【PS3】聖闘士星矢戦記 レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-11-23 |
価格 | 7330円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:シネマティック乱戦アクション ■ プレイ人数:1〜2人 ■ 黄金戦記BOX:12,580円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt |
85pt
GOOD!
原作の再現度・・・ストーリーモードは、各宮を原作通りのキャラで進めていくことになる。また、ロード画面の曲やナレーションがアニメ通りで、非常に懐かしいです。
アクション・・・スピード感、セブンセンシズのアクションが気持ちいい。キャラ成長に併せて強くなることが実感できるので、非常に爽快感があります。
協力プレイ・・・2Pキャラとの当たり判定の有無、ダメージの有無の設定が出来るのは、個人的には非常にポイント高い。これがあるだけで、協力プレイに遊びの幅(ステージそっちのけの三つ巴バトル等)が増える。かなりポイント高いです。
BAD/REQUEST
グラフィック・・・黄金はいいとして、青銅のメタリック感とポリキャラの出来がいまいち。バンダイなんで、ドラゴンボール並みにもう少し頑張って欲しかった。正直PS2並みと言われても仕方ないです。
ムービー・・・アニメで出せなかったのでしょうか?YOUTUBEでパチンコの星矢を見たのですが、新規で書き下ろされたアニメーションムービーは、ちょっと感動しました。バンダイ!頑張って!!パチンコに後れをとらないで(笑)せっかくペガサス幻想使うんなら、OPムービーもオリジナルのまんま再現して欲しかった。
カメラ・・・致命的に見づらいというわけではないけど、3Dアクションでカメラ固定というのは、ちょっと。
COMMENT
100%懐古の気持ちで購入しましたが、どうしてどうして、アクション面がなかなかしっかりしているので、とても面白いです。難易度に幅もあり、成長要素も高いので、やりこみ度は非常に高いです。懐古でストーリーをなぞるだけで満足のプレイヤーにはvery Easyもありますし、グラフィックや声優(個人的にはあまり違和感無かったです)に嫌悪感無ければ、星矢世代には是非プレイして欲しいですね。当方ファミコン版の初代以外で初めて星矢のゲームをやりましたが、面白いです。子どものころやりたかったなぁ(笑)
Amazonレビュー
レビュー日: 2012-03-23
大量の雑兵を倒す爽快感と、黄金聖闘士との緊張感ある一騎打ちがうまく表現されています。
ただ、キャラクター成長やアイテムセットのシステムがあるのですが、遊べるモードが少なく、ステージ毎の変化が少ないため、
自然とやることが限られ、飽きが早いです。
やることが限られると、どうしても効率のいいステージ、効率のいいキャラクターを選んでしまい、
結果そのキャラクターでやりこみが終わると他のキャラクターを使う意義が薄れ、そこからのモチベーションが保てません。
繰り返し感が強いゲーム性なので、何かしらそれに耐えうる要素があれば尚良いゲームになったと感じました。
しかし聖闘士星矢のゲームに興味がある方は十分楽しめる内容に感じますので、ぜひ遊んでみてはいかがでしょうか?
GOOD!
【操作性&システム】
・キャラの操作性は快適。ビッグバンアタックが決まった時のカットインなど爽快感は抜群
・セブンセンシズでスローモーションをかけて敵を叩くという発想が良い
・ザコ敵を無双するパートは広範囲必殺技と強攻撃の性能が大事で、ボス戦のタイマンパートはセブンセンシズと攻撃範囲とブーストダッシュの使い方がキモになるため、(ある程度は)単調になりにくい工夫が凝らされている
・カミュやサガなど火力が弱かったり技の出が遅い弱性能キャラもいるが、CPでパラメータを上げたりスキルを付与することで難しいミッションもクリアできるようになっている
【演出&ビジュアル】
・通常攻撃や必殺技のモーションは、キャラごとにきちんと個性が反映されている。
必殺技以外の通常攻撃でもアニメと同じ動作のがあったりして、そのキャラのファンなら動かしているだけでも楽しめる。
・「自分が聖闘士になって敵を蹴散らしながら12宮を駆け抜ける」という原作ファンのニーズに応えられている
・背景やクロスのグラフィック、エフェクトなどは十分及第点
各宮のイメージ再現性が良く、特に夕暮れの磨羯宮、冷たい水を湛えた宝瓶宮、薔薇が敷き詰められた教皇の間への道はとても美しかった
【全体構成&その他】
・アイオロスルートの存在。個人的にこの追体験ができるだけでも買う価値があった。
・初プレイでムウがチュートリアル→アルデバランでセブンセンシズ実践→ジェミニで応用、という原作の流れがこのゲームに合っている。
イージーでやれば黄金戦もちょうどいい強さで没入度が高い
・カシオスや暗黒聖闘士、ミスティなど主役級以外のキャラも丁寧に扱っている
・青銅の声優がOVAより少し上手くなっていた
BAD/REQUEST
【操作性&システム】
・視点変更ができない。
雑兵が画面外に残ってると探すだけで時間がかかるし、画面外からの攻撃は防ぎようがない。
背景グラフィックの都合でカメラ回されると困るという理由なら、せめて敵の居場所のミニマップやカメラを引きにさせるぐらいして欲しかった
・スカーレットニードルなど一部の技の回避タイミングがわかりづらく、そのままハメ技に持っていかれて死ぬことが多い
・アイオリアの通常攻撃、アフロディーテのブラッディローズ、一輝の鳳翼天翔など特定の技が異様に高性能で、ミッション攻略やタイムアタックで有利なキャラに偏りがある
・ミッションモードやパラメーター管理などの画面遷移構成がまだるっこしい。
【演出&ビジュアル】
・キャラの顔グラがアニメの再現性を優先しすぎてるせいか、ポリゴンモデルに合ってない。みんな横につぶれて童顔になっている
・会話パターンが少ない。ボイスなしのテキストレベルでいいからもっとキャラ同士の会話とか増やして欲しかった
【全体構成&その他】
・全体的にボリューム不足。
ストーリーモードをクリアするとキャラ育成とミッションモードしか遊べるものがなくなるし、スコア更新やクリアに対するご褒美が全くない。
そのミッションモードはどのコースを選んでも敵の配置と攻撃力・防御力しか変化がない。黄金ボスラッシュコースや慟哭3人コースなど魅力的なルートがあるのに、挑むキャラによる独自会話などストーリー要素が全くないので、一通りクリアするとすぐ飽きる
・どの局面でもセブンセンシズ+必殺技連発を連発するだけの方が強く、リアルセブンセンシズ+コンボを使うことによる優遇処置がないため、ミッションモードが単調作業になりがち
COMMENT
原作のファンなのでPS3ごと買いました。
ボリューム不足だし欠点も多いですが、黄金12宮編に思い入れがあるファンとしては買ってよかったと思える出来です。
自分の星座の聖闘士やお気に入りのキャラを自由に動かして聖域を駆け巡りたい、という動機であれば十分に満足できる内容だと思います。
このシステムとゲーム構成を踏襲して冥界編、アスガルド&ポセイドン編も是非出して欲しいです。