オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 4pt |
81pt
GOOD!
修羅場ホラー的な物語はゲームとしては珍しいと思います。
悪夢をパズルアクションで表現しているところも独創的かつ上手くできていると感じました。
グラフィックはキレイで通常のイベントシーンもアニメをみているような感覚で見れます。サウンド面では音楽も場面の雰囲気に合っています。また、声優さんの演技もばっちりです。
物語はプレイヤーの性別やその人の年齢、恋愛感などでも感じ方は違うと思いますが、私は非常に楽しめました。主人公と同じような恋愛がらみのテンパリ気分を味わったことがあれば、さらにどっぷりと感情移入して胃が痛くなるような展開とちょっと間抜けで笑える展開を楽しめるかと思います。
アクションパートはブロックを階段状になるように動かし、ゴールを目指して登ることが基本となります。そこに時間とともに崩れ落ちていく足場、プレイヤーを追いかけてくる巨大な化け物、特殊効果のあるブロック、プレイヤーの邪魔をする敵キャラクターが加わる為、素早い判断と操作が必要になります。そういった意味では、ストーリーモードは単なるパズルではなく、パズルアクションとでも言ったらいいのかなという感じです。
そして、これがとても面白かったです。
こういった種類のパズル系ゲームに熱中したのはファミコンで初めてロードランナーをプレイした時以来だと思います。
単純なゲームではあるのですが、比較的時間をかけて考させられるパズルとしての難易度が高いステージやパズルとしての難易度は低いが化け物からの攻撃が激しく反射的に素早く操作して逃げていかなければならないステージなど、そのステージによって趣向が違います。
難易度としては普段パズルゲームをプレイしない私の場合、イージーモードでもクリアまでに数十回死にました。最後の方のステージでは1ステージで10〜30回程度死ぬステージもありました。
ちなみにイージーモードでは「一手戻る」の機能が使えるので、間違えたブロックの動かし方をしたためにもう進めないという状況はかなり回避できます。それでもこれだけ死ねるのだから難易度は高めと言えると思います。
ボリュームとしてはプレイ中は早くエンディングを見たいと思った反面、終わってしまうともう少し楽しみたかったという感じもする程度でした。私の場合クリアまでに16〜17時間程度かかりました。よく言えば腹八分目でもう少し食べたいくらいで終わりにするのがちょうど良いといった感じでしょうか。
ただ、バベルモードなどにどの程度のめり込めるか、全てのエンディングを見るまで何週もするかで感じ方は変わるかもしれません。
私の場合、良いのか悪いのか感情移入できたがゆえ、1週目で自分の理想と思えるエンディングを迎えてしまったため、逆に悪いエンディングになるようなプレイをしたくない・見たくないという感覚になってしまいました。そのため2週目に突入するのを躊躇しています。
BAD/REQUEST
難易度が高いです。それ自体が悪いとは思いませんし、私は死にまくりのイージーモードを楽しめましたが、世間が抱くイージーモードの難易度イメージとはズレがあると思います。あれをイージーとするなら、ベリーイージーやベリーベリーイージーぐらいあっても良い感じです。
プレイヤーがブロックの裏側に回ったときに位置を確認し難いです。また、そのときの操作性が悪いです。
ストーリーモード以外のモードをオンラインマルチプレイ対応にして欲しかったです。
残念ながら私の場合、オフラインでマルチプレイできる機会は少ないです。
オンラインマルチに対応しているかどうかで、ストーリーモードクリア後の楽しめる時間が大きく変わると思います。
お腹いっぱい楽しみたいという人にはややボリュームが少ないと感じるかもしれません。
COMMENT
全体として良作と感じました。かなり集中して一気にプレイしてしまいました。
慣れてきて素早く登っていけるようになると更に楽しいです。
あとはオンラインマルチに対応してくれさえすればお腹いっぱい遊べると思います。
そこが惜しいです。
比較的短時間で一つの作品を最後まで楽しみたいという人には向いていると思います。
ただ、面白いと感じるかどうかは最終的には個人の嗜好によると思いますので、購入を検討している方は体験版のプレイとPVの視聴をお勧めします。
50インチフルHDTV使用、フロント5.1chスピーカー使用
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 5pt |
64pt
GOOD!
オリジナリティー5pt
恋愛要素とホラー要素を備えたパズルゲームというのは、今までになかったと思います。
特に心理的な恐怖に重点が置かれており、シナリオ方面とパズル方面で違ったタイプの恐怖を体感できます。
ストーリーはテンポが良く、主人公が常に息の詰まるような修羅場に追い込まれている状態なので退屈する暇がありません。不意に訪れる数々のハプニングで生じる主人公の動揺が、ストーリーを楽しませてくれる最大のポイントと言っても過言ではないでしょう。
グラフィックス、サウンド4pt
どちらも「キャサリン」の世界観を良く引き立てていると思います。
個人的にタイトル画面と酒場の雰囲気とBGMが魅力的だと感じました。特にBGMがアダルトな感じで、つい聞き入ってしまいます。
BAD/REQUEST
熱中度、満足感3pt
この点は、人によって大きく印象が変わってくると思います。
まず、エンディングについてです。パッケージには、「試される価値観。数々のマルチエンド」
とあり、あたかもストーリー上の選択肢でシナリオの方向が大きく変わるように表現されていますが、変わるのは本当にエンディングの部分だけです。それに行き着くまでの過程は99%同じです。
どちらかに好意を偏らせてもエンディング以外の部分は使いまわしされます。その為、エンディングによっては、納得できない終わり方になることがあります。
エンディングの数に比例してある程度ストーリーも分岐すると思っている方は、そこには期待をしないほうがいいです。
そしてパズルゲーム。これ、かなり難易度高いです。よほど慣れていないとアッというまに残り残機が0になります。最初は最低難易度でプレイすることを勧めます。それでも結構つらいです。
考える時間はありません。5秒も悩んでいたら足場が崩れて死にます。死にまくってステージを覚えることになると思います。
このゲームに満足できるか熱中できるかは、パズルゲームにハマルことができるかどうかに限られてきます。反射でガンガン上れるようになれば快感ですが、そこまでやり込もうと思う人が一体どれぐらいいるでしょうか・・・。
ちなみに、ストーリー、パズルを含めた一回目のプレイ時間は12時間程度でした。
ようするにストーリー自体はものすごく短いということです。
ストーリーだけを純粋に楽しむ為だけとなると、正直物足りないと思います。
快適さ2pt
パズルステージに苦労して話がなかなか進まないというのはもちろんですが、個人的に一番気になったのはロード時間の長さです。特に長い時は10秒以上待たされることもあります。
COMMENT
個人的にはかなり楽しめた方だと思います。
パズルは確かに最初は死にまくりですが、苦労した分、ステージをクリアした時の喜びも大きいです。ストーリーも面白いので、続きを知りたいが故に踏ん張ることが出来ると思います。
難しいというだけで、つまらないということはないと思うので、プレイして損はしないと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
75pt
GOOD!
修羅場ゲーという斬新さとストーリーが気になって購入。
グラフィックはアニメーションパートもきれいだったが3D部分もかなり良い感じでした。
サウンドは個人的にはまぁ普通。雰囲気にはあってるが特に印象が残ったものはない。
正直パズル部分はあまり期待してなかったのだけど意外にはまって
初回プレイではストーリーも面白く先が気になりかなり熱中して一気に進めていった。
BAD/REQUEST
ストーリーは面白かったのだが一本道すぎた点が不満。
パラメーターを変動させてもココロの声が変わるだけで実際の行動には変化ないし。
EDもマルチEDだけど最後が違うだけで、しかも、恋人ED以外は唐突に心変わりしててちょっと違和感が。
カメラ操作全然ダメダメなのが減点すぎる。
背面がかなり見づらいので実際にやってみないと移動できるかどうかわからない場合が多い・・・。
COMMENT
24型フルHDTV HDMI接続
かなりの難易度でイージーでもクリアできないとか難しすぎると評判だったので
パズルゲーなんて全然やらないし得意というわけでもないので戦々恐々としてたのですが
実際にやってみると全然そんなことはなく、かなり拍子抜けした。
初回プレイのイージーで8時間程度で全ステージ普通にアイテム未使用でクリア。
現在全EDをみて、ノーマルで第6ステージまでゴールド習得。
ラプンツェルもバベルもまだやってないのでまだまだやり込めそうです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-08-19
(攻略の謎解きは「解いてやる!」と思ってました)
しかしこの謎解き、難しい上に制限時間があるので
次へ進めない! 物語の続きを見たいのに〜!!
(制限時間さえなければ……)
謎解きに何度挑戦しても序盤までしか進めず、ついに諦めました。
が、『キャサリン公式ビジュアル&シナリオコレクション』
という本があったので、物語はそちらで楽しむことにしました。
『キャサリン』、続編が出て良さそうな力強さを持った
ゲームだと感じましたが、肝心の物語が、謎解きの達人
しか見ることができないのが、とても残念でした。
よって可能性は秘めていたのにずっこけたという、
とても残念な意味を込めて☆3つにしました。
GOOD!
結婚、浮気といったどろどろした男女関係をメインテーマとするゲームはあまり見ないため、ストーリーは純粋に楽しめた。
やはり女神転生シリーズを作っている会社だけあって、リアリティの中にいろいろとありえないものが混ざっている。
そんな独特の世界観がアトラスらしく良い。
冴えない主人公が良く言えばじっくりと、悪く言えばだらだらと葛藤する序盤から中盤とは打って変わって、終盤の盛り上がりは特筆に値すると思う。
エンディング前に飽きることがないというのはシナリオ面で優れていると言える。
ストーリーを進める上で攻略する必要があるパズルが全部で9ステージほどあり、全体的に難易度は高め。
システム面での救済措置がそれほど充実しておらず、攻略法が一つに定まっていないため、プレイヤーの手腕が十二分に試される硬派なパズルである。
何度も死んでいくうちに解法が閃くなどして、絶望的状況を突破したときの達成感はかなりものだった。
ゲームに癒しや爽快感を求めるのではなく、貪欲にゲームクリアの達成感を味わいたいプレイヤーにはおすすめだ。
また、ミニゲームやスペシャルステージ「バベル」など、やりこみ要素も多い。
「バベル」はネットランキングにも対応しており、本編クリア後もそれなりに遊べる。
しかし本編で残念ながらパズルに対して嫌悪感を抱いてしまったプレイヤーにとって、このやりこみ要素は苦痛以外の何物でもないため、熟慮してからの購入をおすすめする。
BAD/REQUEST
やり直し・ゲームオーバーが終始ついてまわる作品であるにもかかわらず、ロード部分が多く、ゲームオーバーから再挑戦までの、一連の手続きが煩わしいことこの上ない。
イベントスキップ機能が、ゲームオーバー後に見ることになる会話イベント時に機能しないのが、個人的には非常に気になる。
システム面での快適さがないため、全体的にテンポが悪い。
パズルの難易度や複雑さ、そしてそれを攻略したときのプレイヤー側の達成感を追求するあまり、細かい所が煩雑で作りこまれていないという印象を受けた。
難易度が高いのは大いに結構だが、システム面での作りこみの浅さが、ゲームをクリアするために何度もリトライを繰り返すプレイヤーの視点に立って製作しているのか、疑わしいレベルである。
COMMENT
かなり腰を据えてプレイするタイプのゲームだった。
自分はステージを1つクリアするごとに、次のステージへの期待感と恐怖感でいっぱいだったが、そうではなく、ただ単に鬱陶しいと感じる人もいるかもしれない。
何度もリトライして、じっくり考えて少しずつ進んでいくという過程を楽しめる人には良作だが、ストーリー展開を手っ取り早く追いたいという人には向いていないかもしれない。