【PS2】スーパーロボット大戦Z レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-09-25 |
価格 | 8379円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 5pt | 3pt | 5pt | 5pt | 5pt | 1pt |
92pt
GOOD!
・グラフィック とにかくよく動きます。近接攻撃系の技を早送りにした時の動きなんかはもう半端じゃないです!これがもし次世代機になったらどうなるんだろう?という期待すら抱くほどです。
・システム 小隊制のコスト廃止。個人的にはこれが非常に大きいです!多いときには小隊編成に二時間とかかかっていたので、すごく楽になりました。
近年の新規参戦が多いのもプラスだと思います
BAD/REQUEST
・サウンドが普通。可もなく不可もなく普通
・主人公が薄い。男主人公はまだ分かりませんが、女主人公は結構影が薄いです。もう少し前に出てくれてもよかったかと思います。あとストーリーも、いろんな作品が出たり入ったりで少し落ち着かないかな?
COMMENT
スパロボで二週目に突入したのはこれが初めてです!平成物の新規がわりと多いので、そこら辺が好きな人にはたまらないと思います。難易度もそんなに高くないので、昔ながらのファン以外にもお勧めです!
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 1pt | 3pt | 2pt | 4pt | 2pt |
50pt
GOOD!
■ローディングが早い
ローディング時間が無いに等しい短さで大変快適。セーブロードが多いゲームだけにこれは嬉しい。
■自分好みのキャラクターとロボで遊べる
強制出撃の頻度が少なく、難易度ポイントさえ気にしなければその機体で敵を蹴散らす必要もありません。強化すればだいたいの機体はメインを張れるし、どのパイロットでもエースになれる。
■細かいこだわりの多さ
機体乗り換えで面白い台詞が聞けるのはifを遊ぶスーパーロボット大戦ならでは。敵にも合体攻撃やカットインが用意されていて細かいこだわりが感じられる。
BAD/REQUEST
■戦闘演出の劣化
戦闘演出は、メリハリが効いておらず冗漫。カットインも多いがタイミングが悪い。総じて見せ方が悪い。DSの『W』の方がよほど良い見せ方をしていた。作品毎の格差も酷く、異様に凝ったグラヴィオンに対し、キングゲイナーやアクエリオンはかなり冷遇されている。女性キャラのおっぱい揺れを無駄に強調したものが無かった点だけが良い。
■オリジナルキャラが相変わらず酷い
オリジナルキャラは敵味方共にキャラクター性もデザインも劣悪。
敵は動機も理念も無く、履き違えた意外性で斜め下を行くため、厚みが無くて薄っぺらい。序盤から事ある毎に嫌がらせをしてくるアサキムは、最終決戦前に突如豹変しお題目を唱えて、去って行ったり仲間になったり。
オリジナル主人公も酷い。特に男主人公は「間違ったおっさんキャラ」で正直キモち悪い。キモ過ぎます。
■ストーリーも相変わらず酷い
もはや最初からスーパーロボット大戦にストーリー性は求めておらず、目障りでは無い程度で十分なのだが、それでも中盤から後半の超展開は目もあてられない。特に中盤の仲間割れイベントの荒唐無稽さには開いた口がふさがらなかった。全体的なストーリーは完結を装っているが、伏線を含みをふんぷんに残していて、人気が有れば(売れれば)続編を出しますよと、観測気球を上げたような状態なのですっきりとしない。
序盤から中盤までの各世界観の整合や取捨選択や原作バッドエンドなど、良い点もあっただけに残念。
COMMENT
特にオリジナルキャラクター関連は稚拙でスパロボシリーズ特有の嫌らしさが強い。せっかくの新シリーズなわけだし、もういっその事、プロデューサーやキャラクターも含めてスタッフを刷新したら良かったのに。
アサキム関連の設定と展開は、メインストーリーに絡んでいるようでいて、実はほぼ無関係で全く完結していない。OGシリーズに話を持ち込みたいが故に登場させたものかと。スパロボZはOGの犠牲になったのだ。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
76pt
GOOD!
・グラフィックが強化された
特にカットインが多く、必殺技ではロボがリアル等身で出てくる。
演出も素晴らしくザブングルの可愛らしさ、グラヴィオンも大張カットインで興奮しました。
・新規参戦作品の濃さ
地球が壊滅するというエンディングで終わったバルディオス、アンチファンの多さで知られるSEEDDESTINY、破天荒設定のアクエリオン、地味に豪華スタッフだったゴッドシグマ、主題歌もキャラもロボも萌え燃えなグラヴィオン、ストーリーや世界観が秀逸なエウレカセブン、そして作品の骨格となるオーガス・・・
これは最初で最後のラインナップですね。
・久々の参戦となる作品の扱い
ザンボット3はかなりのサブキャラが登場、∀ガンダムやガンダムXも原作をかなり再現してくれます。
・音楽のラインナップ
一通り揃ってる、アクエリオンとグラヴィオンは前期、後期OPが2つ揃ってる。
キングゲイナーもあのOPとEDが有るしバルディオスも鬱EDまである。
・主人公がいい
スーパー系は期待を裏切らないかっこよさと熱さ。
リアル系はシリーズ史上最も過酷な展開。
BAD/REQUEST
・音楽の出来がイマイチ
やはり音楽の出来が・・・ラインナップはいいけど。
・ストーリーの過密度
ZガンダムとSEEDDESTINYが同マップで最終決戦など終盤になるとかなり過密な展開で場合によっては難しくなる事もある。
新規参戦が多いとこうなるんですよねw
・隠し要素の薄さ
隠し機体とか増やしてくださいよ、寺田プロデューサー。
COMMENT
サクサク進み、スーパー系はクリア手前、さらに同時にリアル系もそこそこプレイしていますがどちらも新鮮味があっていいものです。
次回作への複線も多すぎる。
しかし2000年のロボットアニメは女装キャラが多いですねw
今回のJAMProjectの主題歌はどう考えても歌えませんw
GOOD!
リアル系1周クリア状態での感想になります。
◎グラフィック
戦闘アニメーションは作品を重ねるごとに進化しています。カットインがずいぶん進化したように思います。
◎快適さ
セーブ&ロードは大げさに聞こえるかもしれませんが、あっという間に終わるため全くストレスになりませんでした。またソフトリセットも健在のため、快適です。
◎システム
トライバトルシステムのおかげで、本来なら2軍行きのキャラクタも前線で活躍させられますし、きちんと改造すれば足手まといのもなりません。
また難易度という点でも普通に進めるだけならサクサクいけると思います。某外伝のように敵が固すぎると嘆くこともなくなりました。(ノーマルプレイを体験してですが。ハードなどはわかりません)
BAD/REQUEST
今回は共通ルートが少なく、選んだ主人公により話の展開、メインとなる作品が決定されます。
賛否両論あると思いますが、自分の使いたい機体が中盤まで使用できず苦痛に感じる事もあるのではと…。
自分自身、目当ての機体が殆ど別ルートに配置されたため結構苦痛を感じました。
音楽が少し迫力に欠けるかなと。今の技術ならもっと何とかできるんじゃないかと思うんですが。
COMMENT
今回新規参戦した作品は半分以上知らないのですが、話を進めるうちに、興味を持ってしまいました。そうさせる作りはさすがというべきです。このように殆ど知らない人間でも楽しめるのでお勧めです。
元々戦闘シーンの進化っぷりに惹かれて買ったのですが結果的に期待以上の出来だったと思います。
ただアサキムさんは何だったんでしょうか。2周クリアすれば分かりますかね?