【PS3】真・北斗無双 レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-12-20 |
価格 | 8190円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ TREASURE BOX:13,440円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 1pt | 3pt |
32pt
GOOD!
・ボリューム増大でやりがいが増した。一つ一つのエピソードが掘り下げられ、原作の場面の再現もしっかり。
・使えるキャラが増えた。そのキャラからの視点で展開されるのもなかなか。
・QTEが減ってやりやすくなった。
BAD/REQUEST
・ボリュームは増したのだが、やらされ感が強く、クリアまで「やっと終わった・・・」という徒労感しかない。
・強化してるはずなのに体力激減する技をくらってゲームオーバーなんてしょっちゅう。そこからやり直しするときイベントスキップできないとかはきつい。
・他のキャラが使える幻闘編はあまりに端折り過ぎてて終わりも「何これ?」なブツ切り。適当に作ったとしか思えない。せっかくのモードなんだから原作にはない・ありえなかったシチュエーションとか入れてほしかった(どうしても原作に忠実でないと駄目だったのか)。
COMMENT
・前作経験済み。
QTEが改善され、スピード感や演出が増して蹴散らす快感はあって良かったが、「こうすればいいだろう」という思惑が見え見えで心から楽しめたという感覚がなかった。
世代を超えたオリジナルエピソードとかならでは感(夢)が欲しかったのだが、原作に従うままにで終わってしまってて残念。
次があるなら「より楽しんでもらうには」を意識して取り組んでほしい。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt | 2pt |
36pt
GOOD!
○原作の主要キャラの大体が使えるようになった
○無双乱舞にあたる【奥義】が各キャラ数個ある(育てないといけないが)
○伝説編(原作ストーリーモード)が結構細かく作ってある
BAD/REQUEST
○伝説編が2Pプレイできない(クリアー後開放とかは無いよね?)
○幻闘編のMAPが細い路地ばかりで糞つまらない
○上記の路地にも関係してるが、障害物(壁など)に接した場所に行くとカメラアングルが
非常に見辛い視点になり、ゲームにならない
○CPUの中ボス・ボスがほぼ常時ハイパーアーマー
○フドウなどの巨漢キャラを使用すると、目の前の敵が見えない。なので上記記載の
敵のハイパーアーマー状態が発動しているのか【視認できない】ので正直使いたくない
○キャラを育てれるのだが、強くなった実感(視覚的)がまるで無い
○一部キャラの強攻撃は基本1種なのですぐ飽きる
弱弱強 弱弱弱強 弱弱弱弱強 ←どの強もモーションが同じ
○主にボス戦の前に出るイベントシーンが飛ばせない。コンテニューする場合何度も
見ないといけないのは苦痛でしかない
COMMENT
前作は未プレイ・ネットも未プレイ。環境・32型HD
体験版をプレイして期待できそうだったので購入したが、正直期待はずれ。
まずパッケージにも書いてある【一騎当千】感がまるで無い。
原作を重視してか1対多よりも1対1を想定した技が多いのも爽快感の無さの要因かも。
そして一部のボス戦がキツイ。というか汚い。ガード不能の一激死はカンベン。
あくまで三国無双と違った作りで成功して、売れるラインを増やしたいのだろうがあまりに
無策。ゲームとしてプレイした際に【楽しめるか】という点がまるで考えられていない。
原作を知っていればストーリーに「ここまで入れたか〜」と楽しむ余地はあるが、それだけ。
せめて全キャラ、強攻撃のバリエーションが素でもっとあれば
育成も多少は楽しめたのに残念。
でも変化の無いバトル・一騎当千感の無さ・理不尽なボス等が大丈夫な人は買いかも。
原作を読んでいなくても、かなり再現してくれているしキャラもそこそこ多いので
楽しめるはず。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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2pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt |
40pt
GOOD!
・爽快感アップ!
今回もっとも良いところ(無双には当たり前ですが・・・)
体験版からこれはありましたがまずケンシロウが前作とはまるで比較にならないぐらい使ってて気持ちいいです
「北斗神拳は無敵」の言葉にもようやく納得できる強さだと思います
その他のキャラも攻撃スピードや攻撃範囲が拡大され(もう衝撃波を纏って攻撃しているようなものですが笑)使いやすくなってます
雑魚の硬さもちょうどいい感じになってるので本家無双並にカジュアルな仕様に落ち着きました
割りと序盤で使用可能になるトキの強さはちょっと反則的かも知れません(笑)
・追加キャラ
前作の三倍以上のプレイアブルキャラクター総数となりました
前作PVであたかも「使える風」に見せてたユダやジュウザなどもしっかりプレイキャライン!
しかもラオウ編以降のファルコやカイオウやシャチなども追加されているので前作で不満だった人はこの点かなり満足するんじゃないかと思います
追加キャラのアクションもそのキャラらしいものが採用されていて、例えばジュウザなら「我流の拳」を再現するかのように固有アクションで攻撃コンボをいろいろ派生出来たりと中々におもしろいです
・伝説編
漫画を読むような演出でストーリーモードを進めていけるのは良い感触でした
前作には無かったエピソードなども多数入っていますのでストーリーだけでもそこそこ遊べる仕様になっております
・オンライン
あまりこちらでは遊んでませんが「誰かと通信協力プレイ出来る」ってだけでも昨今のゲームの良点のひとつにはなるかと存じます
・回避
今作ジャンプが無くなってしまったのですが代わりに回避アクションが割り当てられています
この回避が結構便利な代物でして、自分が攻撃している最中でも適当に回避ボタン連打してても敵の割り込み攻撃をドラゴンボール(別の漫画ですが笑)もかくやという程スタイリッシュにヒョイヒョイ避けてくれます
相手の必殺技ですらも連打でだいたい避けれるので非常に使える上に今回では必須テクニック(理由は後述)です
でもこれを使うと必殺ゲージが減っていくのでその辺バランス取りが良くぶっ壊れたものでもないです
百烈拳攻撃を連打で避けまくるだけでも楽しめますよ(笑)
BAD/REQUEST
・良くも悪くも『無双』
ハッキリ言って単調です
自分のようにこの手のアクションの食傷気味な方は一日で飽きる・ダレる可能性があります
無双ジャンルほどゲームとしての楽しさの追求の難しいものは無いと思う
派生や新作はポンポン出ますがやることは基本的に「毎回同じ」
爽快感を増せばその分作業感が出て「草刈り」と揶揄され、逆に硬派に仕上げれば「無双の爽快感じゃない」とも避難される・・・
無双シリーズにおいて、このバランスが絶妙に思えたのはかつての戦国無双2及びその猛将伝ですね
・育成・キャラカスタマイズ要素
前作は戦闘でポイントを貯め、それを利用してキャラクターのスキルやアクションを解放していく方式でした
今作は経絡図(戦闘中に手に入る)と呼ばれる、横3マスの中でランダムに強化項目の異なる一種の装備パーツを用いてキャラクターの強化を行います
前作までならポイントで得られてスキルの中から三種類までキャラクターにセットして単純かつお好みに強化出来たんですが今回のスキルはこの経絡図に稀に付いてくる程度となっており、例えば誰もが真っ先に進めるであろう伝説編モードで手に入るようなランクの低いパーツを用いても好きなスキルは中々出て来ませんし組み合わせ辛いと思います
一応いいパーツが出やすい要素はあるんですが結局そういう収集作業を助長するだけですよね
そういう作業をさせようとするゲームには最近あまり好意的な印象を持てません
・秘孔効果
前作からありますこちらの特殊ステータス異常
北斗神拳勢などが持つ攻撃で特殊なエフェクトが相手に起こるとその間は相手の防御力が脆くなるという「北斗神拳の一撃必殺」を再現したであろう仕様ですが今回、・・・有効時間があまりにも短すぎですッ!!
敵に効果与えた→攻撃で適当にふっ飛ばして敵ダウン→起き上がるとケロっと回復のパターンばっかであまりにもしょっぱい!!(泣)
効果時間延長スキル入れてもさほど時間変わらない!
前作ならスキル無しでもまだここからしばらく効果続いてた気がしますけど?
おかげで有難みがまるで無くなるという仕様に・・・
・敵の割り込み
こっちがコンボ決めてたら前触れなくのけぞり状態からハイパーアーマー化し、問答無用に割り込んで反撃してくる敵のボス
秘孔効果や隙を突いた攻撃等を与えてようやく殴り放題になるようなバランスで、それまでは恐る恐る殴りながら回避ボタンも並行して連打しまくって奥義撃てるなら奥義で回避して敵の反撃に対策する・・・というワンパターン
単調極まりない
他の手段を考えて攻撃してもかえって被ダメが多くなったりだし・・・おまけに回避しすぎるとゲージはいつの間にやらスッカラカンだし・・・
もうちょい快適には出来なかったのだろうか
・幻闘編
「いつもの無双できるモード」・・・というイメージだったのですがやることは拠点制圧→敵ボス倒すのこれまたエンパイアーズのようなワンパターン方式に改悪されてしまいました
一番今回悔しいポイントです
よって、折角追加された新キャラを使おうにも楽しみは全然持続しないし飽きるのも当然早い
・追加キャラ
楽しみにしていたユダを使ってみました
最初は楽しい気がしたが強攻撃は一種類、でもレイみたいに無限に連携出来るようなアクションじゃない、しかもレイと違って見切り後の空中コンボへの以降もすげーやりづらいしで・・・残念
で、気晴らしに今度リュウガを使ってみましたがレイ互換な動き方でなかなか爽快!・・・しかし南斗タイプじゃないから見切り使えないしこれまた一種類しかない強攻撃で延々と草刈りし続けるだけ・・・「ハァ」ってなりました
思えば上記した幻闘編の仕様といいこの追加キャラのアクションの手抜きっぷりといいガンダム無双2を思い出しました
・オンライン
まずオンラインは完全無料ではありません
1000円でオンラインパスというものを買わないとオンライン利用が一切解禁されないという仕様です(新品購入の場合はその限りではない)
なので中古で買った場合は別途パスを購入しないといけない可能性が高いので注意が必要です
オンパス方式は恐らくコンシューマー無双ジャンルでは初めての試みではないでしょうか?
その癖オンラインはそこまで楽しめるようなもんでもなく、よしここで協力プレイしようと思ったステージが「協力できません」と一蹴されるとか・・・言葉も無くなるほど自由度が低いです
対戦プレイもいわゆるスコアを競うようなモードで公式サイトで「対戦は特に」とか言ってた割りにはとんだ肩透かしでした
無双OROCHI2はクリアしたステージしか協力できないとか言うあちらもあちらで不満仕様ではありましたが、オンパス制でしかもこの窮屈な仕様ではあちらの方がまだ全然マシに感じますね
COMMENT
「前作から・・・」
それを踏まえるなら今回はかなりの良ゲーに生まれ変わったと言えます
しかしながら
「ゲームとしておもしろいのか」と言われればそれは微妙かもしれません
カジュアルにし過ぎて「いつもの無双」になってる感は大きい
海賊無双を純粋に楽しめるような層には神ゲークラスかもしれませんがこれまで散々無双ジャンルを踏破して食傷気味な人には「またか・・・」と溜め息を零すようなゲームには違いありません
今回は前評判や企業誠意も見受けられ、プレイ動画や体験版からも伝わ爽快感からそこそこ期待していたんですが・・・正直プレイ中は「前作のほうがよかったよなぁ」って愚痴零してしまう部分も多々あった次第です
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-12-04
北斗が好きな人にはおすすめですよ。
GOOD!
修羅の国までキャラを増やしたのは非常に評価。
奥義の時の無駄なカメラワークもなくなり、いろいろスムーズになってた。
BAD/REQUEST
期待していた幻闘編があまりにもつまらなく、拠点制圧のみの作業。
無双とは程遠い仕様。よく会議でこれが通ったな、と思う。不満をあげるスタッフはいなかったのか?酷すぎる。同じ作業のステージが永遠と続く。せっかくキャラが増えたのに、何の意味もない。
とにかくつまらない。全キャラ使う前にすぐ飽きてしまう。
オロチ2でプラチナとった自分ですが、
このゲームは2〜3キャラプレイしてストレスMAX。
北斗好きなのにゲームができないほど。
楽しみにしてた分、裏切られた感がすごく、脱力ですね。
うたい文句の一騎当千とはまったく真逆の作りですが?
そして、幻闘編のストーリーの薄さは異常。
手抜き手抜き。手抜きの嵐。
ゲームトータルでみても、前作の方が面白いです。
ところどころ、北斗の拳を知らない人が作ってるな。と思うシーンもいくつか。
とくに天帝編からのストーリーミスは酷い。
詳しくはネタバレになるので書かないが、北斗ファンなら気付く点がちらほら。
オンラインの手抜きは酷すぎる。オンラインをプレイするのに
1000円も、出させながら、この出来。
ほんと、びっくりです。
もう一度いいます。
ほんと、びっくりです。
ユーザーを馬鹿にしてるとしか思えない作り。
オンラインが、無料ならともかく、
1000円の価値は正直0。
(補足:1,000円は、中古で買い説明書の裏についているコードが既に使用されていたら、有料になります。新品で購入したら無料でプレイ可能です)
他にもあげたらキリないですが、1番懸念してた声優の部分がどうでもよくなるほど、内容そのものが酷かったの一言。
COMMENT
次回作のディレクターは、オロチ作った方にしてください。
ゲームとしては、ファミコンの北斗の拳の方が面白かった。