【PS4】ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2016-05-27 |
価格 | 8424円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションRPG ■ プレイ人数:1人(オンライン:1~4人) |
- 総合ポイント
- 62
- (難易度)
- 2.62
- レビュー数
- 13
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
74pt
GOOD!
ドラクエらしさはしっかりでている。モンスター、BGM、技等
前作より、キャラ増加(リストラキャラもあるが特定の場所でアップデートにより使用可能)
ただし続投キャラよりは特技が少なめ。
続投キャラは技がわりと豊富、付け替えでの戦法変えが楽しい。これは本当に良い。死に技だとおもってたのが思わぬ所で活躍することがある。
足が速くなった。
オンラインの追加
大型の敵が増えた、バルザック等
通常フィールドが追加されたことにより冒険感がアップ。メタル系は基本フィールドでしかでてこない。
魔法キャラが割りと使える。
BAD/REQUEST
オンラインのマッチングの不備
オンラインのフレンドのマッチングの使用がひどかった。二人しかいなかったら二人でミッション突入なので、難易度が跳ね上がりました。まぁ、今の時代LINEでもSkypeでも駆使すれば野良部屋作成でのフレンドとマッチングもなんとでもなる。この辺はユーザーの友達と遊びたい感の高さによるもの、自分らはLINEで野良マッチングしてましたよ。努力すればどうとでもなる。ま、鍵部屋を後で解除できる使用にしとけば何の問題もなかったのでしょうけど。
主人公が強すぎる。転職によるバランスの悪さと専門キャラ殺し
そのままの意味です。オンラインにいけば高い確率で(最近は育て上がりきったのか、それでも多いが)テレシア、テレシア、テレシア、、ジョインジョインテレシァ。自分はこれに嫌気がさして初日以来主人公をオンラインにもっていったことがありません。ちなみにラゼルもかなり多いです。1キャラに強さが纏まるのは自分は特に嫌いで転職、クラスチェンジ、ジョブチェンジ等で1キャラしか使われなくなる近代のゲームに疑問を投げかけたい所ですが、この作品も例によって同様の事が。特に格闘武器を使うと、専門のアリーナよりも安定しつつ強技持ち。オンラインでアリーナは1回しかみたことがありません。弓はククールが強化されたことにより主人公弓と同等の強さ持ちでしょうが、アリーナ、クリフト、追加キャラのビアンカ、フローラは本当に立場がない。これで主人公の特技を全部付け替えれたらという意見もあるのだからゾッっとする、バランス崩壊確定なのだから。せめて双剣、長杖等主人公専用武器が最強ならまだ許せる。
アクセサリーの付けはずしがオンラインでは面倒
装備で自分のキャラリストがだせないので、誰が持ってるかを確認か覚えておいて>キャラ変更>外す>使うキャラに変更>装備。
これがわりと面倒、沢山つくっとけということだろうが、強化が大変なのだから早々作れるものではない。
素材アイテムのドロップの低さ
これは最初のVerが出にくかっただけなので記載だけです。「減点対象外」
オンラインで遊んでたらアクセサリーも素材もわりと沢山手に入る、同様に当然使えば他キャラの熟練度もガンガンあがる。
COMMENT
総合的にみて良作、一緒に遊べる人がいるともっと楽しいでしょう。特に後半の武器掘り、神秘のカード掘りをし始めれば友達がいるほうが楽しいかと。
ストーリーはまぁ普通というかドラクエという感じだけど、そもそもドラクエに濃い話なんて期待してません。
しかしまぁ、オンラインの主人公多さがシャレにならん所です。というわけで今作で1番嫌いなキャラはテレシアです。
逆にかぶり難いキャラは好んで使いました。
見た目で損をしてるが安定強キャラのハッサン
使い方が難しいが滞空を上手く使えば完封できるマーニャ
ミネアが使えるようになって出番が減ったけど、アタッカー型の回復キャラのゼシカ。この辺は比較的かぶりも無くありがたかったです。
次回作はもし主人公二人にするなら、剣士系と相方は魔法系で作ったらどうです??マジで。開幕から同じカード配られても正直困るし、もしくは合流が後半とかにするとか。
難易度は、エスターク強と竜王強以外はさほどでもない感じ、ストーリークリアまでは万人ゲー。スーパーアーマーのモンスターばかりですが普通に勝てます。
竜王は回避方法がFF14っぽくて久々にあの作品を思い出しました。
あとは増殖バグは速く直しなさい。これでレベル上げてきた人がオンラインでゾンビになってる事が多々あります。
レベルの上げやすいバグは喜ばれるけど技術までは上がらないのでそういう意味でもゲームが短命になりがち。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
62pt
GOOD!
主人公は職業を切り替えることで、戦士だったり魔法使いになれるのがいい。
アクションには大きなストレスもなく、最後まで楽しむことができた。
モンスターに変身して戦えるのもGOOD。
BAD/REQUEST
やや面白みに欠けるストーリー。
私はアクションを楽しめたので、それほど大きなマイナスではないものの、もう一工夫欲しかった。
仲間はほとんど頼りにならない。
頼りになりすぎるのもダメだと思うけど、棒立ちが目立つ。
主人公の声優が下手。特に男の方。
主人公はセリフも多いんだから、まともな声優を使ってほしい。
COMMENT
前作は未プレイです。
不満点もあるけれど、総合的には買って正解だったと思います。
アクション部分がよかったため、続編にも期待します。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt | 3pt |
61pt
GOOD!
ストーリー、迷宮を一通りプレイしてのレビューです。
・グラフィック
前作DQH1のグラフィックを洗礼したような感じで、細部までより綺麗になっています。
基本60FPSで滑らかに動き、場面場面で落ちることはありますが、ガクッと下がることもなく評価できるポイント。
処理落ちで快適性が落ちるということはありません。
普段見ることのない部分まで作りこんである(暗黒空間ではない)のも良いです。
また前作と同じくモンスターグラフィックがとても綺麗で、ドラクエっぽさをよく出せてます。
ファンなら敵の挙動だけ見ても面白いですね。
・音楽
当たり前ですが各ドラクエのナンバリングの曲を使用しているため、良いものとなっています。
前作と比較すると曲数が増えており、往年のファンなら気分が高揚します。
・難易度
簡単すぎでもない、かといって激難というわけでもない丁度いい難易度でありました。
BAD/REQUEST
・不親切
全体的にインターフェースが古く、操作に手間がかかる感覚がありました。
以下例として2つ程挙げると
①クエストの受注後、確認する手順が分かりにくい
クエストの達成条件を確認することが多々あるのですが、これが無駄に分かりにくい、というか操作の手間がかかる仕様。
「メニューを開く→さくせん→クエスト内容確認」と押していく必要があるのですが、それならメニューにクエストという項目を入れたほうが
断然良かった。
人による部分もありますが、多用する操作なので、快適性がないと感じます。
②武器、防具、アクセサリーの売却・強化での操作
纏めて売ることができません。また、預かり所に相当する施設がありません。
特にアクセサリーの場合は敵からのドロップでとてつもない数がたまり、装備時に邪魔に感じることが多々あります。
全部売るのも時間がかかりますし、強化のために分解が必要なのでおいそれ売れない状況です。
他にも「無駄に操作に手間がかかるな」と感じる部分が多々ある状況で、全体的に窮屈で不親切だと感じます。
・カメラ
操作時、自キャラの背後にカメラがありますが、それが近い。近すぎる。
フィールドの状況がわかりにくすぎて、咄嗟の対応が遅れたりします。
・ストーリー
まぁ…なんというか正視できないくらい酷いものでした。
一番のポイントとしては、何故各作品のキャラがDQH2の世界に放り込まれたかが全く説明されないこと。
前作では終盤にちゃんとキャラの口から説明されましたが、今作はそれが一切無い。
(前作やっていればなんとなーく察しが付きますが、それにしても説明がなさすぎる。)
結果、前作以上に各作品のキャラが蚊帳の外という感じでした。
・タワーディフェンス要素の減少
人によりますが、前作のタワーディフェンス感が殆どなくなってしまったのが残念と感じました。
従来の無双ゲーとは違う魅力を引き出せていたのに、今作ではそれがなくなり、「出来の良い無双ゲー」に纏まってしまったのが
なんとも勿体無いと感じます。
COMMENT
総評としては「出来の良い無双ゲー」というところです。
ドラクエファンが買えば楽しめると思います。
前作のタワーディフェンス感に嫌気が差した方も、恐らく今回なら楽しめるのではないかと。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-07-31
ドラクエということで購入して見ました。
もの凄く面白いです!
ドラクエに出てきたあのモンスターもこのモンスターもこんなに生き生きとしているなんて!
ストーリーも重く無く、軽い感じでプレイできるので子供にも良いですね。
GOOD!
まず始めに
・前作は未プレイですので、前作との比較はしていません
・プラチナトロフィー取得済み。なのでやや踏み込んだ意見もあるかと思います
以上を踏まえてのレビューになることをご理解ください
・BGM、歴代のキャラクター、モンスター等
まず(当然ながら)一番気に入った点
強く強く「あぁ、ドラクエだ!」と感じさせる部分
そしてストーリー中の小ネタも良かった
(テリーが子供の頃モンスターと旅をしたことを懐かしく振り返る、など)
・ワラワラ湧いた敵を一斉に薙ぎ倒す爽快感
呪文や必殺技で広範囲の敵を一掃したときは本当に気持ちが良い
・その他
・モンスターの質感
スライム系のモンスター(メタル含む)はちょっとだけ感動しました
・快適さ
ロード時間も短く、処理落ちも無く終始快適なプレイが可能
BAD/REQUEST
・ストーリー
このテのゲームはストーリーは重視されない場合が多いでしょう
私もこのゲームにストーリーを求めていません
が、それでも酷いと言わざるを得ないレベルの酷さ
例:相手が人間の場合「話が通じない!ぶっ飛ばそう!」
相手がモンスターの場合「モンスターだ!ぶっ倒そう!」終始このパターン
この世界でのモンスターの扱いも謎で
モンスターが収める国があったり友好的なモンスターがいたり
兵士として戦いに使われるモンスターがいたり意味もなく討伐されるモンスターがいたり
その辺りの不透明さは良くも悪くも「ドラクエ」らしい
他には、一応大きな戦いがテーマで人が死んだりもするんですが
特に悔やむこともなくその日のうちにパーティーを開いたりする
別に自粛しろとか言ってるのではなく、もうちょっと悔やむ描写くらいあってもいいのでは
その割にやたら「予言」にこだわる
中盤以降は「予言がー」「予言がー」の繰り返しでさすがにちょっと辟易しました
・視界
自キャラの手前のエフェクトも透過されずに見えるので
激しいエフェクトの技や呪文が重なると何も見えなくなります
・味方のAI
棒立ちがやたらと目立つ
きっちり動けば上記の「視界の悪さ」に拍車がかかるのを制作側が認識した上で
そうならないようにあえて棒立ちにさせてるのかと疑ってしまうレベル
味方は操作キャラ入れ替えで補助呪文や回復呪文を使わせる控えと割りきってしまったほうがいいかも
・ボスモンスターの耐久力、攻撃力
・一部の敵モンスターの挙動
敵の攻撃のなかで脅威なのが「連続攻撃系」の攻撃
1発めを食らうと2発め、3発めもそのまま食らって死亡なのがザラ
ガードしてもガードの上から削られて死亡
回避してもホーミングしてきて巻き込まれて死亡 など
・俳優さんの演技
プレイしているうちに慣れるかなと思ってたんですがなかなか慣れない
会話シーンはまだいいんですが技名や呪文を叫ぶシーンはさすがに…
・登場キャラクター
そこまで不満と言うわけでなく、疑問に近いのですが
ここまでキャラクターを出したならいっそ(主人公は喋らないから仕方ないとしても)
歴代のキャラクターは全員だしても良かったのでは…?
役割がかぶるキャラや不人気キャラを出したくないのは分かりますが
ここまでくれば「なんであのキャラいないの?」となってしまうのも仕方ないかと
COMMENT
悪い点を長々と書いてしまいましたが結果的にプラチナトロフィー取得まで
ここまで一気にハマり込んでプレイしたゲームは初めてかも知れません
が、
あくまでこれが「ドラクエ」の皮をかぶっていたからであって
純粋にアクションゲームとして見た場合、お世辞にもバランスが良いとは言えません
よく「ドラクエ無双」と比喩される今シリーズですが
本作は「無双シリーズ」と「討鬼伝シリーズ」の中間に近いかなと感じました
無双ほど考えなしに武器を振り回してればいい、と言うわけではなく
ボス戦などはきっちり敵の攻撃を回避して、効率よく特技や呪文を当てていかないとなかなか倒せません
「敵がちゃんと動く無双シリーズ」あるいは「敵がワラワラ湧く討鬼伝シリーズ」と言えば分かりやすいでしょうか
しかしその反面、コーエーと言うかωフォースと言うか、その悪い点もそっくりそのままです
例えば他社のアクションゲームだと
「キャラクターのモーションに合わせて、モンスターのモーションはこうしよう」と言った感じの
敵の動きに合わせた避け方や、こちらが攻撃する隙がしっかりあったりします
しかしωフォースだと
「キャラクターのモーションを作った、モンスターのモーションも作った、あとはプレイヤー側でなんとかしてください」
と言った感じで、避け方や攻め方までは想定されてないような理不尽が見受けられたりします
他には、敵はそうそう怯まないがプレイヤー側はちょっと小突かれたら怯む点
中型以上の敵は普通に攻撃しただけではまず怯まないので一部の技を使って強引に動きを止めるか、おとなしく距離を取るか避けるかになる
そしてプレイヤー側はすぐ怯むのでワラワラ湧いてる雑魚に小突かれて身動きが取れなくなったところに
ボスの大技がドーン!なんてことも少なくないし
雑魚の群れを薙ぎ倒そうと思っても小突かれて怯んで攻撃が中断されて何も出来ない!なんてことも目立つ
殴っても殴ってもビクともせず、何事も無かったかのように攻撃を繰り出してくる敵とは戦ってて純粋に楽しくない など
これらは討鬼伝などでも似たような意見や不満が続出していましたが一向に改善や成長は見られません
結論として
ドラクエが好きなら文句なく楽しめる、しかしωフォースのゲームが合わない人はそのぶん減点
と言えるのではないでしょうか
ωフォースがもっとしっかりアクション部分を作りこんでくれたら…と思わずにはいられない勿体無い作品