【PS4】GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-
発売元 | アークシステムワークス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2016-05-26 |
価格 | 7344円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:対戦格闘 ■ プレイ人数:1~2人 |
- 総合ポイント
- 65
- (難易度)
- 3.56
- レビュー数
- 9
スコアチャート
GOOD!
〇脅威のストーリーアニメ
格闘ゲームのストーリーなんて、キャラがちょろっと喋って適当に戦闘が入って……という程度だと思ってたらビックリ。
全てアニメであり、一本のアニメ映画を見たかのような迫力。
逆に自分で操作する事などなく、ただ見るだけという部分なのだが、逆にGGの深い世界観を感じられて良かったのではないか。
私はGGX以来の参戦なので最近のGGの状況は分からなかったが、しかしストーリーを見るだけで何となく理解する事は出来た。
ぶっちゃけ、このアニメだけでも元は取れたかな、というところ。
ボリュームとしては3~4時間くらいはある。
〇初心者にも優しい作り
GGシリーズ、ひいてはアークゲーというのは初心者には中々敷居の高いものであり、入り込めない部分も多いです。
ですが本作では初心者にも配慮がされており、チュートリアル方面もしっかりと作り込まれている。
各キャラのトレーニングでも、それなりに実践的なコンボが練習出来るのもうれしい。
また最大の特徴として、『スタイリッシュモード』があり、いわゆる初心者モードというヤツで、パンチボタン連打してるだけで勝手にコンボになるというアレである。
技なんて知らなくても連打してれば超必殺技まで繋がるという、凄い代物。
「コマンドとかコンボ練習とかしたくない!」という人でも、お手軽簡単に対戦する事も可能。
〇素晴らしい演出面
一撃必殺演出なども見事。
戦闘前演出や勝利シーンなど、どの部分にも手抜かりがない。
ただグラフィックを見てるだけでも楽しい。
ジャック・オーで買ったら毎回お尻を眺めてしまうし、ベッドマンの長台詞を毎回聞いてしまう。
カメラワークも上手く、ただのパンチでフィニッシュしても、それが凄い攻撃に見える。
細かい部分にも気合いが入った作り込みである。
〇ロビーシステム
オンライン対戦ではロビーに入り、そこで他プレイヤーと交流し、対戦する事が出来る。
中々よく出来ており、ただ対戦相手を自動的に探す訳ではなく、自分で対戦相手を見つけて探すというところが、ちょっとしたゲームセンター気分。
地域ごとやビギナーといった風に分かれているので、回線や腕前を気にする人にもいいかもしれない。
BAD/REQUEST
〇完全版?
対戦面で見ればXrdからちょろっとキャラが増えたり若干変わったりした程度。
そうなるとXrdからやってる人にとっては完全新作というよりは完全版であり、DLCなどで対応しても良かったのではないか。
〇ランクマッチ
ランクマッチは自動的に対戦相手を探してくれるのだが、これが中々機能しない。
ランクマッチをやる人が少ないのか、はたまた私の腕が悪いのか。
結局ランクマッチを諦めて、通常の対戦台で戦う事に。
この辺の匙加減が難しい。
〇なんだかんだで難しい
初心者にも優しいと書いたものの、格ゲーがそう簡単にいく訳もなく、オンライン対戦では結局ボコボコにされます。
RC、FDなどGGシリーズではお馴染みのシステムですが、当たり前のように必要になってくる為、本当の意味での初心者が勝利するには、かなりの練習と根気が必要になるでしょう。
そんな深くやるつもりはないからスタイリッシュモードでいいや、という人は、そもそもこの手の格闘ゲームは向いていない。
まあ格闘ゲームにおいての勝利までの難しさはどのゲームも似たようなもんなので、あえてBADに書く必要もないと思いますが、一応そういうものだとしておきます。
〇スタイリッシュモードの弊害
スタイリッシュモードを使うと画面に表示される為、この手のシステムを嫌う人には対戦を蹴られます。
かといって全く表示させない訳にもいかず、この辺の調整は難しいところ。
上ではスタイリッシュモードは凄いと書きましたが、このシステムを使うような人は、そもそもアークゲーに向いていないと思うので、完全初心者だけどすぐに勝ちたいって人は止めた方が無難です。
COMMENT
総評としては素晴らしく進化していると感じた。
得にストーリー面は、現在公開されている部分でまだ半分程度。
随時アップデートと共に公開されていくようなので、中々楽しみなところである。
また追加キャラもディジィーが予定されており、従来のファンには楽しみなところだろう。
ただ中古対策などの面で仕方ないとはいえ、最初から全部解放してもらいたかった、というのが本音ではある。
対戦などに関して、難しいという部分はこれはもう仕方ない。
難しいからこそ勝った時に嬉しいのだ、というあたりさわりのない言葉で締めておこう。