【PS3】FINAL FANTASY X/X-2 HD Remaster レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-12-26 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 セクシャル 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / PS2版 FF10レビュー / PS2版 FFX-2レビュー |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 74
- (難易度)
- 2.40
- レビュー数
- 5
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
73pt
GOOD!
・FF10とFF10-2の二本が入っていてお得。
しかも両方とも日本語音声でインターナショナル版。
・リマスターとは言っても、主要キャラは作りなおしている。
・やりこめば100時間以上。
・一度読みこめば次からはちょっとロードが速くなってる。
・楽曲も一部作りなおしている。
BAD/REQUEST
・ムービー、イベントスキップができない。
リマスターなのであってリメイクではないためこのあたりは
手直ししていないらしいが、なんとかして欲しかった。
・FF10-2の出来がひどい。
PS2時代にプレイしていてわかってはいたが
改めてプレイしてみると本当にひどい。
FF10の感動が台無しになる。
・広いフィールドを自由に歩く、のではなくいわゆる一本道の街道ゲー。
なので世界が過去作に比べると狭く感じる。
・主要キャラ以外のモデリングはPS2版のまんま。
アップになったときのローポリ感がすごい。
COMMENT
FF10、FF10-2ともにPS2でプレイ済み。
だけどインターナショナル版はプレイしていなかったので、やりこみを楽しめた。
名作は何年経っても色褪せない、それを証明してくれるようなゲーム。
FF10-2に関しては・・・おまけというか外伝というか、その程度の認識で。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt |
74pt
GOOD!
他の方も書かれていますが、FFシリーズで1,2を争う質のストーリーとオリジナリティのある世界観を持った作品のリマスターです。
※FFXを指しています。以下もFFXの言及です
・グラフィックなどとストーリーのバランス
PS2からPS3へ移行していく中で、多くの作品がグラフィックの強化とネット通信の強化などに取り組んで、その分ストーリーや世界観の希薄化やキャラクターの薄さを招いていると感じる昨今のゲーム事情の中で、リマスターとはいえグラフィック含めバランスの良い作品となっています。まぁもとがPS2媒体だったのがありますが。
PS4発売間近、PS3よりもさらに綺麗にという風潮ですが、正直私はゲームの、特にファンタジー色のあるゲームのグラフィックはこのリマスター版レベルで充分だと感じました。
今後も上述の通りその分世界観をきちんと敷き、その上に独りよがりにならないストーリーやプレイヤーが多少共感できる範囲のキャラクターを載せてほしいと、RPGというジャンルのゲームには期待したいです。
・キャラクターの成長概念
この作品のオリジナルを境に変わりました。レベルの概念がなくなった事、中盤辺りまで固定されているキャラクターのオリジナリティを中盤以降から自分で選択できるようになる事(最終的には皆同じになってしまいますが)なども良い点です。
BAD/REQUEST
・主人公やモブキャラクターのデザイン(というか服装)
あと最後に戦うボス(ラスボスの定義が色々ある為の言及)のこれはキャラクターデザイン。
独特の世界観と大部分が温暖な?気候に即した格好なのか?と無理やり納得させたいのですが、それでもちょっと奇抜です、モブに至るまで。
キャラクターデザインではなくあくまで服装の話で、かつ私自身が疑問を持ったという話なので皆が皆同様に感じるわけではないでしょう。
COMMENT
焼き直しとはいえ、世界観・ストーリー・キャラクター・成長・戦闘どれもバランス良く作られている印象です。
特に世界観とストーリーは再びでも初見でもハマる方だと思います。
世界観は書籍やインターネットで補足としていろいろ知るとよりストーリーやキャラクターの言動の理解を助けるでしょう。
ま、XIIIと違い、それらをしなくても充分満喫できると思いますけどね。
DQと違いレベル上げの必要なく進めるFFですが、あるターニングポイントのボスは特殊な強さがあるのでこれからされる方はそこ頑張ってください(能力を挙げるよりは戦術と運みたいな感じです)。
オリジナルもやっていましたが、今回そのボスに対して私は5コンティニューでした。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 5pt | 2pt |
76pt
GOOD!
・ストーリー
Xは変わらず素晴らしい。ただ、改めてプレイすると恋愛要素が多すぎるのが惜しい。
・グラフィック
PS2に比べれば遥かに綺麗になっている。特に文字や背景。
・音楽
Xはアレンジされているが原作のイメージをぶち壊すようなこともなく良い。
・その他
双方共にインターナショナルの要素が入っているため、完成度はかなり高い。(隠しボスや、クリクリなど)
X−2=クリクリのやりこみが面白い。アーロンやルールーなどXのキャラクターを戦闘に加えることが出来るのも嬉しい要素。
BAD/REQUEST
・ストーリー
X=ユウナレスカあたりでのユウナの決意をもうちょっと深くやってくれたほうが良かった。
X−2=どうしてこうなってしまったのか。ユウナが変わろうとしてはっちゃけてるのはまあいいのだが、ちょっと度が過ぎている。ユ・リ・パは見ていて恥ずかしい。
シューインとレンあたりのストーリーはいらない。歌姫の存在もいらない。有名歌手を使いたくてこうなってしまったのだろうか。
ところどころで見た目ユウナ、声が倖田というのが不自然。歌姫のドレスを着たら声が変わるなどというのは無理やりすぎる。そもそもレンの声を倖田が当てているため下手とまでは言わずとも不自然。おまけにエンディングにまで絡んでくる。
・グラフィック
X=場面によって顔が違いすぎる。
X−2のムービーは場面によって作ってる人が違うのか?というぐらいひどい。特にノーマルエンディングのユウナの顔はひどい。
・システム
X=一部ミニゲームが鬼畜。なんとかクリアしたものの運まかせもあるためイライラする。
X−2=クリクリのシステム自体は面白いのだが、いろいろ条件が厳しすぎる。
魔物辞典を完成させるには二度と仲間にならないモンスターすら手放さなくてはならない。
ユリパの経験値で仲間モンスターのレベルが決まるので、辞典をコンプリートしたい人はユリパの経験値を増やさないプレイが要求される。
英語ボイスがない。(特にX−2はレン辺りの関係で是非ほしかった。)
COMMENT
下手なリメイクをされなかったおかげで当時と同じぐらい楽しめました。
戦闘システムで言えばX−2のほうが遥かに面白いけど、もうちょっと痛々しい要素がどうにかならなかったのかと残念。
PS2のX−2を購入した頃は仲間内で「お、倖田なんだ」と話題になったため、宣伝効果としては抜群なのでしょうが、やはり大人になってから考えるとこういうのがゲームをぶち壊してくれるんだなと思いました。(主題歌だけならともかく・・・)
ともあれ2作品入ってるので購入した価値はありました。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-10-23
内容を知りながらもまたプレイし、また泣いてしまいましたw
GOOD!
ファイナルファンタジーシリーズの中でも指折りのストーリーをPS3や携帯機でも遊べるようになった。
FFシリーズのファンじゃなくともこのストーリーは、かなりの人の心を掴めるのではないでしょうか。
BADにも入りますが、画質の向上。
当時と比較するとかなり高画質で遊べるようになってます。
インターナショナル版も要素として含まれてますので当時遊んでない方は少し新鮮ですかね。
FF10を語る上で秀逸だと思ったのは、私は成長システムです。
レベルの概念はなく、しっかりと考えてステータスを上げる仕様なので考えなしに適当に
振ったり移動したりでは正直勝てなくなっていくでしょう。
10−2においては戦闘システムですね。
若干FF13シリーズに継承されてますが、RPGにおいて戦闘中の「退屈感」を削除できるようにしたかなり考えられたシステムです。
簡単に言ってしまうと
10はストーリー、成長システム(やり込み)
10−2は戦闘システム
以上が他のRPGでは味わえない楽しさがあります。
余談ですが、落ちているアイテムなどが最近のゲームと違って近寄ってもアイコンも出ない
仕様です。
ある意味新鮮であり、そして「あーやっぱりRPGってこんな感じだよね」と実感できました。
ヒントもほぼありません。
RPGってこれがいいんですよね。
最近のゲームって親切すぎるんですよ。
当時はこれが当たり前なのですが、アイコンひとつ「出ないこと」の楽しさをみんなに知って欲しいと思います。
BAD/REQUEST
まずは画質が物足りない。
これだけ時間と手間かけてリマスターしたのであれば、もう少しレベルあげられなかったものですかね。
視点が移動できません。
当時としてはいろいろと工夫した点は見受けられますが、昨今のゲームをした上でこれを触ると
視点が動かせないのは違和感であり、不都合も出てきますね。
敵の倒し方
中盤超えたあたりまである程度「この敵はこのキャラじゃないと倒せない」などの縛りが強いですね。
良し悪しあるでしょうしマンネリ防止にもなってると思いますが、個人的には「う〜ん」です。
追加ストーリー
ファンとしては、もうこれは嫌がらせです。
COMMENT
やはりというかさすがのFF10です。
やりごたえもあり、当時やった人にも勧めますし、年齢的に触ったことがない方へも一度触って頂きたいと思うゲームです。
ただ、惜しい。
もう少し追加要素であったり仕上がりをどうにかできなかったものかと思います。
スクエニって中の人たちのレベルが極端に下がったんだなぁと再度実感させて頂きました。
リメイクに時間かけても余る時間を使ってこの程度のリマスターしかできなくなったんですよね。
確かにソフト2本分入って一般のフルプライスより若干安い金額設定にはなってますが、
この出来なら正直あと1000〜1500円くらい落としても良かったのでは。
もう新規で面白いゲームを作れなくなって、過去の遺作の中途半端なリマスターしかできない
こんな企業であり続けるなら正直存在意義など皆無であり、大企業であるがために癌でしかない
気がしてます。
個人的には、ドラクエは8までFFは頑張って12までですかね。
もう最後の灯を見ているようで悲しいです。
ユーザーの声が聞こえない(聞かないふりして自己満足に浸る)企業であったと、過去を潰して
新しいことに挑む昔の会社に戻ってもらうことを切に願います。