【PS3】ドラゴンボールZ バーストリミット
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2008-06-05 |
価格 | 7800円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:格闘アクション ■ プレイ人数:1〜2人 |
|
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2008-06-05 |
価格 | 7800円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:格闘アクション ■ プレイ人数:1〜2人 |
|
GOOD!
ゴクウ対べジータ、ゴハン対セルのムービーのカット割りとアングル。
オープニングテーマ。
オンライン対戦可能。
ドラマピースのON、OFFが可能。
BAD/REQUEST
基本的にストーリーはほとんどが省略されており、話がつながらない。制作上再現しにくい部分はチャプターごとに区切り、誤魔化していることが多い。したがって再現率は極めて低いと言える。エンディングムービーにあるシーンが本編で使用されてないことに関しては理解できない。バーダックのストーリーにおいては非常にベタでそこらへんに転がってそうな話の出来。
グラフィックはお絵描き掲示板などでよく描かれている絵に近い。シャギーを誤魔化すため、ソフトフォーカスや角取りなどの「ぼやけ」or「にじみ」を感じる。キャラクターはあまり似ていない。
PS2のドラゴンボールZのゲームをプレイした人にとってはキャラクターがとても少なく感じる。特にスパーキングシリーズが好きな人には、キャラクターがスパーキングシリーズの半分にも満たないため、不満の声があがることが予想される。隠しキャラ等はいないため、オンライン対戦ではキャラクターがかたよる。コスチュームもまた少なく色違いがほとんど。トランクスにおいては剣を使ったモーションがあるため、戦闘服に剣を背負った状態になる。このような状態を防ぐにはキャラクターを2種類に分ける必要があるが、残念ながら今回区別されているキャラはゴハンのみ。
サバイバルモードは単に100人のキャラクターを倒していきランキングを競うのだが、後半まで敵が弱いのとキャラクターによっては時間がかかるためただの作業に思えてくる。100近くになると、サイバイマンの自爆やギニューのボディーチェンジ等で敗北するケースが多くなりストレスがたまる。単調な戦闘なため再びやるには根気が必要になる。
バトルに関してはダッシュも遅く、見極めや追い討ちでもしない限りスピード感を感じない。アルティメットムーブアタックはモーションが全キャラ共通で4つのボタンの連打作業。1ラウンド中に2回以上発生すると、あまりのダルさに連打する気も起きない。難易度は上げるごとに強さが増すというよりCPUのアホさ、セコさが増すといった感じ。例えば、CPUレベルMAXのべジータは接近戦にもちこまれるとメガクラッシュ連発のコンボ中断+ふっとばしマクロ。ギニューは接近戦見極め攻撃に対し超反応で見極め返しの連発。ピッコロにおいては腕のばし攻撃が多くおまけに異常な弱さ。
効果音に対しBGMの音量が小さい。BGMはオリジナルで原作の曲は一切使われていない。
ステージは極端に少なく、戦闘中地上にいたのにふっとばし攻撃でいきなり宇宙へ大移動することもある。
オンラインのカスタムマッチでは部屋が見つからない場合、もう一度最初の条件設定画面まで戻される。
COMMENT
全体の印象としてこれがPS3の限界だとは全くもって感じないし、厳しく言えばPS2でも十分成立する範囲だと思う。単にPS3初のドラゴンボールZのゲームという名目で話題づくりをしたかっただけだと思わざるを得ない。正直残念です。人を選ぶゲームだと思います。よほどの物好き、SFCのDBZゲームしかやったことがない人、またはゲームの出来をそれほど気にしない人にとっては楽しめる作品だと思います。