オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt | 2pt |
40pt
GOOD!
いろいろわかる情報の数々。
しかし、これが逆にあだとなり時には雰囲気をぶち壊す
分岐図があるのでエンディングを探す時に役に立つ。
その他ネタバレという要素でどうしてもクリアできない人用に
とても便利な機能があるのが良いです。
BAD/REQUEST
共通部分がスキップが通用しない点です。
何度も同じ文章を読まされるのは苦痛でしかありません。
たくさんシナリオがあるけど最後のだけで十分です。
それ以外の必要性が正直感じられません。
もう少し個別ごとで情報提示を少なくするべきだと感じました。
COMMENT
期待していた分非常にがっかりしました。
前半が良い雰囲気だけ期待していたのに
後半に入るとついていけないほどの高速展開に発展します。
もう少し内容を掘り下げて分岐を減らして長めならよかったかもしれません
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
78pt
GOOD!
既読文章をまとめてスキップできる「ジャンプ機能」、クイックセーブやクイックロードの追加、セーブデータ作成可能数の大幅な増加、玉手箱で音楽も自由に聴けるようになったりと、前作のアカイイトからさらに遊びやすくなっており、システムが洗練されています。サクセスさんがユーザーの声を反映し、ユーザーの事を本当に大切に考えている事を実感しました。これらのシステム面の改善により、前作に比べるとより遊びやすくなり、長時間遊んでもあまりストレスを感じませんでした。ちなみに血液ゲージシステムは廃止されています。
また、どうしてもシナリオを進める事が出来ない人のための救済措置として「ネタバレ機能」も追加されています。
エンディングは全部で56個もあり、アカイイトの32個よりも大幅に増加。またアカイイトではヒロイン全員が幸せになる、いわゆる「グランドフィナーレ」が存在しなかったので、クリアしても何となく後味の悪さが残ったのですが、本作では各ヒロイン毎のハッピーエンドの他にグランドフィナーレが存在しています。
アカイイトより劣る、使い回しが多いなどの意見が多いシナリオと音楽ですが、個人的にはシナリオも音楽も特に違和感は感じませんでした。薀蓄の多さは確かに気になりますが、シナリオ全体としては悪くないと思います。音楽の使い回しに関しても、むしろ使い回しがあるからこそ「ああ、アカイイトの続編だ」という実感が沸きましたし、新曲に関してもそれほど叩かれるほどの物では無いと思います。
あと、アカイイトでは百合ゲーでありながら女の子同士のキスシーンが無かった(ユメイとは際どい所までいきますが)のですが、本作ではちゃんとキスシーンや18禁っぽい表現があるので百合好きにとってはたまらないかと。
BAD/REQUEST
やはり薀蓄の多さは気になりますね。前作よりも明らかに多いです。特に汀ルートではラスボスとの戦闘中にさえも汀が一生懸命語りだす始末。まあ薀蓄自体はシナリオの伏線にはなっているのですが。もっと簡潔にまとめてほしかったと思います。
既読文章をスキップできるのはいいのですが、別のルートで同じ文章があった場合、そのルートで読んでいない文章はスキップできないので不便だと思いました。
シナリオの分岐条件が複雑すぎる。特に後半では「選択ミス=死」。ゲーム中では全く説明の無い「女の子の好感度」で分岐する箇所もあり、ハッピーエンドを迎えるだけならともかく、分岐図を全て埋めるにはビジュアルガイドブックやインターネットでの攻略記事は必須かもしれません。まあ埋めるだけならネタバレ機能でどうにでもなるんですが・・・。
エンディングが56個に増えたのはいいのですが、その分ノーマルエンドやバッドエンドの質が落ちたような気がします。特にアカイイトでは「納得の出来るバッドエンド」が多かっただけに、本作では少し気になりました。
あと、アカイイトの続編なのだから、アカイイトのキャラも多数出して欲しかったです。サクヤだけは登場しますが、声だけなのでノーカウント。
COMMENT
アカイイトをプレイしている人なら思わずニヤリとするような演出もありますが、基本的にアカイイトを全く遊んだ事の無い人でも問題なく遊べる良作です。ただし、個人的にはアカイイトを遊んでからプレイした方がより楽しめると思います。今ならアカイイトの低価格版(2100円)も売ってるので、これを機に買ってみてもいいかも。
システム面が洗練されており長時間遊んでいても苦にならないので、AVGが嫌いでなければ買って損は無いでしょう。ただしアカイイトと違って露骨なキスシーンや際どい性的描写があるので、百合が嫌いだという人は抵抗を感じるかもしれません。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt |
43pt
GOOD!
※前作プレイ済
・グラフィック−前作よりはキレイ?前作も申し分はなかったのでそこは割愛させてもらいます。
・百合ゲー−個人的には百合好きというわけでもありませんがその気のある方には好評かと。
(他は色々探しては見たのですがどうにも見当たりませんでした、スミマセン)
BAD/REQUEST
※前作プレイ済
・音楽−前作のアカイイトの使いまわしがかなりあります。とても別作品とは思えないくらいです。とてもではないですがあれではアレンジしたとは評価しにくいかと。
・シナリオ造り−度々矛盾点が見られました(名前も知らないはずなのに後半知っていたり、見たこともないのに回想でそのグラフィックがでてきたり)
・ED−量の多さによる低迷が多々ありました。それとあまりにも淡白で唐突な終わり方のEDがあるため、『え?おわり?』と?が付く所が多いです。
(その他細かいことを書いた終わりがないため以下略します)
COMMENT
前作をプレイしている方は手を出さない方が無難かと。アカイイトは個人的にもそこそこ良い作なのでどうしてもそれと比べての評価になってしまい、厳しい採点をつけざるを得なかったです。
音楽は使いまわしが多数、シナリオの創り込みの浅さとEDの淡白な終わり方などなど、前作よりも優れている所が個人的には見当たりませんでした。
少なくとも新品の値段で買うのは失敗するので値が安くなってから中古で買うのが限界かと。
アカイイトと比べずともやはり良作ではありませんね。発売を延期してあれだけ前作との間があったにもかかわらずこの出来は少々期待はずれでした。
次作・・・があるかどうか知りませんが次はもう少し色々な所を練ってから世に送り出して欲しいですね。
GOOD!
基本的に前作のシステムを踏襲していることもあり、利便性の向上が図られている。
・ジャンプ機能でもっさりしたスキップで時間をとられることがなくなった
・クイックセーブ、クイックロード採用による読み込み時間の短縮
グラフィック面は前作同様質が高い。立絵・一枚絵とも安定していて、不自然に感じるものは少なかった。今後もこの原画さんを起用してほしい。
BAD/REQUEST
シナリオに矛盾が普通に発生するのがいただけない。
・体験していない事柄を体験したことになっている。
・人が入れ替わっている。
システム面では使いやすくなっているが、不満点もある。
・メニューで個別の項目を選んだ後、再び別の項目を選ぼうにもメニューを完全に閉じてしまう仕様のため非常にまどろっこしい。
・メニューから通常画面に戻る際も少々もたつきがあるため何度も経験するとだんだんと煩わしくなってくる。
・システムボイスがメニュー項目を移動させると間髪いれずに起動するので、耳障りに感じる。前作では余り気にならなかったのに(前作はウェイトをとっていた?)。
個別ルートに入っているにもかかわらず、余りにも共通のネタが多く、しかも同じ文章でありながらスキップできない。
薀蓄が物語のテンポを悪くしている印象を受ける。好きな人は良いかもしれないが、万人受けはしないとおもう。
キャラが不自然。主人公にも余り人間味を感じないし、サブキャラにも肉食をうっとうしく騒ぎ立てるような輩がいたり。あと有り得ない超人が一人…いくら達人だからって鬼が相手になっても歯が立たないって…。
音楽、グラフィックの使いまわし。前作をプレイした直後にプレイしたのでかなり目に付いた。それなりに製作期間があったのに、これはないのでは?
シリーズの売り(?)である吸血シーンに魅力を感じない。表現が露骨になった感じで、前作のように妄想を掻き立てる(良い意味で)悶絶ものの凶悪なエロスはどこにもなかった。しょんぼり。
エンディングは前作に比べ20ほど増えているが、内容は薄くなっている。中途半端な感じで終わるのが多く、またちょっとしたオチの違いばかり。
COMMENT
前作とまとめ買いして一気にプレイしたため、良し悪しをモロに感じてしまった。酷い言い草かもしれないが、システム面で少々改善が見られた他は正直良かった点が感じられなかった。
シナリオ面での矛盾・破綻は問題外です。本当にテストプレイされたのでしょうか?そして確認したうえでゴーサインが出たのだとしたらびっくりです。今まで市販ADVは余りやってませんでしたが、こんなの初めてです。次回作を出すときは絶対になくして下さい。
素材の使いまわしもこれっきりで。使うなら素人感覚でもアレンジされたと思えるレベルにしてください。
個別ルートに入ってからの共通項目は出来るだけ少なく。何度も同じこと、しかも重要でもないことをスキップも出来ずに延々と繰り返させられるのは拷問に近いです。分岐図管理しているのであれば、共通部分は収束させるべきだったのでは?
エンディングの数は厳選して、もっと深く作りこんでほしいです。オチの違いだけで数だけ増えても回収のやらされ感が強くなるだけ。あとシナリオも共通パートと個別パートとのバランスを。だらだら半分以上歩いていたのが、急に猛スピードで駆け出し一気にゴール、観客はおいてけぼりで唖然、みたいな印象です。
以上、不満点をつらつら書きなぐりましたが、前作が予想以上に好印象だっただけに本作に対する期待・失望感も大きくなりました。全体の構成をもっとしっかりして次回につなげてください。