【PS3】肉弾 レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-11-18 |
価格 | 3980円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:格闘 ■ プレイ人数:1〜2人 ■ PlayStation Move:専用 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 5pt | 2pt | 4pt |
75pt
GOOD!
新感覚のゲーム。
自分のパンチがそのまま画面に反映されてかなり没入感があり続けたくなる。
消費カロリーがでて達成感がある。
まだプレイしていないがオンラインもある。
カスタムトラックがあっていい。
コーチがいい雰囲気だしている。
あたらしい格闘ゲームの形として5ポイントをつけた。
BAD/REQUEST
キャラパーツが少なすぎて思ったアバターが作れない。
スタミナゲージがいらないと思った。
なぜなら自分自身のスタミナと一致してないと思う。
自分は疲れてなくても中のキャラが疲れるとパンチが弱くなるのでそこは爽快感に欠けた。
いちいち戦闘前にMOVEの設定がはいるのがちょっとめんどい。
キャラの性能成長を戦闘時にもあればぐんぐん育つのにないのが残念。
トレーニングのみでしかあがらないみたい。
COMMENT
人を完全に選ぶと思います。
運動していない人がいきなり触るとくそゲー扱いされるかもしれません。
かなりの運動量ですぐ汗だくになるので風呂上がりは出来なさそうです。
ちょっとコツを覚えるまで思うように動かないので練習が必要です。
更なるブラッシュアップで次回作に期待です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 5pt |
71pt
GOOD!
オリジナリティー
私の勉強不足かも知れませんが。通信対戦の出来る体感型格闘ゲームをこれのほかに知りません。体感型格闘ゲームは通常の格闘ゲームと違い操作する時点で心拍数とテンションが上がり、一人称視点に近いカメラ位置だとコントローラーの高い認識精度で実際に相手を殴っている錯覚を覚えやすく汗を流す爽快感とあいまって格闘の楽しさを非常に引き立ててくれます。
また、通信機能を備える事によってNPC相手では得られない画面の向こうにいる相手への感情が生まれボイスチャットの有無にかかわらず独特のコミュニケーションが楽しめます。
グラフィックス
ソフトのガンマ補正機能で明るくする事も出来ますが、それでも全体的に暗く色彩も乏しく鮮やかさはありませんが、それがこのゲームの世界観にマッチしてよいと思われます。
サウンド
BGMはデフォルトの物も使えますがPS3に取り込んである音楽も使えます。SEもパンチの強弱で変わり、渾身の一撃が決まりいい音がするといい爽快感が味わえます。
熱中度
オリジナリティーの所でも書きましたが、体を使って操作する事で高い没入感を味わえ、体力の続く限りは熱中して遊べます。
BAD/REQUEST
快適さ
あまり快適ではありません。プレイ中にキャラが怪我を負った場合いちいち治療の為に中断しなければいけませんし。売りの一つである通信対戦も日や相性によって万全ではありません。
なにより、体感ゲーム特有の動作トレースの精度があまりにも高いので、コンピューターゲーム的な簡単操作で超必殺技のような爽快感は得られません。
渾身のストレートを撃てない人には、渾身のストレートが出せません。簡単に似たような物を出すダーティームーブという技はいくつかありますが、通常技はすべてマニュアル操作です。
マニュアル操作だからこジャブ一つでもガードのスキマを狙ったり、途中で止めてフェイントをかけたりという操作も可能になるのですが、通常のコンピューターゲームと違い戸惑いやすいかも知れません、
また、拳の位置情報は読み取りがいいですが、頭部の認識はプレイ環境の影響を受けやすく試行錯誤が必要になります。
COMMENT
家庭用体感ゲームが避けられる理由の一つである「疲れる」というネガティブイメージに媚びることなく、むしろ真正面から対抗する「激しく疲れるゲーム」として作られたこのゲームは万人ウケすることは無いと思いますが、一部ではオンライン上で交流する時間を決めて遊ぶ人達もおり、激しく汗を流したいという極一部の人達には非常にうれしいものかも知れません。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 2pt | 0pt | 0pt | 0pt | 2pt |
17pt
GOOD!
オリジナリティに関して、自分の身体で操作する格闘ゲームというのは初ジャンルなのでは。。
また、手の甲の向きや腕の位置に関しては性格に読み取ってくれるのはすごいです。
BAD/REQUEST
他の方が書いていない重要な悪い点を挙げます。
操作性が劣悪です。例えば、右利きの私は明らかに右のパンチの方が強いのにペチペチしたパンチしか出せません。また、慣れない左パンチだとバシっときまります。また、フックも相手に当てるためにはかなりロングフックを意識して行わないと当たりません。
他にも私は身長が180センチで照明に近くなりますがそうすると、まともに動きを読み取ることすらままなりません。
よって、ゲームをまともにプレイできなかったので熱中度、快適さ、満足度は0点です。下のレビュー項目にある文字通り、これまでに例がないくらいの劣悪さでした。
COMMENT
このゲームは人を選びます。厳密にはその人の住居環境を選びます。
これは購入者検討者に必ず伝えたいことですが、このゲームの立ってプレイするという特性上、テレビの位置が低い方、カメラを自分の目線に平行に置けない方はこのゲームを絶対に買わないほうがいいです。下からカメラを見上げさすように設置するとコントローラー以外の光をたくさん映すことになるのでまともに操作できません。
非常にゲームそのものは面白そうなのに残念で仕方ないです。上記に当てはまらない方にはオススメらしいです。もう一度、いいますが当てはまる方は絶対に買わないほうがいいです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-09-09
ゲームを起動して画面に映る自分を見ながらセットアップする最中は、
まるでアウトローな世界の住人になろうとしているようでワクワクする。
そして始まるチュートリアル。
実写で白熱の演技をする師匠にレクチャーを受けて、無防備に突っ立っている相手にガンをつける。
この時点でもう、自分はすでに地下世界のチャンプにでもなった気分だ。
制限時間内にこいつを倒せ!
言われるまでもなくやってやるぜ!と闘争心を燃やして、moveを両手に振りまくる。
しかし、自分の全力パンチはゲームの中ではひょろひょろとしか当たらず、果てにはスタミナが切れてタイムアップ。
何度やってもタイムアップ。
ふと姿見に写った自分を見ると、まるで駄々をこねる子供のようなアホっぽさでぶんぶんと腕を振り回している。
その姿を見ているとどうにも笑えてきて、俺は何をやっているんだろうと思う。
地下世界のチャンプどころかチュートリアルの敵すら倒せない。
それでも鏡に写っている自分を見ると、なぜだか気持ちよくなってくる。
このゲームで俺は、子供の心を取り戻したんだ、とすら思えてくる。
なんとかチュートリアルをクリアする頃には、常日頃の悩みがすごく小さなものに思えたので、
すごく満足してそのままゲームを終了した。
なかなかの良作。珍作。
GOOD!
運動とゲームを両立させたゲームです。
パンチ、エルボー、裏拳など攻撃バリエーションも多く、拳の裏表やパンチの軌道、上体の動きなど自分の動きに合わせてリアルに表現してくれます。
アッパーで言うと垂直軌道や斜め軌道(スマッシュっていうのかな?)など自分の動きによってしっかり軌道が変わりますし、フックもしっかり弧を描くような軌道からストレート気味なものまで忠実の表現してくれます。
特に有効なプレイではないと思いますが「明日のジョーのダブルクロス」のように左手で相手の右ストレートを払ってこちらの右ストレートを打ち込むなんて動作も出来るくらいです。
通常のコントローラーを使う格闘ゲームなどと違い難しい操作はあまり必要ありません。
コンビネーションでパンチを打ちたければその通り自分が動けばゲーム中に表現されます。
相手が前かがみになったらアッパーで跳ね上げてフックを喰らわせるなんてことも実に簡単にでき、手軽にボクサーになったような感覚を味わえます。
慣れてくると相手の動きに合わせてパンチを自然と自分自身が打ち分けられるようになってくるので、ゲームが上手くなったと言うか自分の体が良く動くようになった事を実感できます。
新しいジャンルのゲームなのでオリジナリティーは5点をつけました。
キャラクターのステータスを上げ強くするためにはトレーニングをしなくてはならないのですが、これが特にいい運動になります。
サンドバック、スピードボール、ミット打ち、耐久スパーリングなどがあります。
サンドバックやスピードボールは体力の続く限り本気でパンチを連打しまくることになり、体力的には超ハードです。サンドバックは短時間でかなりの消費カロリーになりますし、スピードボールは普段の生活では使わない二の腕のたるみ防止にもなりそうです。
ミット打ちは構えたミットに合わせて適切なパンチを素早く繰り出さなくてはならないので慣れるまでは非常に難しいですが、慣れてくるととても面白いです。
耐久スパーリングは有酸素運動としてカロリーを消費しやすくダイエットには最適です。私が40ラウンド以上、約20分続けた時は300kcal弱の消費となっていたのでかなり効率がいいと思います。また、耐久スパーリングは基本的な操作やコンビネーションでパンチを繰り出す練習にもいいです
グラフィックも体感ゲームでは優れているほうだと思います。
あとトレーナーのおっちゃんがいい味出してます。非常にリアルなグラフィックでいかつい顔したトレーナーのおっちゃんが掛け声とともにコントローラーを振り回し、技の出し方を教えてくれる姿はなかなかに面白いです。
BAD/REQUEST
ヘッドトラッキングというプレイヤーの頭の位置を認識する機能があるのですが、実用レベルでは認識してくれないようです。そのため、ヘッドトラッキングはオフにしてプレイしていました。ただし、コントローラーを前に構えている状態で体を振ればそのように動くので特に不便は感じなかったです。
トレーニングの「サンドバック」で、ポンターを狙ってフックを打つとしょぼいパンチになる。
パンチだけでなく特殊技(ダーティームーブ)も多いのですが、特殊技の操作でなかなか認識してくれないものがある。特殊技の数を減らしても認識しやすくした方が実用的だったと思います。
試合中のケガをいちいち治療画面に切り替えないと治療できない。試合後、治療をただちにできる仕様の方が面倒でなくて良いと感じました。いちいち治療画面などに切り替えず次々と試合ができた方がゲームとしてもストレスなくプレイできますし、運動との両立という意味でも良いと思います。
キャラクターのステータスを最大まで上げてしまうと敢えて運動という意味でプレイしない限りトレーニングの意味がなくなる。
その為、試合だけのプレイとなりがちになり消費カロリーが落ちます。
オンラインプレイヤーが少ない。
COMMENT
まだ、詰める要素はあるもののとても良くできたゲームだと思います。
体を動かすことやダイエット、ボクシングゲームなどに興味があればお勧めです。
我が家では普段ゲームをやらない家族とも一緒にプレイ(運動)して、楽しめました。
プレイ環境
両手ともにPSムーブ使用。(PSムーブ計2本使用)
50インチフルHDTV
5.1chフロントスピーカー