【PS4】ディビジョン
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2016-03-10 |
価格 | 9072円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:オンラインRPG ■ プレイ人数:1~4人(オンライン専用) |
- 総合ポイント
- 72
- (難易度)
- 3.00
- レビュー数
- 15
スコアチャート
GOOD!
・世界観、及び設定。今までありそうでなかなかなかった設定なのは好き。実際。ゲームが好きな私の家族の間でも好評。
・登場銃器。メジャーなものからマイナーなものまでいろいろ揃っている。使えるかどうかは別としても…
・気軽に協力プレイを始められる作りになっているのは利点。
・画質、およびマップの作りこみ。
・ハクスラの割には、優秀と言われている装備がそこまで苦労せずに手に入る。優秀と言われているエキゾチック武器や装備などはタイミングを見計らえば割とあっさり手に入る事も多々。だがこれは欠点にもなり得る。
BAD/REQUEST
・敵と主人公側のバランスの悪さ。主人公側は何するにしてもCTを要求されるのに対して(回復や各種手榴弾を仕様した場合問答無用でCTがある)、敵はそんなものお構いなしにスキルや手榴弾を乱発してくる。勝てる勝てないの問題じゃなく、やっててつまらないだけである。
・カバーアクションを重視した作品の割には、敵は高耐久力と無限の各種手榴弾、および各種スキル、それなりに優秀なAIがそれを台無しにしている。カバーからちまちま削っていると無限の手榴弾が飛んできて、優秀なAIを持った敵が殴りこみに来る。
・これらはソロの話だが、じゃあマルチならどうかというと、ごく一部のミッションを除いてカバーアクション?何それ?みたいなゴリ押しになる。ぶっちゃけただのTPSと何が違うのよ?と言いたくなる。メインミッションクリア後の周回プレイなら尚更である。
・基本的に単調。何するにしても同じようなスキルに同じような銃器で撃ち合うだけなので仕方ないとも言える。他のゲームみたく、飽きたら別のクラスに変更してモチベーションを給ったりすることは基本できない。
・その単調さに拍車をかけるのが各種ミッション。種類があまり多くなく、どの地域に行っても同じことをさせられる。しかもそれをやらないと本拠点のアップグレードが出来ない。本拠点のアップグレードをしないと戦力的にもかなり変わるので必須。
・DZは必要だったのか?という疑問はある。DZは基本無法地帯で時間をかけて集めたアイテムを奪われるリスクがある(=人が嫌がる行為上等)な場所なのだが、その割には味方に迷惑のかかるプレイは許容されないという矛盾。無法地帯とは一体…?これなら無法地帯なんてない方がいい。中途半端。そしてハクスラユーザーがPvP(という名のPK)をやりたいかというと…今は行かなくても特別問題ないのはいい点ではある。ディビジョンテックも今は別の方法で稼げるしね。効率はやや落ちるけど。
・全体的に民度は低いように感じる。
・設定そのものは好きだが、敵の描写の為にその設定に説得力がまるでない。ヘッドショットに何発も耐えるような人外の化け物が天然痘にやられるものなんですかね?しかも大体のやつは元民間人で軍人ですらない。こういう設定にするなら敵味方ともに虚弱にしたほうが良かった気はする。
いくらRPGとはいえ限度はあるよね。現実をモデルにしたのなら猶更。
・優秀な装備を手に入れやすいのは利点だが、これは同時にハクスラにおいてはモチベーションを失いやすいという欠点でもある。一緒にやれるフレンドや明確な目標がなければ続けるのは難しいかもしれない。実際私は一回のGEで欲しかった装備(防具)、エキゾチック武器(スキルや威力も厳選するほどではない、再調整で何とかなるレベルの武器)が手に入ってしまい、以降惰性で続けてしまっている。
・関西弁いる?関西弁を馬鹿にしているわけではなく、この世界観・場所において必要なのかという話。
COMMENT
決して悪いゲームじゃない。いい点もあるし、光るところもある。
が、諸々の調整のせいで台無しになっている感が否めないゲームである。
ストーリークリアまでのバランスは悪くないのだが、それ以降が微妙に感じた。
現代を舞台にしたハクスラはなかなかいいので、この辺のバランスをちゃんと調整してほしい。
そういう意味では2に期待している。
あとネットをさ迷っていると万人受けするだの初心者にも向くだの書かれているけど、これはストーリークリア、なおかつノーマルまでなのには注意が必要である。
それ以降の難易度に(野良で)初心者が迷い込もうものなら同じような目的でやっているような人たちでない限り除名やパーティー解散は免れない。現に私はそういう場面を何度も目にしている。