前作プレイ済み。それ以前のアトリエシリーズも大半はプレイしてます。 ●オリジナリティー シリーズの歴史が長いだけにあまり目立った要素はありませんが、前作から正当進化を遂げたのは間違い無いです。協力調合の仕様とか戦闘システムとかが特に。 ●グラフィックス 必殺技や協力技を手軽に出すことが出来て戦闘がスピーディー且つ派手になった。 ●サウンド BGMに関しては特に不満は無し。ストーリーの進行によってBGMが変化するなど飽きさせない配慮があるのも良い。 ●快適さ 武器防具を作るためにアトリエとアタノール室を行き来する必要も無くなったし、ショップもある程度まとまったし、移動も施設内の部屋一つ一つに一気に飛べるし、ロードもせいぜい2〜3秒程度に。前作で不満があった部分はほぼ解消されたと言っていい。 ○ストーリー シリーズ初のW主人公ですが2人のストーリーが完全に別物。普通はW主人公といってもストーリー自体ほとんど同じで一時期別行動になる程度だと思うんですが、このゲームでは最初から別々で尚且つ限りなく敵対関係に近い感じです。 学校行事などで一部共通のイベントもありますが、どちらの主人公から始めても2週目を新鮮な気持ちでプレイできるでしょう。 あと、ストーリー、サブストーリー共に全編コメディー路線まっしぐら。前作の終盤の超絶鬱展開の反動でしょうか。まぁ、暗い話になるよりかは良いですけど。 ○成長システム 前作のグロウブックと基本は同じですが成長ルートみたいなのが無くなり、対応するアイテムを作ればすぐに成長させることが出来ます。前作より成長の自由度は上がったし何より一画面表示になって見やすくなった。ポイント自動割り振り機能があるので手間が掛からないのも良い。 ●熱中度 全体的にストレスを感じることがほとんど無いため、気が付くと2〜3時間プレイしてたりします。
●グラフィックス 戦闘が派手になったとGOOD欄で書きましたがそれ以外の部分がほとんど進化してない。ダンジョンは相変わらず視点変更不可、敵シンボルは何故か全てスライム、雑魚敵はほとんど前作からの使い回しなど。雑魚敵に関しては5年前のイリスのアトリエから延々使い回していて、今作では実に9割くらいが過去作からの使い回しである。 ●快適さ これといって不満は無いのだが、変更、追加された部分で改良の余地があると感じた部分がちらほら。すごく小さな事なんでマイナス評価にする気はありませんが・・・。 ○キャラの優劣 魔法系のキャラの強さが異常。終盤では物理系キャラの存在意義ほとんど無し、せいぜい盾役かアイテム係。 例を挙げると、男主人公の固有スキル(物理敵単体)でダメージ1200程度、女主人公の汎用スキル(魔法敵全体)でダメージ1500程度、汎用スキルはアクセサリを変更すれば付け替えれるので敵の弱点を突けばさらにダメージアップ、消費SPは大差が無いどころかむしろ男の方が多め、SPの最大量は当然魔法系キャラのほうが多い。と、単純にこれくらい差があります。 その上1回分の消費SPで2回魔法を発動できるキャラもいるのでなおさら物理系キャラの存在意義が薄くなっています。 ○キャラの設定 最後まで素性が明らかにならないキャラが2人ほどいます。意味深なセリフや思わせぶりなシーンが多かったのに何の説明もなしは酷いと思います。キャラ別エンディングも見ましたがやっぱり説明何も無し。
◆総評・感想など◆ まずプレイしていてほとんどストレスを感じることが無かったというのが素晴らしい。プレイヤーの視点で前作の反省点をしっかり修正してきた開発者の姿勢に感心。満足感は4点とさせて頂きます。 ストーリーが全体的にコメディータッチなのは人を選ぶところがあるかもしれませんが自分は大変楽しませてもらいました。 難易度が低いのでやりがいを求めるプレイヤーには合わないかもしれませんが、一風変わったRPGをやりたいという人にオススメします。
GOOD!
前作プレイ済み。それ以前のアトリエシリーズも大半はプレイしてます。
●オリジナリティー
シリーズの歴史が長いだけにあまり目立った要素はありませんが、前作から正当進化を遂げたのは間違い無いです。協力調合の仕様とか戦闘システムとかが特に。
●グラフィックス
必殺技や協力技を手軽に出すことが出来て戦闘がスピーディー且つ派手になった。
●サウンド
BGMに関しては特に不満は無し。ストーリーの進行によってBGMが変化するなど飽きさせない配慮があるのも良い。
●快適さ
武器防具を作るためにアトリエとアタノール室を行き来する必要も無くなったし、ショップもある程度まとまったし、移動も施設内の部屋一つ一つに一気に飛べるし、ロードもせいぜい2〜3秒程度に。前作で不満があった部分はほぼ解消されたと言っていい。
○ストーリー
シリーズ初のW主人公ですが2人のストーリーが完全に別物。普通はW主人公といってもストーリー自体ほとんど同じで一時期別行動になる程度だと思うんですが、このゲームでは最初から別々で尚且つ限りなく敵対関係に近い感じです。
学校行事などで一部共通のイベントもありますが、どちらの主人公から始めても2週目を新鮮な気持ちでプレイできるでしょう。
あと、ストーリー、サブストーリー共に全編コメディー路線まっしぐら。前作の終盤の超絶鬱展開の反動でしょうか。まぁ、暗い話になるよりかは良いですけど。
○成長システム
前作のグロウブックと基本は同じですが成長ルートみたいなのが無くなり、対応するアイテムを作ればすぐに成長させることが出来ます。前作より成長の自由度は上がったし何より一画面表示になって見やすくなった。ポイント自動割り振り機能があるので手間が掛からないのも良い。
●熱中度
全体的にストレスを感じることがほとんど無いため、気が付くと2〜3時間プレイしてたりします。
BAD/REQUEST
●グラフィックス
戦闘が派手になったとGOOD欄で書きましたがそれ以外の部分がほとんど進化してない。ダンジョンは相変わらず視点変更不可、敵シンボルは何故か全てスライム、雑魚敵はほとんど前作からの使い回しなど。雑魚敵に関しては5年前のイリスのアトリエから延々使い回していて、今作では実に9割くらいが過去作からの使い回しである。
●快適さ
これといって不満は無いのだが、変更、追加された部分で改良の余地があると感じた部分がちらほら。すごく小さな事なんでマイナス評価にする気はありませんが・・・。
○キャラの優劣
魔法系のキャラの強さが異常。終盤では物理系キャラの存在意義ほとんど無し、せいぜい盾役かアイテム係。
例を挙げると、男主人公の固有スキル(物理敵単体)でダメージ1200程度、女主人公の汎用スキル(魔法敵全体)でダメージ1500程度、汎用スキルはアクセサリを変更すれば付け替えれるので敵の弱点を突けばさらにダメージアップ、消費SPは大差が無いどころかむしろ男の方が多め、SPの最大量は当然魔法系キャラのほうが多い。と、単純にこれくらい差があります。
その上1回分の消費SPで2回魔法を発動できるキャラもいるのでなおさら物理系キャラの存在意義が薄くなっています。
○キャラの設定
最後まで素性が明らかにならないキャラが2人ほどいます。意味深なセリフや思わせぶりなシーンが多かったのに何の説明もなしは酷いと思います。キャラ別エンディングも見ましたがやっぱり説明何も無し。
COMMENT
◆総評・感想など◆
まずプレイしていてほとんどストレスを感じることが無かったというのが素晴らしい。プレイヤーの視点で前作の反省点をしっかり修正してきた開発者の姿勢に感心。満足感は4点とさせて頂きます。
ストーリーが全体的にコメディータッチなのは人を選ぶところがあるかもしれませんが自分は大変楽しませてもらいました。
難易度が低いのでやりがいを求めるプレイヤーには合わないかもしれませんが、一風変わったRPGをやりたいという人にオススメします。