【PS2】仮面ライダー クライマックスヒーローズ
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009-08-06 |
価格 | 6279円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 |
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タイトル概要 |
■ ジャンル:ヒーローアクション ■ プレイ人数:1〜2人 |
GOOD!
※格ゲーとしての出来
基本システムは必殺技コマンドを簡易にしてキャンセルをつけた『闘神伝+ウルトラマンファイティングエボリューション0』っぽい仕様。
手軽な操作でできるライダーキャンセルのおかげで爽快なコンボが簡単に組める。
またガードによるゲージ蓄積からスペシャルガードにより反撃も簡単なのでワンサイドゲームになりにくく、連続技を繋げるか途切れさせて待つかの駆け引きも楽しめる。
※フォームチェンジ
フォームチェンジに長所と短所を設定しているところは良い。
(フォームはゲージ技が使い放題になるが、反面一発逆転のできる超必殺技が使えないなど)
※演出
一応、基本10ライダーの基本フォームに関しては特徴を掴んで必殺技・スペシャルスキルを組み込んである。
(例えばファイズならオートバジン召喚・スパークルカット・グランインパクトを搭載)
超必殺技がかなりスピーディで見ていて面白い。しかもスタートでスキップできるので2回目以降でもわずらわしく無くて良い。
※BGM
音楽はオリジナルながらかなり努力している。
※各ライダーの性格(キャラ)・ifストーリー
『ディケイド』版でなくそれぞれの原作での登場人物に近い雰囲気で作られているのは◎。
ディケイドモードでのオリジナルストーリーも「もし原作にディケイドが割り込んだらどうなるか」というifを描いており、龍騎編の劇場版を基にした設定のバトルがあったのは嬉しかった。
BAD/REQUEST
※キャラクター
サブライダーも出ると期待していたが使用できる隠しキャラクターが少ない。
また一応ディケイドモード限定で使えるものは作りが中途半端。
(G3-?・オートバジン・ガタックはあんな出来なら使用不能のままが良かった)
またラストボスが明らかに手抜き。
※演出・BGM
超必殺技の爆発エフェクトが初代PSかというぐらい安っぽい。動きはいいだけに惜しい。
せめて、BGMに挿入歌『RideTheWind』『TreasureSniper』ぐらいは入れて欲しかった。全部ゲームオリジナルだと味気ない。
※フォームチェンジの内容
ヒット作品の電王とディケイドでの主人公と準主人公のディケイド・クウガのフォームはまだ充実している方だが、他のフォームが物足りない。
アギトが原作でも殆ど出番の無かったトリニティが主体って…せめてストーム・フレイムの2種にしてほしかった。
ファイズはブラスター、カブトはハイパーが無い。確かにアクセルやクロックアップのほうが特徴出てていいけど省いてほしくなかった。
響鬼に装甲響鬼、ブレイドにジャックフォームが無い。
一番酷いのがキバ。ドガバキはおろかガルル・ドッガ・バッシャーフォームさえ無い。
電王は基本4フォーム充実してるのにこの扱いの差は何だ?人気の差か?
※その他
ディケイドコンプリートフォームの扱い。どうせなら操作キャラで使いたかった。
ディエンドのカメンライドも1体しか召喚しないのはまだ許せるとしても王蛇一体だけなのは酷い。
せっかく色々なライダー召喚できるんだからフォームみたいに複数選択できるようにすればまだ楽しめたものを…
ガンバライドで出ていて登場を期待していたカイザ・王蛇が使えない(カイザはCGすらない)のはかなり残念。
COMMENT
『カブト』以来久々のPS2の仮面ライダーゲームですが、やり込むにはちょっと物足りない出来。
もしディケイド放映中の発売を目指したせいでこのような中途半端な出来になったとしたら惜しい話です。
ただゲームとしての基本は割としっかりしてるので、格ゲーに抵抗が無く、平成仮面ライダーの好きな人ならオススメです。