・緊張感抜群のステルスホラー 敵を感知する道具は動体探知機のみ。 自分の目と耳に頼るしかないため、見つかる危険を冒してドアを開け通路の先を覗くなど緊張感がすさまじい。 慣れていない頃はエイリアンがダクトに入るまでロッカーから出ることができなかった。 エイリアンは基本的に1体しか出現しないものの、倒すことはできず足も圧倒的に速いため見つかれば死亡がほぼ確定する。 そのため常にエイリアンの気配を探りながら過ごすことになり、ダクトを移動する音や動体探知機の警報が恐怖感をあおる。 ・容赦ないエイリアン パソコンのログを読むことでストーリーの枝葉を知ることができるのだが、エイリアンはそういった作業中でも平気で襲ってくる。 私自身は未経験だがセーブ中でも襲ってくるとか。 エイリアンには学習能力があり、ロッカーの中や机の下などプレーヤーがよく使う隠れ場所を覚えて重点的に調べるようになってくる。 おとり用に音の出る機械や発煙筒があるのだが、これらのアイテムも同じものを何度も使っていると効果が薄くなる。 ・時限イベント 今時珍しく急がなければいけないイベントにきちんと制限時間が設定されている。 演出だけ急がなければいけないように見せかけて実際は数時間放置しようが問題ないゲームが増えている中でこれはよかった。
・単調なゲーム性 指定の場所に移動してオブジェクトにアクセスするだけの作業。 L2R2でレンチをはめてスティックでボルトを回し…ボタン連打で発電機を動かし… エイリアンに見つからないよう注意してやる場面ではそれなりに緊張感もあるのだが、ゲーム全体これでは単調さは否めない。 ・人間とアンドロイドの存在 箸休めとして入れたのかもしれないがおもしろくない。 上記したように自身の感覚で隠れるしかない本作では複数体の敵から隠れるのが難しく、またこれらの敵は見つかっても割と楽に対処できてしまうため緊張感がない。 アンドロイドに至っては隠れるのを放棄して走り抜けた方が早いステージすらあった。 エイリアンに見つかったらほぼ死亡確定というシステム上チュートリアルを十分に確保したかったのだろうが、最初にエイリアンが出てくるまでも長すぎる。 ・一部モードでマップが表示されない 探索の手間が増えるためゲームオーバーのリスクも上がるということなのだろうが、この縛りはちょっと違うだろう 具体的にはキャンペーンの最高難易度とおまけのサバイバルモードで、前者は他にも制限がつくのだが、周回プレイのはずだからゲーム内容を覚えておけという調整は疑問。 後者については別項目で扱う。 ・サバイバルモード まったく初めてのステージなのに、マップを見ることができない。 動体探知機についているコンパスでクリア条件の方向こそわかるものの、サブ目標についてはどこでなにをすればいいのか一切わからない。 サブ目標の存在しないステージもあるのだが、その場合ギブアップも可能とはいえ10個の目標を連続でクリアしなければいけないためゲームオーバー時の脱力感が非常に強い。 またクリアタイムに応じて得点が変わるのだが、エイリアンの予測不能な行動で大幅に所要時間が変わる本作にはそぐわない要素だろう。 結局面倒で途中までしか遊ばなかった。 ・火炎放射器出現後の調整がやや雑。エイリアンがいきなり目の前に出現するなど ・死亡頻度が高いわりにチェックポイントの感覚がやや広め ・オートセーブじゃないうえ妙に時間のかかるセーブ ・説明書に攻略のヒントが載っているのだが、ロッカーで息を止めるとHPが減るなど肝心な情報が書かれていない ・民間人の敵味方を見分けようとヒントにあるのだが細かいセリフでは字幕が出ないため見分けようがない ・接近してくるちっちゃい的を倒せなければ即ゲームオーバーというフェイスハガー
42型プラズマテレビ HDMI接続 SRS-5スピーカー使用 トロフィー取得率80% 上記の状態で書いたレビューです。 エイリアンのファングッズとしては二重丸、ゲームとしてはやや微妙といったところでしょうか。 エイリアンを雑魚キャラとして扱うゲームが多かったため、映画の1や3のようにステーション内で絶対強者として君臨する姿は胸躍るものがあります。 映画の1を基にしたおまけも収録されているのですが、自爆まで時間がなく視界不良の中エイリアンに見つかる危険を冒して移動するリプリーの「私のお星さま」に祈るしかない絶望感を見事に体感させてくれました。 口に雑誌を突っ込まれて死んでいるモブがいると聞いてニヤリとできるならおすすめです。 ゲームとしてはエイリアンが出てくる場面はおもしろいものの、他の部分が大きく足を引っ張っています。
GOOD!
・緊張感抜群のステルスホラー
敵を感知する道具は動体探知機のみ。
自分の目と耳に頼るしかないため、見つかる危険を冒してドアを開け通路の先を覗くなど緊張感がすさまじい。
慣れていない頃はエイリアンがダクトに入るまでロッカーから出ることができなかった。
エイリアンは基本的に1体しか出現しないものの、倒すことはできず足も圧倒的に速いため見つかれば死亡がほぼ確定する。
そのため常にエイリアンの気配を探りながら過ごすことになり、ダクトを移動する音や動体探知機の警報が恐怖感をあおる。
・容赦ないエイリアン
パソコンのログを読むことでストーリーの枝葉を知ることができるのだが、エイリアンはそういった作業中でも平気で襲ってくる。
私自身は未経験だがセーブ中でも襲ってくるとか。
エイリアンには学習能力があり、ロッカーの中や机の下などプレーヤーがよく使う隠れ場所を覚えて重点的に調べるようになってくる。
おとり用に音の出る機械や発煙筒があるのだが、これらのアイテムも同じものを何度も使っていると効果が薄くなる。
・時限イベント
今時珍しく急がなければいけないイベントにきちんと制限時間が設定されている。
演出だけ急がなければいけないように見せかけて実際は数時間放置しようが問題ないゲームが増えている中でこれはよかった。
BAD/REQUEST
・単調なゲーム性
指定の場所に移動してオブジェクトにアクセスするだけの作業。
L2R2でレンチをはめてスティックでボルトを回し…ボタン連打で発電機を動かし…
エイリアンに見つからないよう注意してやる場面ではそれなりに緊張感もあるのだが、ゲーム全体これでは単調さは否めない。
・人間とアンドロイドの存在
箸休めとして入れたのかもしれないがおもしろくない。
上記したように自身の感覚で隠れるしかない本作では複数体の敵から隠れるのが難しく、またこれらの敵は見つかっても割と楽に対処できてしまうため緊張感がない。
アンドロイドに至っては隠れるのを放棄して走り抜けた方が早いステージすらあった。
エイリアンに見つかったらほぼ死亡確定というシステム上チュートリアルを十分に確保したかったのだろうが、最初にエイリアンが出てくるまでも長すぎる。
・一部モードでマップが表示されない
探索の手間が増えるためゲームオーバーのリスクも上がるということなのだろうが、この縛りはちょっと違うだろう
具体的にはキャンペーンの最高難易度とおまけのサバイバルモードで、前者は他にも制限がつくのだが、周回プレイのはずだからゲーム内容を覚えておけという調整は疑問。
後者については別項目で扱う。
・サバイバルモード
まったく初めてのステージなのに、マップを見ることができない。
動体探知機についているコンパスでクリア条件の方向こそわかるものの、サブ目標についてはどこでなにをすればいいのか一切わからない。
サブ目標の存在しないステージもあるのだが、その場合ギブアップも可能とはいえ10個の目標を連続でクリアしなければいけないためゲームオーバー時の脱力感が非常に強い。
またクリアタイムに応じて得点が変わるのだが、エイリアンの予測不能な行動で大幅に所要時間が変わる本作にはそぐわない要素だろう。
結局面倒で途中までしか遊ばなかった。
・火炎放射器出現後の調整がやや雑。エイリアンがいきなり目の前に出現するなど
・死亡頻度が高いわりにチェックポイントの感覚がやや広め
・オートセーブじゃないうえ妙に時間のかかるセーブ
・説明書に攻略のヒントが載っているのだが、ロッカーで息を止めるとHPが減るなど肝心な情報が書かれていない
・民間人の敵味方を見分けようとヒントにあるのだが細かいセリフでは字幕が出ないため見分けようがない
・接近してくるちっちゃい的を倒せなければ即ゲームオーバーというフェイスハガー
COMMENT
42型プラズマテレビ
HDMI接続
SRS-5スピーカー使用
トロフィー取得率80%
上記の状態で書いたレビューです。
エイリアンのファングッズとしては二重丸、ゲームとしてはやや微妙といったところでしょうか。
エイリアンを雑魚キャラとして扱うゲームが多かったため、映画の1や3のようにステーション内で絶対強者として君臨する姿は胸躍るものがあります。
映画の1を基にしたおまけも収録されているのですが、自爆まで時間がなく視界不良の中エイリアンに見つかる危険を冒して移動するリプリーの「私のお星さま」に祈るしかない絶望感を見事に体感させてくれました。
口に雑誌を突っ込まれて死んでいるモブがいると聞いてニヤリとできるならおすすめです。
ゲームとしてはエイリアンが出てくる場面はおもしろいものの、他の部分が大きく足を引っ張っています。