【PS2】ペルソナ4 レビュー
発売元 | アトラス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-07-10 |
価格 | 7329円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / オリジナル・サウンドトラック |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
91pt
GOOD!
・ストーリー
田舎の街で起こる猟奇殺人とマヨナカテレビという設定が上手く合わさっています。常にこの先はどうなるのだろうと思えるストーリーで推理的な要素もありとても面白かったです。
真エンディングは予想もつかないところに伏線があって驚かされました。
・キャラクター
キャラクターがとても魅力的です。メインキャラクター達も個性があり、会話やイベントも非常に楽しいです。またサブキャラクターにも魅力的なキャラクターが多く、コミュも楽しく進めれます。
また、名前のないモブキャラにも個性的なキャラが多く、細かいところまで気にが回っているという印象を受けました。
・サウンド
田舎の高校・学ランという設定とのギャップを上手く生かしたハイセンスなBGMが多いです。そのおかげで田舎臭い設定が引き立てられていると思います。
エンディングの曲もゲームをクリアして良かったと思わされる曲でした。
・戦闘システム
女神転生?→ペルソナ3→ペルソナ4と着実に進化した戦闘システムになっています。きちんと弱点を突けばスムーズに敵を倒せるが、油断をすれば全滅もありうる絶妙なシステムだったと思います。ペルソナ3ではできなかったキャラクターへの直接指示ができるのも便利です。
・熱中度
引継ぎ要素や難易度変更ができるので周回プレイをしやすくなっています。コミュの全制覇・裏ボス・クエスト・縛りプレイ等々様々な遊び方ができ、あっという間に100時間200時間とプレイできました。
街を歩きまわってモブキャラと話をするだけでも楽しいくらいでした。
・満足度
ストーリー・キャラクター・戦闘・音楽・やりこみなど全てがハイレベルで大満足な作品でした。センスがいいというのはまさにこの作品のことだと思います。
ゲームのテンポもよかったのでストレスのほとんどなくプレイできました。RPGでここまで繰り返し遊べた作品は本当に久しぶりです。
BAD/REQUEST
・万人向けな内容
ペルソナはどちらかというとマニア向けな作品だと思うのですが3も含め少し万人向けな内容になっています。悪く言えば幼稚な内容ととられてしまうかもしれません。
私はマニア向け、万人向けどちらも大丈夫なので良かったですが、そうでないペルソナファンの人には楽しめないかもしれません。
・ダンジョンが単調
ダンジョンがあきやすいです。戦闘がスピーディーとはいえ毎回同じような場所を走り回るのは流石にあきます。もう少し工夫があってもよかったのでは。
・ロード
3に比べれば大分早いですが、まだ少し長いような気もします。
・2周目前提の仕様
コミュで2種類のパターンのものがあったり、裏ボスが2周目以降限定だったりと1周しかしない人には辛い仕様になっています。私もはまったから何周もしましたが、そうでなかったらかなり不満に感じていたと思います。
・裏ボス
評価とは関係ありませんが、裏ボスが3に比べかなり弱く物足りませんでした。
COMMENT
ペルソナシリーズが好きなので購入しました。
個人的には今までやってきたゲームの中でTOP3に入るほどの作品だと思っています。
ただそれだけに合わない人にはとことん合わないと思います。キャラゲーに近い雰囲気なので注意したほうがいいかもしれません。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt |
91pt
GOOD!
中身のぎっしり詰まった、楽しいことずくめのゲームでした。
・親しみやすいキャラクター
どこかにありそうな田舎という舞台に合う、自然で人間味のある人物が多いです。おかげでイベント中の会話も楽しいものになっていますし、コミュをどんどん進める気にもなりました。
そしてクマの存在はまさにトリックスター。単なるマスコットキャラではなく、良いアクセントになっていたと思います。
・テンポが良く緊張感のあるバトル
雑魚戦でも気を抜くとピンチに・・・というバランスが好みでした。
キャラ同士の掛け合いも軽妙で良い感じです。カメラワークと相まって、共闘感のあるノリのいい戦闘シーンが演出されていたと思います。
ラッシュ時にエフェクト等が簡略化されるのも快適でした。
・先の気になるストーリー
謎が多くて引き込まれます。目的が事件解決ということで一貫しているので分かりやすく、また途中に予想外の出来事が起きたり学校生活のほうで大きなイベントがあったりと、飽きさせない工夫がされていました。
濃度が高い上にしっかりまとまっているという印象です。
決していわゆる「壮大なストーリー」ではありませんし、シナリオを通じて言わんとしている事もとても身近で現実に即したものですが、むしろそういう所がこの作品のポイントだったのでは。
・充実した日常パート
主人公のとれる行動が色々とあり、普段は何をやろうと自由です。勉強してステータスを上げるか、バイトでお金を稼ぐか、久々に釣りにでも行くか・・・等々、この日はどうしようかなと考えるのも楽しかったりします。
おかげで止め時が難しく、もう一日もう一日と遊んでしまいました。
・その他
全体を通して完成度が非常に高いです。
町や学校にいる人達との会話やダンジョン内での仲間との雑談など、細かいところにも気が配られていると思います。
すべてを支えているデザインや音楽も独特でハイセンスでした。
BAD/REQUEST
・真エンドへの道が分かりにくい
真エンドは決してただのオマケではなくしっかり作ってあり、これを見てこそ完全クリアなんだろうなと思えるような内容。それがあんなに見つけにくい仕様なのはあまりにももったいないです。
隠し的な存在だからこそより価値があるのかもしれませんが、もう少しヒントがあっても良かったのではないでしょうか。
・ダンジョンの構造
各ダンジョンで趣が違いますしちらほらと仕掛けはあるものの、基本的に単純な構造が続くので、長い間探索していると少し疲れを感じることがありました。
もっともバトルが楽しかったのでそれほど気になったというわけでもありません。
COMMENT
クリアまでの70時間があっという間でした。
キャラクターにもストーリーにもゲーム全体の雰囲気にも、しっかり芯が通っている傑作です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt |
91pt
GOOD!
〜前作がとても面白かったことと、このサイトでの評価ガ高かったので、膨大な時間を消費することを覚悟しつつチャレンジしました。
結果は大当たり。150時間以上プレイしましたが、大満足の一言に尽きます。特別な点とは承知しつつも満足感は5点しか考えられません。その理由は以下の通りです。
■音楽…前作と同様にポップでキャッチーなメロディ。ボーカル曲も豊富です。しかも全て場面にマッチしていました。サントラ盤が売れている理由が解ります。
■システム…前作と比べダンジョン途中で中断しても、同じ場所から再開できるように改善されています。ダンジョン自体も前作と比べ変化に富みあきませんでした。
また、仲間に戦闘方法を指示できるようになり、お馬鹿なA?に悩まされることが無くなりました。
■やりこみ…相変わらず、ペルソナ合成やコミュなどのやりこみ要素が充実していて達成感が味わえます。故に熱中度も5点にせざるをえません。
■グラフィック…アニメは前作よりレベルアップ。特にエフェクトの使い方が格段に向上していました。(…ですが相変わらずキャラクターが似ていないのは意図的なのでしょうか?それともご愛嬌?)
黄色を基調とした配色は明るい雰囲気を醸し出すとともに、前作との違いを際立たせる効果が高かったと思います。
■ストーリー…RPGでありながら、犯人捜しの推理要素があり、興味が尽きませんでした。(もっとも早い段階で犯人の目星はついてしまいます。しかし真の元凶を推理するのは至難です。)
また、前作同様に学生生活が満喫でき、懐かしい気分に浸れました。前作には無かった文化祭を楽しむことができたのも嬉しい要素でした。笑えるミニイベントも増え、猟奇的な事件が起こるにせよ、前作よりはかなり明るくなりました。
■キャラクター…コンプレックスや悩みを乗り越えて成長する彼、彼女らが愛おしく思えます。主人公はいい仲間に恵まれた果報者ですね。
BAD/REQUEST
■ほとんど文句はありません。強いてあげるならば、前作に比べ夜に活動する機会が減ってしまったこととお金が貯まりにくく、常に金欠状態で苦労したことでしょうか?
■さらに強いてあげれば、設定が田舎のせいか、行ける場所が減ったことです。
COMMENT
■やや暗めの前作と明るめの本作では違う味わいがありました。2作続けて同じ雰囲気にするより変化があって良かったと思います。
巨悪の陰謀に立ち向かう使命感や親子の問題など、重いものを背負って戦うのが前作ならば、友情を深め、自分自身の弱さを克服して成長していく過程を味わうのが本作です。
それぞれの持ち味があり、どちらも甲乙付け難い出来映えだと思いました。結局好みの問題だと思います。
■次回作のプラットフォームがとても気になります。個人的にはPS2またはPSPを希望します。
■本作からプレイしても差し支えないのですが、前作の登場人物が友情出演?しているので、前作をプレイしていたほうが楽しみが広がると思います。
※32型液晶ハイビジョンテレビ。攻略本を見てイージモードでプレイ。ノーヒントならば絶対に真のエンディングに辿りつけなかったと思います。故に難易度は3にしました。
GOOD!
音楽
前々からペルソナの音楽はいい、と聞いていたのですが、
やはりそのようでした。
明るい曲が多いです。
各パート毎の曲のバリエーションが多いです。
戦闘
奥が深いです。
敵の弱点によってはペルソナを付け替えたり、
アトラスゲーは攻撃力UPや守備力UP、
敵のステータスダウンを駆使しないとボスに勝つことは
おそらく至難の業でしょう。
そのスキルを獲得するために新しいペルソナを作る・・・
このように可能性は無限大です。
BAD/REQUEST
やはり他の方もおっしゃられているように、
ロードの回数が多いです。
これだけのボリュームだから仕方ないのかもしれませんが・・・
遠くから見てみれば結構きれいですが、
少しグラフィックの粗さが目立ちますね。
そこまでひどいものではないのですが・・・
回復にお金がかかってしまう場面も多々・・・
SP(MPのようなもの)を回復するアイテムがないので・・・
COMMENT
いったんクリア後も充分に楽しめるかと。
しかし人を選びますね。
アトラスゲーが初見、という方にはこれから入る方も多いのではないのでしょうか
ストーリーはいいかと思います。
こんな学校生活を送ってみたいなぁ
という気になれました