【PS3】サウンドシェイプ レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-09-27 |
価格 | 1200円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:アクション・ミュージッククリエイター ■ プレイ人数:1人 ■ 必要容量:985MB |
- 総合ポイント
- 37
- (難易度)
- 2.00
- レビュー数
- 2
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 0pt | 0pt | 2pt |
20pt
GOOD!
リトルビックプラネットのようにユーザーがステージを作り、アップロードしたものを自由に遊べるのでそのうちとんでもないステージが遊べるようになる…かも?
各ステージ復帰地点がこまめにあり、デスペナルティが無いのでとりあえずは誰でもクリアできると思う。(ただし、アクションゲームが苦手な人はそうとうやり直しを強いられると思うが)
BAD/REQUEST
自分が「面白いと思うゲーム」と今の受けいられてるゲームが真逆の位置にあるからこれもそう思うのかもしれないが、とにかく鬱陶しい慣性と地味に足りないジャンプ力にムダに大きい当たり判定で死にまくるけど、復帰点が多いから何十回とやり直してたらクリアできるから良いよね!
って、機械みたいに延々作業をやらされてる感じ。
ただ、ボタンを押すタイミングやギミックを待って移動するタイミングをずらしてみたりするだけで上手くいったら良かったね、なだけなので一応全ステージクリアしても最後まで「面白かった」とは思えず、ただ「ハイ終わりました。」と思うだけ。
トロフィーに記載されてるので書くが、全ステージクリアしたらデスモードなるものが出てくる。これがまたビックリするぐらい酷い。
最初は各ステージをノーミス(または残機制での)クリアを強いるモードかと思ったら、各ステージのギミックがメインの一画面制で制限時間内に規定個数のアイテムを取るだけ。
しかもアイテムの出る位置は決まった場所だが出現パターンはランダムなのでどうあがいてもクリアできない場合も。
これこそゲームで遊んでる感なんて一切無く、クリアするまでの作業なだけ。
その中でも一番の苦痛がサウンドを売りにしてるゲームのはずなのに、このモードに限り短いフレーズが延々繰り返し流れるだけなのでヘッドホンで遊んでると頭がおかしくなりそうになる。(なのでこのモードに限りヘッドホンで遊んでた人は必ず音を消すかヘッドホンを外しましょう)
なので音を消して作業…となんだかつまらない仕事をしてるような感が強く感じ、正直デスモードは全てクリアできないかも…と思った。
もう一つ最大の駄目な所が、(サウンドを消してる状態で遊んでるから解らないのか)変なタイミングで一瞬動きが止まってしまう(プチロード的な感じ)。
音の読み込みなのか、何か別のものを読み込んでるのか、この仕様は音ゲーとしてもアクションゲーとしても駄目すぎると思う。
その為快適さと満足感を0点にしました。
COMMENT
とりあえずトロフィーがプラチナ1・ゴールド1以外はすべてシルバーというトロフィーポイントは高めなゲームなので、作業でもいいからトロフィーが!な人はいいかもしれない。
ただしデスモードは本当に作業以外何物でもないのでその苦行に耐えられる人だけオススメします。
個人的にはトロフィーさえ取ってしまえば二度とやる価値のないゲームにしか思えませんでしたが、GOOD欄に書いたとおり、このゲームに嵌ったプレイヤーが超絶なステージを作ってくれる可能性もあるので、ゲーム紹介系ブログなどでそういう記事が出てから買っても遅くないと思います。
きっと、数カ月後に「好評に限り値引きキャンペーン!」とかPS+でちょい値下げとかやるでしょうから。
GOOD!
BGMの源となるノードを取りながら進むアクションゲーム。
なんといってもシステムの根幹にある「BGM」が良く、ノードを取るにつれ完成されていくBGMがどれもいい。また、3場面先まで流されるというシステムが、ちょうどいい感じで音の切り替わりとグラデーションを生み出している。
グラフィックはベタ塗り2Dとはいえ温かみを感じるデザイン。ステージによって風合いも変わり、レトロゲーム風や箱人間風などレコード(エリア)によって違った一面を見せてくれる。
ロードはやや短めで○。
BAD/REQUEST
一旦ステージをクリアしてしまうとその他のやり込み要素が「デスモード」と「クリエイト及びビートスクール」に集約されてしまい、その少なさが集中力を削ぐたちとなった。
デスモードに関してはクリアできないレベルではないがかなり釘を閉めた難易度。前者のレビュー通り短いスパンで音を繰り返し聞かされるとぐったりすることが後半のチャレンジでは多々あった。
クリエイトに関しては作成がしにくく、ステージ構成及び音の構成をダブルで考えないといけない姿勢が非常に大変。同じクリエイト系ゲームのリトルビッグプラネットと比較するとその点がクリエイト難易度を引き上げてしまっている。
また、ビートスクールに関してもとにかくリスニングテストの如く音を聞いて配置していくだけなのが作業感を出してしまった。
COMMENT
PS+のセールで購入。思えば前者のレビュー通りにセールをやったわけで。
序盤のステージに挑戦したときは「お、これは神ゲーかな?」と思いましたが、一旦ゲームをクリアしてからは一気にダレてしまったのが非常にもったいない。
こういったゲームは続編が出なさそうですが、もし続編が出るのであればもっと最後まで楽しみを維持できるゲームにしてもらいたいです。