(Pシリーズ初プレイです。それを踏まえた上で読んでいただけると幸いです) 【歌詞付きのBGM】 ・ダンジョン探索時、戦闘時など、初めて聞く筈なのにすんなり耳に入ってきてGOOD。 ・高校生という雰囲気をかなり出せていると思う。POPな感じがゲームスピードを快適と思わせるほどマッチしている。 【作画完成度】 ・これは完全に個人的な見解ですが、作画が非常にストライクゾーンでした。男女問わずバランスの良い絵で、かなり感情移入できました。欲を言うならアニメパートはもうちょっとがんばってほしかった。 【キャラクターの個性】 ・それぞれ悩み、葛藤などと対峙し、成長していく思春期の少年少女を上手く描けていると思います。どこか自分の高校生時代を振り返ってしまうような…「わかるわかる!」みたいな反応が取れてよかったです。 【システム/ストーリー】 ・まずはコミュニティでしょう。知人や仲間、家族と絆を深めていくことで強くなっていく、という実感が強く持てて良かったです。 ・ストーリー面では、拠点型、日程進行の二束のわらじを完全に履きこなしていると思います。RPGでありながら推理的要素も含まれており、日時やイベントとともに徐々に解き明かされていく謎がとても好奇心を擽りました。季節イベント(テストや旅行)なども盛り込まれており、非探索時はかなりリアルに高校生活を再現できていると思います。 【高難易度の戦闘】 ・ヌルゲー、キャラゲーが大本を占める昨今のRPGでは類を見ない戦闘難易度。補助魔法や回復は勿論のこと、持ちうる最強の攻撃を、しかも弱点で攻めていかなければ簡単に全滅するというスリル。しかもそれは、ボスに限らず雑魚モンスターにも同じことが言え、ボスより相手にしたくない雑魚も結構います。 【豪華絢爛の声優陣】 ・新品7000円超えを二つ返事で頷ける声優陣には耳を疑いました(笑)。声優に疎い方でも「あ!これ○○の声の人だ!」という反応ができる筈です。原作で相当売れた漫画のアニメ化でもない限りこんな面々が揃った作品を目にすることはあまりないと思います。 【一週だけでは遊びつくせないボリューム】 ・完全攻略を目指す上で、一週目で全てやりこむことはほぼ不可能(一部、システム的にも不可能)。一週目は好きにプレイし全貌とシステムに慣れ、二週目以降に本腰攻略していったほうが楽しめます。ストーリーの結末を理解した上でプレイすると、一週目では気付けなかった点がいくつもあり、再度楽しめます。
【セーブポイント】 ・少ないです。帰還アイテム等を買い忘れた時は特にさじを投げたくなります。せめて中ボス毎くらいにはセーブポイントが欲しいと感じました。 【戦力成長度】 ・味方の成長<敵の成長。これはいいところでもあるんですが、特にプレイ時間が浅い段階で、新ダンジョンに潜入したときは強く思いました。1LVの価値が低く、相対的に見て「強くなった」という実感が持てない。戦い方はプレイ時間に比例して上手くなるので終盤は気にならなくなりますが、毎回戦闘開始に敵のアナライズ情報を確認して弱点攻撃と、プレイヤーのスタイル次第では飽きの大きな要因になってしまうかもしれないです。 【冷遇されている一部味方キャラ】 ・戦闘を有利に進める上で、どうしても戦略的に必要の無いキャラ、使い道の無いキャラが居ます。雑魚掃討に優れているがBOSS向きではないキャラや、パワー型の設定なのに、その実火力が物足りなさ過ぎるキャラなど、同じレベルで見たとき他のキャラクターより明らかに劣っているキャラが居るのが気になりました。最強を目指すのなら、ほとんどキャラは固定。主人公以外の味方キャラの成長に、もう少し自由度が欲しかったです。
万人ウケするゲームではないですが、古くからRPGをしている方や、難易度を求めている方には特にオススメするゲームです。 最近のゲームには珍しく、開発陣の意気込みを感じる作品でした。ここ5年でやったゲームの中では間違いなく一番面白かったし、完成されたゲームでした。PS2のRPGではダントツの1位です。 続編が出たら地雷でも飛び込む覚悟が出来るくらい遊ばせて頂きました。最高!
GOOD!
(Pシリーズ初プレイです。それを踏まえた上で読んでいただけると幸いです)
【歌詞付きのBGM】
・ダンジョン探索時、戦闘時など、初めて聞く筈なのにすんなり耳に入ってきてGOOD。
・高校生という雰囲気をかなり出せていると思う。POPな感じがゲームスピードを快適と思わせるほどマッチしている。
【作画完成度】
・これは完全に個人的な見解ですが、作画が非常にストライクゾーンでした。男女問わずバランスの良い絵で、かなり感情移入できました。欲を言うならアニメパートはもうちょっとがんばってほしかった。
【キャラクターの個性】
・それぞれ悩み、葛藤などと対峙し、成長していく思春期の少年少女を上手く描けていると思います。どこか自分の高校生時代を振り返ってしまうような…「わかるわかる!」みたいな反応が取れてよかったです。
【システム/ストーリー】
・まずはコミュニティでしょう。知人や仲間、家族と絆を深めていくことで強くなっていく、という実感が強く持てて良かったです。
・ストーリー面では、拠点型、日程進行の二束のわらじを完全に履きこなしていると思います。RPGでありながら推理的要素も含まれており、日時やイベントとともに徐々に解き明かされていく謎がとても好奇心を擽りました。季節イベント(テストや旅行)なども盛り込まれており、非探索時はかなりリアルに高校生活を再現できていると思います。
【高難易度の戦闘】
・ヌルゲー、キャラゲーが大本を占める昨今のRPGでは類を見ない戦闘難易度。補助魔法や回復は勿論のこと、持ちうる最強の攻撃を、しかも弱点で攻めていかなければ簡単に全滅するというスリル。しかもそれは、ボスに限らず雑魚モンスターにも同じことが言え、ボスより相手にしたくない雑魚も結構います。
【豪華絢爛の声優陣】
・新品7000円超えを二つ返事で頷ける声優陣には耳を疑いました(笑)。声優に疎い方でも「あ!これ○○の声の人だ!」という反応ができる筈です。原作で相当売れた漫画のアニメ化でもない限りこんな面々が揃った作品を目にすることはあまりないと思います。
【一週だけでは遊びつくせないボリューム】
・完全攻略を目指す上で、一週目で全てやりこむことはほぼ不可能(一部、システム的にも不可能)。一週目は好きにプレイし全貌とシステムに慣れ、二週目以降に本腰攻略していったほうが楽しめます。ストーリーの結末を理解した上でプレイすると、一週目では気付けなかった点がいくつもあり、再度楽しめます。
BAD/REQUEST
【セーブポイント】
・少ないです。帰還アイテム等を買い忘れた時は特にさじを投げたくなります。せめて中ボス毎くらいにはセーブポイントが欲しいと感じました。
【戦力成長度】
・味方の成長<敵の成長。これはいいところでもあるんですが、特にプレイ時間が浅い段階で、新ダンジョンに潜入したときは強く思いました。1LVの価値が低く、相対的に見て「強くなった」という実感が持てない。戦い方はプレイ時間に比例して上手くなるので終盤は気にならなくなりますが、毎回戦闘開始に敵のアナライズ情報を確認して弱点攻撃と、プレイヤーのスタイル次第では飽きの大きな要因になってしまうかもしれないです。
【冷遇されている一部味方キャラ】
・戦闘を有利に進める上で、どうしても戦略的に必要の無いキャラ、使い道の無いキャラが居ます。雑魚掃討に優れているがBOSS向きではないキャラや、パワー型の設定なのに、その実火力が物足りなさ過ぎるキャラなど、同じレベルで見たとき他のキャラクターより明らかに劣っているキャラが居るのが気になりました。最強を目指すのなら、ほとんどキャラは固定。主人公以外の味方キャラの成長に、もう少し自由度が欲しかったです。
COMMENT
万人ウケするゲームではないですが、古くからRPGをしている方や、難易度を求めている方には特にオススメするゲームです。
最近のゲームには珍しく、開発陣の意気込みを感じる作品でした。ここ5年でやったゲームの中では間違いなく一番面白かったし、完成されたゲームでした。PS2のRPGではダントツの1位です。
続編が出たら地雷でも飛び込む覚悟が出来るくらい遊ばせて頂きました。最高!