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【PS3】輸入版:DEAD SPACE

発売元 Electronic Artsオフィシャルサイト
発売日 2008-10-14
価格 0円(税込)
レーティング (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:アクションアドベンチャー



オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
5pt 4pt 5pt 5pt 5pt 5pt 2pt
総合点
98pt

GOOD!

グラこそ平均的なものの閉鎖された宇宙船の光と影の具合が良い恐怖演出になっとる。
暗いステージでは一歩進むだけで、曲がり角の前で心臓が飛び出しそうになるくらい。
ストーリーは王道パニックSF(宇宙)なのだが色々な作品の良い要素だけを全て上手い塩梅でミックスしたもんだ、と感心した。
とにかく恐怖へのこだわりが感じられる。
サウンドが素晴らしいのも恐怖へのこだわりだろう。
暗い船内を歩くだけで突然現れるモンスターへの恐怖で嫌な汗をかくがそれを助長させるダクト内を移動するモンスターの足音、女性の鳴き声、金属パイプが落ちた様な音、そしてモンスターの怒号・・・しかし宇宙だと音が全く止み主人公の呼吸音と心音だけが静かに聞こえる。
グラにも言えるが音そのものよりもやはり演出の美味さが光る。
一週目は恐怖で熱中し二週目からは恐怖の先の最大難易度に熱中。
それでもボリュームを時間で計算すれば大したものじゃない。
なのに長い時間プレイした気がするのは心臓への負担のせいだろう。
ゲーム仕様については常に扉のロック解除やエレベーター内で次のエリアのローディングを済ませておりシームレスに恐怖の連打をくらえる。
セーブポイント設置箇所も多くストレスフリーなプレイがより映画的なゲームに没入させてくれる。
武器は一つしか用意されていなく他は飽くまで工具と表記する、まぁ実際は武器なのだけれどもそんな細かい設定一つ一つが主人公の魅力を引き立てる。
ただの最強のエンジニアを操作するうちにどんどん病み付きになる。
英語ができれば文句が無いだろうがゲーム進行の上での言語の壁は殆ど無い。
次の目的地なら手から発射される青いビームで補完されとるし何より主人公の心境など誰も知れない。
何故なら主人公に用意された台詞はモンスターを踏み潰す時やモンスターの爪に引き裂かれそうになった時のうめき声だけなのだから。
これで満足できなきゃもうこれを超えるホラーゲームなんてないぞ。

BAD/REQUEST

悪い所も多少。
例えば他の洋ゲーに比べれば少ないにしてもバグがある。
まぁ致命的なものは無いのだが進行不可能なバグが発生する可能性もある。
チャプター毎のセーブを忘れなければ問題はない。
あとはこのゲームの悪い所で書くのはためらわれるがグロい。
いや、むしろ良い点なんだが間違ってもポップなゲームを楽しみたい人間向けじゃない。

COMMENT

ホラーゲームの金字塔となる作品。
何故だか無口な主人公に愛着が湧いてきたり最初は恐ろしかったモンスターもじっくり観察すると可愛かったりと不思議な魅力が詰まったゲームだ。
攻略サイトには日本語訳もかなり丁寧に掲載されとるし何せ暑い夏の夜には最高の納涼になる。
ワシなんかこのゲームをプレイしてからは宇宙系SFに目覚めてしまってブルーレイレンタル額がとんでもない事になった。
やっぱり宇宙にはロマンがあるな、うん。
続編で会いましょう(PS3の続編にはリミテッドエディションがあってWIIで発売されたソフトが丸々収録されとるからそっちもファンにはたまらん)

   
プレイ時間:15時間以上30時間未満(クリア済)
アルモさん  [2012-08-21 掲載]

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総合ポイント
90
(難易度)
2.08
レビュー数
13
スコアチャート 輸入版:DEAD SPACEレビューチャート

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92.3%
【標準偏差】
16.49