【PS2】ペルソナ4 レビュー
発売元 | アトラス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-07-10 |
価格 | 7329円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / オリジナル・サウンドトラック |
タギングトップ3 |
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タイトル概要 |
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 3pt |
82pt
GOOD!
舞台設定、事件の内容、登場人物、出てくるペルソナ(悪魔)の種類と前作よりも良い部分を改善してくれていて非常に満足でした。
特に主要キャラ(前半に仲間になる三人)がとても魅力的で良かったです。
それぞれの背景が深く掘り下げられていて愛着がもてました。
田舎町に誘致された大手デパートの御曹司と言う立場から地元商店街との軋轢に苦しむ陽介が自分の身から出た影(シャドー)に「嫌われないようにいつもヘラヘラしてるんだよな?」といわれるシーンは凄く鳥肌が立ちました。
前作の謎の研究で敵が暴走よりも、罪と罰シリーズのように人間の抑圧された精神が敵となる設定が良かったです。
ジョジョ4部のような事件性、これが凄く良かったです。
小さな町に得体の知れない悪が潜んでいてジワジワと進行していく怖さ。
それをプレイヤー自身仲間と一緒に犯人を探し出していくという行動がとても楽しく、仲間との連帯意識も生まれ、そのうちに八十稲羽という世界が大好きになっていくうれしさ。
音楽の良さも秀逸です。ボーカル入りでダンジョンBGMが成り立つという類稀なスタイルでいて、音楽が邪魔になりません。むしろ自然と覚えてしまうくらいです。エブリデイヤングライフジュネス。
女神転生シリーズの悪魔がかなり出てくるのも良かったです。
ソウルハッカーズ以来出てこなかった懐かしい悪魔の登場は感涙モノ。
BAD/REQUEST
あえて言えば後半の仲間をあまり好きになれなかったところ。
花村、里中、天城が凄くスタンダードながらもキャラとして立っているのに対して、後半に仲間になる連中がどうも薄軽いといいましょうか。
キャラにはそれぞれ少なからず「狙い」があり、それが私には効かなかっただけかもしれません。
しかしどうしても少年探偵の登場はいらないのでは?と思ってしまいます。
4月から7月までの面白さはPS2を消せないほどですが、夏休みで少しだれます。なるほど、田舎の夏休みの退屈さを表現ってことでしょうか。
話が神(それも本物の)となるとちょっと冷めてしまいました。
COMMENT
大満足。
PS3を買って以来、ずっとPS2はホコリをかぶっていたのですが、今ではPS2が出っ放しです。
ちょっとづつコミュを上げてったり、キャラとのイベントを楽しみに出来るひとには文句なしでオススメです。
RPGは最短クリア!レベル?コミュ?んなもんPARで即効だぜ!って人にはまったくおもしろくないでしょう。
ちょびちょびあげて、二週目でできることへの夢をはせる、そういう楽しみ方が出来れば最高です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 1pt |
87pt
GOOD!
■熱中度
仲間達との信頼度を上げたり、勉強したり、アルバイトをしたりと、やらなければならないことがたくさんあるため、次は何をするかを考えているうちに時間を忘れてプレイしてしまう。
ダンジョンでは、気を抜くと全滅する可能性があるため、適度な緊張感があり、熱中できる。
■快適さ
前作でも採用されていた敵の弱点を突くシステムに加え、本作ではパーティメンバーの追撃が加わり、より爽快感のある戦闘になっている。
前作とは異なり、パーティーメンバーも完全に操作することができるため、AIが勝手な行動をすることで全滅の危機に瀕するようなことは無くなった。
町のマップなどで、ボタンを押すと瞬時に他のエリアに移動できる点は快適だと感じた。
■オリジナリティー
前作までが女神転生+学園物だったが、本作ではさらに探偵物の要素が追加された。
他の女神転生シリーズと比べ、本作では日本古来の神々や英雄が多く登場するという特徴がある。
■音楽
オープニングでは、アニメーションや戦闘シーンが音楽のリズムとあっていて見ていて気持がいい。
BAD/REQUEST
■グラフィックス
黄色や原色が多用されていて、光に敏感な人にとっては有害かもしれない。テレビに突入するシーンや、霧の描写など、綺麗に表現されていないと感じるところがあった。
敵やペルソナのグラフィックは、前作までの物がほとんど流用されている。特に敵のグラフィックは、手抜きっぽく見えるため、前作の時点でも気になっていたが、本作でも改善されていなかった。
■導入部分が長すぎる
NEW GAMEを選んで始めてから、実際にゲームをプレイできるようになるまでに1時間以上かかり、非常に長すぎるため、○ボタンを押すのが苦痛と感じた。要点を押えたムービーするなどの工夫が欲しかった。
■セリフ音声
セリフ音声と文字表示だけの切り替えに不自然だと感じるシーンがいくつかあった。本作は主人公の名前は自分が好きな名前を入力できるが、当然ながらゲーム中で主人公の名前が呼ばれるシーンで突然音が切れることになる。主人公の名前を固定にするか、主人公はゲーム中あだ名で呼ばれるといった工夫が必要だと思う。
COMMENT
前作と比較し、いくつかの要素が削除された。(斬撃、打撃などの区別、ダンジョンでの仲間への探索指示、ミックスレイドなどが削除された。)不要な要素を思い切って削除し、シンプルになったと言えるが、個人的には少し寂しい気がした。
音楽やストーリー全体で比較すると、前作には今一歩及ばなかったというのが個人的な評価だが、仲間との会話シーンなどがとても楽しく、感動する場面もいくつかあり、プレイして良かったと思う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
73pt
GOOD!
■キャラクターの性格設定
■ストーリーの一つ一つに無駄が無く仲間や事件の話にちゃんと繋がっている点
■1moreの判定が前回P3より優しくなった(弱点さえ突けば吸収・反射・無効になっても1moreに)
■仲間のAI設定を変える事が出来る(つか自分で動かせる事も出来る)
■オマケの林間学校・修学旅行・文化祭・旅館等のイベントもキャラクターの性格から納得のいく+心温まる展開に
■よく見ると前回からの使いまわしに見える金子氏悪魔のペルソナが少し作り直されている点
■全体的に各コミュが上がりやすく前回P3の様に1週丸ごと作業なんかせずとも全コミュMAXになる点(2週目限定かな?)。
■女性コミュのMAX前に友達or恋人の選択が出来るようになった(倫理的に前回がアレなもので良かった)
■所々のBGMが良すぎ!OPムービーでの軽快な曲や戦闘時のボーカルINの曲など前回のP3と同等…否、個人的には上回る程の素晴らしさ!
しかもどの曲も同じ雰囲気ではなくストーリーに合った曲の作りが凄すぎます!
中でもお気に入りが雨の日以外の放課後に流れるBGM!どこか懐かしくて優しくて涙がでます。
■作中の約7割くらいがフルボイス!
■エンディングが前回P3(FES含む)の様に後味の悪いモノではなく寂しいけど嬉しいと言う素敵な〆方だった点
■ペルソナ全書が早めに解禁になる点
■アニメーションの向上
BAD/REQUEST
■前回と違って一部のペルソナが習得する「ラグナロク」等の特殊魔法や「不動心」等の特殊補助スキルが継承不能になっており労力と引き換えに手にする【理想のペルソナ】を作る事が出来ない点(コレで大分やり込み度が↓)
■2週目への引継特典が【「寛容さ等のステータス」「所持金」「コミュMAXアイテムと割引アイテム」「ペルソナ全書の内容」】なのですがコレだと2週目序盤でレベルが低く自由に合体できず再度レベルを上げなくてはならない二度手間な点
■前回に比べダラダラ長くは無いのですがソレでも約1ヵ月分行動できる日数が少ない点
■OPでの話ですが初見ではストーリーの冒頭が良く解り面白いのですが2週目を始めると30分以上のOPに疲れます(△ボタン以外の場面スキップ機能が欲しかった)
■隠しボスが弱かった(凄い凶悪なのを期待していたので肩透かしでした)。
■シャドウの使いまわしと一部のペルソナデザインorz
COMMENT
女神転生シリーズはSFCとPS・PS2・旧X-BOXで出たタイトル全部、ペルソナシリーズは初代からFES含む全ての作品をプレイしていますがキャラも物語りも音楽もシリーズ屈指の最高水準でしたw
欲を言えばペルソナとシャドウのデザインを金子一馬氏に委託して頂けていれば最高でした。
人間キャラや音楽は最高なのにシャドウとペルソナは少し…
GOOD!
ストーリー・・・テンポが良かった。3→満月にボスイベント、それまでレベル上げ。4→期日までに被害者を救出すればOK。が非常に大きいと思います。
あと真犯人はすぐわかったんですが、その後の真裏ボスの正体には驚きました。二週目でああ!なるほど!となりました。
キャラクター・・・4のキャラクターは皆性格がいいので大好きです。見てて微笑ましい。3みたいにギスギスしてるとあまり一緒に戦いたくないな・・・と思ってしまうので。
戦闘・・・AIもだいぶ改変されてボス戦以外は放っておいてもなんら問題なくなりました。
音楽・・・戦闘BGMと11月ダンジョンの音楽が大好きです。
BAD/REQUEST
序盤・・・1週目は楽しいんですが2週目はもうストーリーがわかってるんで正直すっ飛ばしてとっとと戦闘に入りたいです。2時間何も出来ないのはきつい。
ペルソナの進化?・・・仲間のペルソナが変わるのがコミュでってのが若干面倒でした。しかもダサいのが多い。陽介や千枝などの序盤メンバーはなんとかなるんですが直斗やりせは1週目では間に合わなかったりします。特に直斗
COMMENT
3をさらに良くしていいほうへ改変したという感じです。
ギャグパートも多く笑わせてくれます。完二のダンジョンや林間学校では大爆笑でした。
キャラクターも(コミュキャラ)含め嫌いな人がまったくいないのでイライラせず出来ました。
戦闘は若干難しいです。