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【PS2】VitaminZ(ビタミンZ)

発売元 ディースリー・パブリッシャーオフィシャルサイト
発売日 2009-03-26
価格 7140円(税込)
レーティング 【B】12才以上対象 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:コミカル恋愛ADV
■ プレイ人数:1人
■ 限定版:9,240円



オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 3pt 3pt 4pt 4pt 4pt 2pt
総合点
77pt

GOOD!

・進化したつっこみorスルーアクション
つっこみorスルーアクションを行った時に、モーションムービー?の
ような動きがなめらかにくっついてきます(公式サイトで確認出来ます)

・良い意味ですごく「あたまわるい」キャラたち
阿呆と馬鹿がウリの作品に偽り無く、キャラクターたちが
しゃべる言葉と内容と言葉の選び方や場面に遭遇した際の
行動が ものすごく(良い意味で)「あたまわるく」、
久しぶりに本気で笑わせてもらいました。
(PS2 乙女ゲームでここまで笑えるソフトはVitaminシリーズだけでは?)

・クイックロード・セーブが快適
セーブにかかる時間も短いので、ストレスはありません。

BAD/REQUEST

・前作Vitamin「X」を越えられきれなかったA4とP2とGTRたち(新キャラ)
前作「X」のシステムを踏襲しているのでシステム面に特に
新しい部分はなく、キャラクターやストーリー関しては、
残念ながら「前作を越えることはできなかったな」という印象です。

→キャラクターストーリーが微妙
・「Z」は「キャラクター同士の男の友情?」がストーリーの軸に
なっているキャラが多く、前作は「主人公(先生)」との恋愛を基本に
キャラクターのトラウマや抱えるものを一緒に越えていく、という
感じだったのですが、今回は「キャラ同士の友情を応援」という形に
なっており、一人のキャラクターの持つ背景や苦しみを主人公が
分かち合うのではなく、キャラ同士で理解し合うという姿に
(自分には)思えて、「主人公おきざりだろう…」と残念に感じました

→キャラクターの個性がイマイチ
・「X」での強烈な個性を発揮してくれたB6に対し、
今回のA4とP2の個性はB6の二番煎じ的な印象をぬぐえませんでした。
(唯一「新しいな」と思ったのはアラタぐらいでしょうか)
キャラクターを演じる役者さんの実力もB6の方が圧倒的に
パワーをもっており、A4・P2に魅力を感じきれなかったのは
役者さんの要因もあるのかな、と思いました。
(アラタに関しては役者さんの演技がばっちり目立っており、
それがアラタというキャラクターをB6に並び立つ存在に
したのだと思えます)

・B6(前作キャラ)が先生役として登場するため、
存在がかすんでしまったGTRたち
→出番が少ないです。

・月末試験問題がふつうに難しい

COMMENT

とても面白いシリーズで、次に新作が出るとしたら必ず
購入する、と思えるほど良い作品だと思いますが、
やはり前作である「ビタミンX」の登場した、
「B6とT6」のストーリー・キャラクター・インパクトを
越えることは出来なかったな、という残念な印象も正直なところです。

絵の好みでまず購入を迷ってしまう方もいるのかな、と
感じますが、プレイすればそのあたりは「慣れ」のチカラで
どうにかなっていきますし、ストーリーはそれを補う
「あたまわるい」「馬鹿と阿呆」で笑えること請け合いです。

ただ、プレイすると前作「X」のキャラがどれほどインパクトと魅力と、
役者さんの演技が光っていたかを改めて思い知らされ、
「Xを越えることは出来なかったなあ…」という残念さが、どうしても残りました。

前作の「ビタミンX」や「ビタミンY」をプレイした方が
笑えるネタがありますので、前作プレイを推奨します。

   
プレイ時間:わからない(クリア済)
rainrainさん  [2009-03-29 掲載]

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総合ポイント
70
(難易度)
2.80
レビュー数
5
スコアチャート VitaminZ(ビタミンZ)レビューチャート

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【60点以上】
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【標準偏差】
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