、
ランクマッチでひたすら修行するのも楽しいです。
最も嬉しい機能として、対戦後にリプレイ動画を手元に残せることがあります。
難しいコンボを決めれた時の記念動画をたまに見てはニヤニヤしてます(笑)
そしてこの機能がなにより進化を発揮するのは、自分がボコボコにされた時、
ギリギリでやられた時などの負けた試合を保存しておけば、
後で何故負けたのかをじっくり考察できることだと思います。
私は記憶力がないので負け試合を振り返っても相手の動きをあまり思い出せないのですが、
リプレイ動画のおかげで各キャラの立ち回り、中下段攻撃や投げへの連携方法などが
分かりますし、自分も使うキャラだった場合は参考にもなります。
格ゲーで上達するには負けたときの反省が必要不可欠ですが、
リプレイで相手の動きを確認してトレーニングで対策を練習、などが簡単に出来るため
ほぼ毎日ネットワーク対戦しています。
BAD/REQUEST
ビギナーモードは初心者にはありがたいし面白いシステムだとは思いますが、
一部のシステムが使えないことや、連続技が単調になるため
上級者でなくともちょっと格ゲーになれた人なら簡単に対処できてしまいます。
まあビギナーの意味がそういうことなのでしょうが、初心者でも対人戦でそこそこ勝てる!
というわけではないところが残念だと思います。
特に攻防どちらにも使えるブレイクバーストがないのはつらいです…
グラフィックの綺麗さで不満はないのですが、キャラデザインは人を選ぶと思います。
特に女性キャラは露出しすぎだろ!というものがいますので。
まあ他でも舞とかキャミーとか昔からいるし、と思えば大丈夫…かな?
難易度に関して各モードのレビューを記します。
まず売りにしているストーリーモードですが、単純に選択肢だけの分岐ではなく
戦闘であえて負けたり特定の方法で勝利することで分岐するところがあるので、
コンプリートするには攻略サイトなどを見ないと難しいと思います。
メインだけ知りたい場合は特に難しくないです。
アーケードモードはシステムで敵の強さを変更できますし、コンティニューもできるので
初心者でもクリアはそれほど難しくないです。
レギオンモードは、性能のぶっとんだUnlimitedキャラを仲間にしていけばクリアはそれほど難しくないです。
ただこのモードはトロフィー獲得の目的以外でやる意味がない気がします。
チャレンジモードは基本コンボを覚えるのにはいいのですが、どのキャラも後半のコンボは
かなりの技量が必要で、コンプリートするのは至難の業です。
一応お手本を見れますが、ディレイが必要なところがあったりして
タイミングを理解するまで苦しみます。
カルルのチャレンジなんて何時間やってたのか分かりませんし、
ハクメンに至っては最後のコンボ無理です…おかげで達成率99%なのが悔しすぎます(TT)
スコアアタックモードは他のモードと違い敵の強さを変更できないことや、
後半はUnlimitedキャラ相手の連戦なので対策を知らないとボコボコにされます。
負けそうな時に2P側のコントローラで乱入すればコンティニューみたいなことはできますが、
あまり使ってないキャラでのクリアはそれでも相当大変です。
何より問題なのは、自分でUnlimitedキャラを使いたい場合、そのキャラでこのモードを
クリアしなければならないことです。
Unlimitedキャラ解禁はDLCで可能ですが、元々ゲーム内で可能なことに追加料金が
必要なのは納得できません。
基本的に大満足のリプレイ機能に関してですが、若干不満点はあります。
負け試合の考察で特に欲しいのですが、早送りやスキップはあるのに巻戻しができません。
もう一度見たかったら一旦メニューに戻って再生しなおす必要があって面倒です。
あと細かいところで、操作説明のウィンドウがデフォルトで必ず表示されるため
消したかったら毎回操作が必要で面倒です。
デフォルトで消しておけるようにもして欲しいです。ラスト状態の保持とかで。
ネットワーク対戦に関して、指定した条件と違う人とマッチングするのは勘弁してほしいです。
同じ人とばかり当たらないように工夫されてるのだと思いますが、
やはり回線が遅い人と当たると楽しめません。
また、相手の切断による中断なのにこちらの切断回数も増えてしまうのは不快です。
切断自体に関しては…ゲームとは関係なく切断する人の問題なので仕方ないですね。
ゲームとしては説明書にマナーのことを書いてますし、これで十分かと思います。
COMMENT
久しぶりに格ゲーをやっているためか、めちゃくちゃはまってます。
総対戦数も今では1500回ほどになり、十分に元は取れてると思います。
よくキャラバランスが…とか見ますが、私は大会に出るような上級者でもないですし、
格ゲーである程度の有利不利は昔から付き物なのであまり気にしていません。
私のレベル帯ではどうしようもないと思うほどの組み合わせはないと感じています。
弱いと言われているキャラ相手でも上手い人だとボコボコにされるので凄く参考になります。
むしろ不利と言われるキャラほどその分研究もされてるので、本当に立ち回りの上手い人と
当たらなければ逆にカモにできたりします。
例えば、私は投げキャラのテイガーをよく使いますが、安易に飛び道具ばかりする
シューティング勢には飛び道具を無効化できる突進技で対応できますし、
連発できないけどこっちも優秀な飛び道具があるので近づけずに終わることは少ないです。
確かに戦いづらいですが、どうしようもないとは思わないです。
今のところ私は勝率60%(PSR150)程度ですが、バングやライチで勝率80%(PSR200)
ある人が相手でも勝てることがあります。
強キャラといわれるだけあってガード困難な連携がありますが、そればかりに頼った人だと
ネタを知っていればガードはもとより逆に割り込んで反撃できたりします。
以前に負けた相手をリプレイで研究して再戦時に勝てたときの興奮はハンパないです(笑)
このゲームが敬遠される要因として、コンボのダメージがひどいことがあると思います。
即死コンボが対戦で成功することはほぼないですが、それでも半分減らしたり、
場合によっては補正切りを使って結果的に即死コンボとなることはしばしばあります。
ネタを知らないとやられた方はたまったもんじゃないため糞ゲーだと言われてしまうでしょう。
ネタを知っていればもちろん対策できるので大丈夫なのですが、
知らないとほぼ即死という時点で評価がマイナスになる人も多いと思います。
私はどんなに負けていても逆転ネタがある!ってことで逆に燃えてますが(笑)、
全体的に補正をきつくしてダメージを落としたり、くそ長いコンボにならないように
してもよいと思います。
また、上記の理由により基本コンボの火力が少ないレイチェルは逃げキャラとして
認識している人が多いですし、実際そのように立ち回る人はしばしばいますが、
上手い人だと抜け出すのが相当難しい起き攻めでループされたり、
体力を半分近く減らすコンボもやってくるので対戦して驚くこともあります。
まあそういったチャンスの作りやすさでキャラの強弱が言われるのだと思いますが、
どうやっても絶対に勝てない、ってことはないので色々と研究するのが楽しかったりします。
このキャラの連携はガード困難だから、止めさせる時以外はゲージをカウンターアサルトか
無敵技の割り込み用に置いとこう…とか、この人はよく逃げてるからダメージ取って
こっちがリードしたら近づいてくれるのを待つか…とか、一戦一戦考えるのは楽しいです。
当初は不評だったマッチング速度も修正パッチで改善されており、トレーニング待ち受けだと
次のマッチングまで30秒とかからないことも多くなりました。
お客様相談室等に寄せられる意見に対応してくれているのだと思います。
格ゲーだし、勝てないと不満を言いたくなることもしばしばありますが、
それ以上に楽しくプレイできています。
今冬に続編がアーケードで出るらしいので、それまでの、もしくはその家庭版が出るまでの
慣らしとして今のうちにこのゲームで遊んでおくと続編もまた楽しめると思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 1pt | 2pt |
69pt
GOOD!
・初心者向けのモードがある
チュートリアルやチャレンジモードといった初心者向けのモードが充実しています。
トロフィーの取得条件が緩いのもいいです。
・ストーリーモードの出来がいい
従来格闘ゲームのストーリーモードはおまけ程度のおざなりなものですが、
この作品は芯からしっかり作っているので、考察する楽しさがありますしこれからの展開も気になります。
ストーリーの分岐が簡易化したのも○です。
・ダウンロードコンテンツの豊富さ
有料とはいえ、追加キャラやバランス調整パッチが随時配信されるのは
1本のソフトで長く遊べるのでいいです。
・ネットワーク関係
対戦途中でも入退場が可能になりました。
また、キャラごとに戦績がつくようになり、
PSRという、そのキャラをどのくらい使いこなせているかがわかる数値が導入され、
色んなキャラクターを触る楽しさができました。
BAD/REQUEST
・キャラクタデザイン
女キャラのデザインが酷すぎます。
ほとんどのキャラが布の少ない服を着ていて、胸や下着を露出・強調する格好をしています。
露出させるにしても、服のデザインにあまりに芸が無くて単純に下品です。
このゲームのプロデューサ(兼キャラクタデザイナ)は「格闘ゲームのプレイヤーを増やしたい」という信念でブレイブルーを作っているようですが、
こんな趣味丸出しでとっつきにくいキャラデザインをしているのはいただけません。
眼鏡をつけたキャラクタが多いのも気になります。
・キャラクターバランス
前作は調整不足で強キャラがでてしまった感じですが、今作は意図的に強キャラをつくっているのがみえみえです。
単純に、攻撃範囲が広くて発生が早くてダメージも高い、切り替えしや崩し技なども豊富。
こんなキャラが強くなるのは当たり前です。
・同じ技でループするコンボが多い
コンボの仕様の変更でコンボに幅がでるようになったのはいいのですが、
同じ技で冗長にループするコンボが多いです。
ただでさえ火力差が発生しやすい仕様なので次回作ではもっと煮詰めて欲しいです。
・アンリミテッドキャラクターの解放条件が酷
アンリミテッドキャラクターを解放するための条件が厳しすぎます。
前作から何百時間もプレイしている自分でさえ苦労するのですから、
格闘ゲームの初心者の方にはほとんど無理とさえ感じるのではないでしょうか。
有料で解放キーを買わせようという魂胆がみえて不快です。
・一部キャラクタの調整
一部のキャラクタが面白さを損なう調整になっています。少し詳しく書くと、
ノエルが暴れることを前提としている、アラクネ戦は極端な展開になりやすい、タオカカの挑発コン等々。
キャラクタの個性を重視しているゲームだと思いますが、面白さに繋がる調整にしてほしいです。
・ネットワークのラグ
前作と比べ通信対戦においてのラグが気になります。
「気のせいだ」という方もいますが、前作をずっとプレイしていた知り合いの何人もが「ラグのせいでやる気がでない」と言ってこのゲームを止めていきました。
COMMENT
BADについてばかり詳しく書きましたが、グラフィックやサウンドは前作から高い水準を保っていますし、
ストーリーモードやギャラリーモード、声優インタビューといった、
格闘ゲーム以外の楽しみも多く含まれていてやり込みがいのある作品です。
対戦については、荒削りだった前作と比べるとマイルドになった印象が強いです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2010-07-13
キャラ性能、バランスについてはバージョンアップもあるということで評価の対象外として、
今回、動作の基本をゲーム中で勉強できるチュートリアルモード、
基礎コンボからとても完走できそうにない超絶難易度のコンボまで
幅広く収録されたチャレンジモード、
PSP版ブレイブルーに収録されていたレギオンモードが新たに追加されています。
前述のチュートリアルモード、
チャレンジモードは動作の基本や各キャラ毎の基本等を練習出来、便利です。
また、操作に不慣れなプレイヤーのためにビギナーモードという物もあります。
コレが中々便利で、(さすがに自在に操れるキャラクターで使うと不便ですが)
ボタン連打でキャラクターが自動的にコンボを繰り出してくれるので
不慣れなキャラクターでも十分戦うことが出来、
ストーリーモードで苦労することもありません。
(レイチェルなんかは多分、ビギナーモードのほうが僕より上手いです(笑))
ストーリーモードも今回、新たに描き起こされたシナリオで
コレがかなり面白い。
基本的にストーリー自体が面白く、
前述のビギナーモードの存在もあって、苦手なキャラでもサクサク進み、
快適にストーリーを楽しむことが出来ます。
また、今回いちいち負けておかなくても達成率が100%に到達するため、
いちいち負けておかないといけないという不便な点も解消されています。
オンライン対戦も、ネットワーク環境がまともならば快適にプレイ出来、
高難易度CPUの超反応が理不尽、アーケードのボスハザマはビギナーですら理不尽、
アニメーションのクオリティがちょっと良くない(最初に見るであろうラグナとハザマの戦闘シーンが一番悪いと思います)
と、不満点もありますが、
対人戦の面白さはそのまま、ストーリーも抜群に面白いので、満足です。
GOOD!
オリジナリティ:
各キャラクターに特徴のある攻撃をするコマンドボタン(ドライブ)があり、戦法もそれによって異なるものとなるため、やり慣れてくると様々なキャラで様々な戦い方ができて面白かったです。
ネット対戦では上手な人の対戦プレイを鑑賞できるし、見知らぬ人とルームで対戦する場合は簡単な挨拶(「よろしくお願いします」「つ、つよい」「楽しかった」「バイバイ」等)とかもできて負けて気分悪くなることが少なくなりました。
グラフィック:
2D格闘ゲームだけど、十分キレイに感じます。特定の組み合わせならば、対戦中にキャラクター同士のセリフが変化するのですが、この時ちゃんと口も動いていたのは少し驚きでした。一昔前の格ゲーに比べたら演出も派手で、アストラルヒートという発動条件付きの技が決まった時は中々爽快です。
サウンド:
格闘ゲームに使う曲として、「これから戦うぞ!」って気になれるノリのよい曲が多かったです。あくまで個人的にですが。 ギターの音がメインな感じですが、どことなく管弦楽器とかコーラスみたいな音声を使っていたりと曲だけでも楽しめました。
熱中度:
ストーリーモードでは前作からの続きが気になっていたのもあって、本筋がこの後どうなるのかワクワクしながらプレイしていました。次回もどんな展開になるのか、どんな謎がまた明らかになっていくのか楽しみです。
ネットワークモードが今はメインです。強い人ばかりでなかなか勝てませんが、何故か「もう一戦だけ・・・」とやってしまっているので熱中しているのだと思います。ある程度やり慣れてくるとコンボの読みあいになってくるので技の駆け引きが重要になってくる気がします。この時の緊張感も面白さの一つだと思います
満足感:
ストーリーモードが結構ボリュームがあったのでノベル+格闘ゲームとしては満腹です。ネットワークモードとしては、ダウンロードコンテンツで使用キャラが増えるので長く楽しめています。また、ルームでキャラクターをランダム選択し合って遊ぶとゲームが一方的になることが少なく楽しく遊べました。
BAD/REQUEST
オリジナリティ:
コンボゲーです。強い人はとんでもなく強い。勝てたらすごく嬉しいですけど・・・。
ストーリーは少し青臭く、キャラクターの好き好きは人を選びそうです。
グラフィック:
キレイですが、特定の演出では少しギザギザ感がします。
熱中度・満足感:
コンボを組むことができるか、ネットワーク対戦ができるか、ストーリーに入り込めるかが熱中できるか否かの境目のような気がします。
快適さ:
ロードが少し長いです。ゲームセンターのようにはいかないと思いますが。
ネットワークモードのランクマッチがなかなか繋がりません。トレーニングモードをしながらならば多少は気を紛らわせれますが。
難易度:
私にとってスコアアタックモードに出現するCPUたちは皆、激強でした。でも、これをクリアしないと手に入らないオマケのこともあり頑張りましたが、全キャラはやる気が起きませんでした。有料コンテンツとして手に入りますが・・・。
COMMENT
ハイビジョン32インチでHDMI端子使用です。
色々書かせてもらいましたが、総じて現在進行形で楽しんでいることを改めて自覚しました。
ストーリーモードも今後の展開が気になるところですが、格ゲーはやはり誰かとコミュニケートしながらやるのが楽しいと思います。
とはいえ、いきなり見知らぬ人とネット対戦をするのは正直私は怖いです。だから今回の簡易メッセージ機能は、ルーム限定ですが、うまく使えばネトゲー初心者でもその楽しさに触れる一助になるナイスなツールだと思いました。
次回作にはさらにいいアイデアと、ストーリーの進展を心待ちにしています。