【PS4】討鬼伝 極 レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2015-04-23 |
価格 | 7344円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 73
- (難易度)
- 2.60
- レビュー数
- 5
スコアチャート
Amazonレビュー
レビュー者: take
レビュー日: 2017-03-02
レビュー日: 2017-03-02
討鬼伝2を先にやってたのでやや、ストーリィー性には欠けますが戦いなどは遜色なく遊べます。
GOOD!
討鬼伝は無印版プレイ済み。vita版の方にレビューも投稿しているので追加や修正点メインのレビューとなります。
主な追加要素としてはシナリオの追加、新武器3種、新戦闘スタイル2種、ミタマの追加、新たな鬼の追加、さらなる高難度任務極級の追加と各種調整に機能追加といったとこでしょうか。
○追加シナリオ
前作と同程度のボリュームがあり、追加キャラもいい味を出しています。既存のキャラも空気にならずちゃんと活躍してるし良い出来だったと思います。
○仲間NPCのAI改善
NPCに任せっぱなしでもちゃんと部位破壊、鬼祓い、仲間の救援など行ってくれますし、鬼の攻撃の回避がプレイヤーより上手いので戦闘不能にもなり難いです。全体号令が追加されたことで行動も管理しやすくなっています。
○鬼千切・極
協力行動で貯まるゲージがMAXになることで放てる鬼千切。仲間と連携することで複数の部位を同時に破壊できるので爽快感はある。従来の鬼千切と別のゲージを使うので2連発で一気に畳みかけることも可能。
○別動隊
プレイヤーが任務に出ている間に同行しないNPCに別動隊として任務に派遣することが出来るようになり、素材集めがやりやすくなりました。ただし派遣できるのはオフライン専用任務のみでプレイヤーが選択した任務より下位の任務に限定されるので極級に派遣することはできません。あくまで新規のプレイヤーに向けた素材集めの補助的な機能です。
○禊場
前作では誰と禊をするか完全にランダムでしたが、今作では好感度が最大になった相手を自由に誘えるようになりました。ただし得られるスキルの候補が増えて狙って特定のスキルを得ることが難しくなったため使い勝手が良くなったかは微妙。
BAD/REQUEST
●グラフィックス
前作は携帯機としては良かったがPS4のゲームとして考えたら平凡。
○弓の大幅弱体化(糞調整)
弓は決して強武器ではないです。ただ他が選択の余地が無いほどゴミだっただけ。にも拘らず近接武器をほとんど強化せずに弓を同水準まで引き下げるという糞調整。性能を引き下げるだけに留まらず遠距離武器使用中は被ダメが倍になるという狂気の仕様を追加。前作では体感的に狙われやすくなっている程度だったのが、今作では明確に遠距離武器のプレイヤーを優先して狙って来るようになっているなどなど。本作のプロデューサーが公式のイベントで「遠距離武器は卑怯だから不遇にしました」みたいな発言をしたとかいうのを調べものしてる時に見たんですが、ここまでやられるとはっきり言って正気を疑いますね。
○極級
前作までも十分イカれた性能だった鬼がさらに凶悪なものになっています。既存の攻撃の強化、新たな攻撃の追加、移動速度アップ、攻撃頻度爆上げなど、しかもそれを2体同時に相手にしろとかふざけた任務まであります。仲間のAIが改善されてなければソロでのクリアは不可能だったと思います。公式がマルチでハメ技使うの推奨なんてコメントした時期もあったのだとか...正気とは思えん。
○追加任務全般
今作ではオフ用任務、マルチ用任務合わせて200以上の任務が追加されていますがそのうちの7割前後が複数討伐任務になっています。中には2体同時討伐を2回連続でやれなんて糞みたいな任務もあり、プレイヤーに対する嫌がらせとしか思えないですね。
○属性武器(糞調整)
複数討伐任務が多くて使い所が無い。単体討伐任務で使っても高会心武器と比べてぱっとしないので調べてみたところ前作と今作で属性攻撃の効果を検証したサイトがありました。前作では弱点を突いたとき属性攻撃力が2倍になるのに対し、今作では1.5倍に引き下げられてるらしいです。また下方修正かよ、いい加減にしろ。
○素材ドロップ率(糞調整)
極級の素材がとにかく出辛いです。複数の鬼で共通の素材がいくつもあるのですが、それが破壊した部位からのドロップ、角などの装飾破壊報酬、全部位破壊報酬、倒した後の本体ドロップなどすべてにしゃしゃり出てきます。それに加えて下位の素材も出てくるので目当ての極級素材が中々出ません。しかも武器防具を作るのにそれを5~6個とか当たり前に使わせる。
○天狐(改悪)
着せ替えや声の変更はともかくとしてご機嫌という要素はいりませんでした。前作ではプレイヤーのためにせっせと働いてくれたのに今作ではわざわざご機嫌取りしないと碌に働いてくれません。
○神木(改悪)
前作では鬼の素材が結構貰えたのですが今作では9割がた神木固有素材です。用途もほとんどないため神木にハクを供えるだけハクの無駄です。
○コガネムジナ
今作で追加された鬼ですが何と任意で闘うための任務が存在しません。戦うにはオフ任務をクリアしたときに発生する緊急任務に低確率で出てくるのを待つか、無限討伐任務か特殊調査任務に低確率で登場するのを待つかしかありません。
COMMENT
◆トロフィー関連◆
プラチナ取得に要した時間はおよそ180時間ほど。最低でも1回はマルチプレイをする必要あり。武器1種全コンプ、ミタマコンプ、任務全達成にとにかく時間が掛かる。中でも武器コンプにはBADで述べたコガネムジナの素材を使った武器も含まれるのでかなりの作業になるはず。単独&防具無し状態で極級のトコヨノオウを倒すといったトロフィーは空蝉特化構成がオススメ。
◆総評・感想など◆
PS+のフリープレイで入手。
参考までに自分のプレイスタイルですが、メイン武器は前作に引き続き弓を使用。サブとして金砕棒を用意し相手によって使い分けるようにしてました。トロフィーのために一度だけマルチプレイをしましたがそれ以外は完全ソロプレイです。
トロフィーリストを見るとこのゲームのシナリオ最終章である12章をクリアした人はおよそ25%ほど、しかしオフ用任務唯一の極級である13章をクリアした人となると7%ほどまで下がります。ちなみに極級はマルチ用任務で13~17まであり、13章は一番簡単なレベルです。タイトルに極と付くくらいなので極級が追加要素の目玉なのは間違いないはずです。しかし9割以上の人がそれをほとんど触れることなくやめてしまっているというのはこのゲームの破綻っぷりを暗に示しているのではないでしょうか。
正直こんなに評価が高いのが信じられないです。個人的にはクソゲーに片足突っ込んだ駄作がいいとこ。プレイヤーにストレスを強いる下方修正ばっかの完全版とか笑わせてくれる。
あくまでソロプレイメインでの感想です。マルチプレイありきの感想ではないので参考程度に。