■難しい部分の撤廃、シンプル化 ・平均的にダメージが高くなり、特殊なカウンターが発生する「クラッシュカウンター」や先行入力、緩くなった目押しのおかげで連続技も簡単になり爽快感が増しました。 ・今作では今までの格ゲーでは当たり前だった削りKOがクリティカルアーツ(超必)のみになりだれでも逆転できる作りになりました。 ・前作にあったセービング、前々作にあったブロッキングなど使いこなすのが難しいシステムがなく代わりにVトリガーと言う暗転ストップ演出のかかるシステムになり組み込みや使用確認が容易になっています。 ・複合入力の撤廃(ただし後述参照)、バックステップ、起き攻めの弱体化により前作のような理不尽なハメが緩和されました、かつ「Vリバーサル」と言うガードキャンセル機能が付き脱出方法も追加されました。
■全体的に劣化した商品 ・まず皆様が最初にあげる部分としてオンライン部分だと思います。 マッチングするまで時間にムラがありすぐマッチングする時はあっという間ですがしない時は長時間待たされます、特に後者の方が割合多いです。 それと読み込みも長く、トレーニングでもVS画面がありなぜかロード時間が長いです。おそらくオンライン対戦以外にも最初からログインする仕様のせいでこうなってるのだと思います。 そしてとどんな状況で切断してもLPが減ったり罰則ペナルティというものが設けられておらず、不正が横行しててランクマッチが機能してません。 ・強引にまとめた調整、見栄えが死んでる対戦 初心者が入り込むにはシンプルな設計になったものの、色々割きすぎて逆に行動の幅が少なくなりました。 正直やりごたえのないテクニックや戦法、だれがやっても同じに見える立ち回り、読み勝った行動でも観戦側にはすごいと伝わらない描写、 一体どう作ったらこうなれるのか逆に不思議です。 ガードバックもかなり増えて攻め継続は減ったものの逆に「変な間」が生じ対戦のテンポが悪くなりました、その割に起き攻め自体は何回もできなくなりましたが起き攻め自体はできないわけじゃなく、何回もしないかわりに火力が高くなったため一回の起き攻め通しに集約したにすぎません。 キャラバランスも正直首をかしげるレベルで、火力が高いからどのキャラでも勝てないわけじゃないという無理やりな作りなだけであってキャラ調整格差はあります。 Vスキルなども同じように言え、とくにリュウなどVスキル発動のストップを利用し確認してから昇竜拳やCAの入力の余裕を持ったり、ナッシュの回避ワープなどは相手の行動を見た瞬間ボタンを押すだけなど寒すぎる部分などがあり全体的にバランスが悪いです。 なおかつ見た目と攻撃判定がイマイチ一致しなかったり、全体にリーチが短めに設計され、かつ今作では判定に中が弱に勝つ、強が中、弱に勝つというじゃんけんを設け、いくら発生が早い弱でも負けやすい仕組みになりされているので比較的リーチの長い攻撃をブンブン振る見栄えの悪い対戦になり、攻撃が当たっても適当にやってたら当たった感が強くて両者納得がしづらい作りになっています。 格ゲー初心者、上級者は最初の触りは面白く感じるんでしょうがやっていくうちに微妙なゲームに感じるかもしれません。 ・バグがある点 (なぜか)あまり騒がれてないのですがバグがあります。 ①同じ攻撃でも1Pと2Pで位置が入れ替わるとやられ、または攻撃判定が変わる。 ②確率は低いですがごくまれにラウンド1から1Pか2PどちらかのVゲージ、EXゲージ両方が満タン状態になり開始。 ③オンライン対戦でのデータ取得が取れないことが多い。 とくに①は対戦部分に支障が出るレベルで、有名なのは春麗のしゃがみ弱Pのやられ判定が変わって一部の攻撃がかわせたりすることです。 ■グラフィック 少々リアル寄りになったのは良いのですが地味になり、粘土細工のような質感、一部のキャラの顔があまりにも酷すぎます。
格ゲー初心者向けとして設計され理不尽なテクニックでやり合うという部分を割いたという大胆な作りは評価できるんですが 裏を返すと単なる手抜きとしか言えず、かつシンプルだからこそやることが少なくって最終的に逆に難しい対戦ゲームになっている気がします。 そして将棋や囲碁ならそれで構わないのですが終始動く格ゲーでその作りなので見栄えがせず盛り上がらないという設計なのが致命的です。 ただそれ以前にまず未完成商品として出したことが問題です。 一人用プレイモードが微妙で後日アップデートで追加するという暴挙、8人制オンラインラウンジもパッケージに書いてある癖に最初から設けられておらずアップデート追加と言う詐欺。 そして1から作り直さないと無理にしか思えないオンライン周り。 βテスト公開ですでに問題視されていたのにもかかわらず解決してないどころか対戦すらもとことん割いて問題を無理やり破棄した強引に感じます。 事実メーカーの人が海外で大会に間に合わせるために急いで作った発言が暴露されています。妙に話題性ばかりに力を注いて出るのもきな臭いです。 ゲーム制作と言うのは大変なのもわかりますがまるでストクロの二轍を平然と繰り返し、8000円というただでさえ高価な値段なのに遊ぶプレイヤーからしたら大会とかそんなどうでもいい事情に振りまわれた中身を押し付けられるなどあってはいけない思います。 対戦部分は人それぞれの好みですが個人的にはやりこみがいや幅が薄いので長く続けるにはきつい作りだと思います。
GOOD!
■難しい部分の撤廃、シンプル化
・平均的にダメージが高くなり、特殊なカウンターが発生する「クラッシュカウンター」や先行入力、緩くなった目押しのおかげで連続技も簡単になり爽快感が増しました。
・今作では今までの格ゲーでは当たり前だった削りKOがクリティカルアーツ(超必)のみになりだれでも逆転できる作りになりました。
・前作にあったセービング、前々作にあったブロッキングなど使いこなすのが難しいシステムがなく代わりにVトリガーと言う暗転ストップ演出のかかるシステムになり組み込みや使用確認が容易になっています。
・複合入力の撤廃(ただし後述参照)、バックステップ、起き攻めの弱体化により前作のような理不尽なハメが緩和されました、かつ「Vリバーサル」と言うガードキャンセル機能が付き脱出方法も追加されました。
BAD/REQUEST
■全体的に劣化した商品
・まず皆様が最初にあげる部分としてオンライン部分だと思います。
マッチングするまで時間にムラがありすぐマッチングする時はあっという間ですがしない時は長時間待たされます、特に後者の方が割合多いです。
それと読み込みも長く、トレーニングでもVS画面がありなぜかロード時間が長いです。おそらくオンライン対戦以外にも最初からログインする仕様のせいでこうなってるのだと思います。
そしてとどんな状況で切断してもLPが減ったり罰則ペナルティというものが設けられておらず、不正が横行しててランクマッチが機能してません。
・強引にまとめた調整、見栄えが死んでる対戦
初心者が入り込むにはシンプルな設計になったものの、色々割きすぎて逆に行動の幅が少なくなりました。
正直やりごたえのないテクニックや戦法、だれがやっても同じに見える立ち回り、読み勝った行動でも観戦側にはすごいと伝わらない描写、
一体どう作ったらこうなれるのか逆に不思議です。
ガードバックもかなり増えて攻め継続は減ったものの逆に「変な間」が生じ対戦のテンポが悪くなりました、その割に起き攻め自体は何回もできなくなりましたが起き攻め自体はできないわけじゃなく、何回もしないかわりに火力が高くなったため一回の起き攻め通しに集約したにすぎません。
キャラバランスも正直首をかしげるレベルで、火力が高いからどのキャラでも勝てないわけじゃないという無理やりな作りなだけであってキャラ調整格差はあります。
Vスキルなども同じように言え、とくにリュウなどVスキル発動のストップを利用し確認してから昇竜拳やCAの入力の余裕を持ったり、ナッシュの回避ワープなどは相手の行動を見た瞬間ボタンを押すだけなど寒すぎる部分などがあり全体的にバランスが悪いです。
なおかつ見た目と攻撃判定がイマイチ一致しなかったり、全体にリーチが短めに設計され、かつ今作では判定に中が弱に勝つ、強が中、弱に勝つというじゃんけんを設け、いくら発生が早い弱でも負けやすい仕組みになりされているので比較的リーチの長い攻撃をブンブン振る見栄えの悪い対戦になり、攻撃が当たっても適当にやってたら当たった感が強くて両者納得がしづらい作りになっています。
格ゲー初心者、上級者は最初の触りは面白く感じるんでしょうがやっていくうちに微妙なゲームに感じるかもしれません。
・バグがある点
(なぜか)あまり騒がれてないのですがバグがあります。
①同じ攻撃でも1Pと2Pで位置が入れ替わるとやられ、または攻撃判定が変わる。
②確率は低いですがごくまれにラウンド1から1Pか2PどちらかのVゲージ、EXゲージ両方が満タン状態になり開始。
③オンライン対戦でのデータ取得が取れないことが多い。
とくに①は対戦部分に支障が出るレベルで、有名なのは春麗のしゃがみ弱Pのやられ判定が変わって一部の攻撃がかわせたりすることです。
■グラフィック
少々リアル寄りになったのは良いのですが地味になり、粘土細工のような質感、一部のキャラの顔があまりにも酷すぎます。
COMMENT
格ゲー初心者向けとして設計され理不尽なテクニックでやり合うという部分を割いたという大胆な作りは評価できるんですが
裏を返すと単なる手抜きとしか言えず、かつシンプルだからこそやることが少なくって最終的に逆に難しい対戦ゲームになっている気がします。
そして将棋や囲碁ならそれで構わないのですが終始動く格ゲーでその作りなので見栄えがせず盛り上がらないという設計なのが致命的です。
ただそれ以前にまず未完成商品として出したことが問題です。
一人用プレイモードが微妙で後日アップデートで追加するという暴挙、8人制オンラインラウンジもパッケージに書いてある癖に最初から設けられておらずアップデート追加と言う詐欺。
そして1から作り直さないと無理にしか思えないオンライン周り。
βテスト公開ですでに問題視されていたのにもかかわらず解決してないどころか対戦すらもとことん割いて問題を無理やり破棄した強引に感じます。
事実メーカーの人が海外で大会に間に合わせるために急いで作った発言が暴露されています。妙に話題性ばかりに力を注いて出るのもきな臭いです。
ゲーム制作と言うのは大変なのもわかりますがまるでストクロの二轍を平然と繰り返し、8000円というただでさえ高価な値段なのに遊ぶプレイヤーからしたら大会とかそんなどうでもいい事情に振りまわれた中身を押し付けられるなどあってはいけない思います。
対戦部分は人それぞれの好みですが個人的にはやりこみがいや幅が薄いので長く続けるにはきつい作りだと思います。