【PS3】GUILTY GEAR Xrd -SIGN-
発売元 | アークシステムワークス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-12-04 |
価格 | 7538円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:対戦格闘 ■ プレイ人数:1~2人(オンライン:2人、ルーム入室8人、ロビー入室64人) |
- 総合ポイント
- 72
- (難易度)
- 3.67
- レビュー数
- 3
スコアチャート
GOOD!
オフラインのみの感想です。あしからず。
・グラフィック
やはりこれが今作の大きなウリの一つ。PS3版でも十分に綺麗だと思います。
3Dでありながらアニメ色の強いシェーディング?で表現されており、戦闘前、勝利時、超必殺等の場面ではTVアニメさながらの演出が魅力です。
それに伴い、各キャラの設定も細かい表現が可能になったようで、
例えば「イノ」というキャラは以前からの
「目の色が虹色で、角度によって見える色が違う」
という設定が目に見えて分かるようになったり、服や武器のロゴマーク?等々。
今までは省略されていた、随所に見られるデザインがはっきりと分かるようになり、
キャラへの思い入れや見栄えなんかも大分強くなっているのではないでしょうか。
それでいて、メインである格闘ゲーム部分には変更は少なく、3D表現になっても
立ち位置が変われば鏡映し、SE(効果音)も昔懐かしのまま。
ファンとしてはその辺が少し嬉しかったりw
恒例の一撃必殺技を除けば、演出も長ったらしくなく。
対戦プレイに差し当たりない様な作りなのは、当たり前かもしれませんが、
やはり考えられているのではと感じます。
・ストーリーモード
本シリーズの魅力の一つであるバックストーリーの大きな進展。
どこかでアドベンチャー形式と謳っていましたが、
戦闘なしの全編フルボイス&アニメーションw
格闘ゲームの物語なんかは二の次のようなイメージもありますが、
腰を据えてゆっくり鑑賞、長編アニメ感覚で観てました。
・M.O.Mモード
キャラのパラメーター及び、技をカスタマイズ出来るモードです。
一撃必殺等の一部システムが封印されている代わりに、クリア時の報酬による
パラメーターの任意の設定や、回復、毒、他キャラの必殺、超必殺が設定できる等
通常では出来ない戦術が楽しめて面白いです。
BAD/REQUEST
・初心者には結構敷居が高い?
ほかの方のコメントと同じく難易度が割と高めな気がします。
他の格闘ゲームプレイヤーにはそうでもないかもしれませんが…
例えば同メーカーの「ブレイブルー」シリーズのような
「ボタンひとつで必殺技」「連打でお手軽コンボ」
みたいなシステムがありません。
また、キャラクター毎の技、コンボの練習が出来る「チャレンジモード」では
課題のコマンドは表示されるものの、
「ボタン押しっぱなし」「途中でダッシュを挟む」等、
「表記されていないちょっとしたテクニック」が必要な場面もあり、
普段、格闘ゲームはやらない方、苦手な方には厳しいと思える部分も。
(逆に勉強になるかもしれませんが…)
COMMENT
シリーズは「プチ」と「ヴァステッジ」以外、一応一通りプレイしてました。
アドバンスやDSも加えると結構な作品数の本作。
初代からゼクスに変わった頃もグラフィックに大変驚いた記憶がありますが、
「来る所まで来た」という感じでしょうかw
表現方法としては珍しくないのかも解りませんが、格ゲーとしては大分新鮮な感覚がします。
格闘ゲームも好きで、割と様々な作品を遊んではいるのですが…
「じゃあ、上手なの?」と、
聞かれれば答えは「全力でNO」専門用語も大して解らない人間です。
そんな私でも本作には6段階の難易度があり、一番簡単なビギナーなら割と初心の方にもなんとかイケるのでは?などと思えてくる難度も用意されてます。
その他、本当に基本から教えてくれる「チュートリアル」など。
しかしそれらを踏まえても、どこかしら敷居の高さ、難しさが感じられます。
体験版でもあれば良い目安になるかもですが、残念ながらPS3版には現在無いようですね。
興味あるけど…という方にはベタですが、やはり対戦動画や技のコマンドなどから推し量るしかないかもしれません。
物語も続編故、補足があってもよく解らない部分も。
あとは、「Xrd-sign-」の内容でどれだけ拡張されるか勝手に期待してみたりw
長文でしたが、とりわけ個人的な感想では、きわめて良作だと思います。