PlayStation mk2 :: PS4評価レビューサイト

GOOD!

1 キャラクターデザイン

キャラクターデザインは藤島康介であり、さすがといった感じで魅力的です。

2 サウンド

サウンドでは椎名豪が参加していて、テイルズの中でもサウンドが圧倒的に魅力的であったレジェンディアを担当していた作曲家が手掛けただけあって素晴らしいサウンドがいくつもありました。

BAD/REQUEST

1 ダンジョンが同じようなものばかり

ダンジョンに遺跡が非常に多く(というかほぼ全て)、そのほとんどが四角い部屋がいくつも連なっただけの単純な作り、景色も遺跡特有の石作りの床と壁がずっと続くだけの殺風景なものでした。

2 戦闘システム

今作はリアルマップバトルという戦闘システムを搭載しており、敵と接触するとその場所ですぐに戦闘が開始されます。
これは憶測ですが、このシステムを搭載したせいで風景や足場が簡単に作れる遺跡系のダンジョンが多かったのかな…と考えています。
それと、人間一人につき天族一人が戦闘に参加できるという設定のせいで、主人公とロゼを強制的にパーティに入れなければならなくなっており、好きなキャラだけでパーティを組むことができません。

3 シナリオ

これは個人的な感想になってしまいますが、最初から最後まで目的が同じで単純、読みやすい展開、RPGの王道といえば王道ですが、私はあまり好きにはなれず、２週目をやろうという気持ちにはなりませんでした。

4 マップ移動

今作はセーブ間移動というシステムがあり、一度移動したいセーブポイントに触れておけばどんなところにでも移動できるのですが、ガルドがかかり気安く利用できないこと、シナリオの中ではセーブ間移動が使えないことも多く、非常に不便です。
それと今作は移動速度が遅く「ダッシュ」というものがありません。普通に移動していると非常に時間がかかってしまいます。

COMMENT

総評としては、CMでうたっているような「最高傑作」とはほど遠いものであると個人的には判断しています。
また、昨今増えている腐女子をターゲットにしたようなキャラクター同士の掛け合いや、イベントなども多くそういうものが好きではない身としてはかなり不快でした。