【PS2】キン肉マン マッスルグランプリ2 特盛 レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-09-25 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:超人格闘バトル ■ プレイ人数:1〜2人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
78pt
GOOD!
超人のリアルさは秀逸!実際に超人が技をかけたらこんな感じなんだろうと思わせる説得力がある。肉ゲーの最高峰だろう。
新キャラたちがどいつもこいつも魅力的。特にビッグボディとマリポーサは使っていて楽しく技も面白い。
肉世代同士の対戦なら必ず盛り上がると思う。
ネプチューンマンの声が当時の声優さんに戻った。
前作のような苦労をしなくても最初から全員使える。
BAD/REQUEST
家庭用での追加キャラがいない。
モードが少なくキン肉マンに対する思い入れがなく対戦格闘ゲームとして購入した場合は飽きるのも早いだろう。
一部当時のアニメと声が違うキャラがいる。(自分が特に気になったのは悪魔将軍、バッファローマン、ブロッケンJr.)
COMMENT
様々なところで追加キャラがいないことと対戦専用モードがないことを理由にあまりいい評価を受けていないこのゲームですが、自分のようなキン肉マン大好き人間には本当に傑作といっても過言ではないぐらい面白いゲームです。やりこみ要素が少ないですが自分なりの楽しみ方を見つければつい毎日やってしまう魅力があります。
次回作にももちろん期待しますが当分はこのゲームで楽しめそうです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt |
75pt
GOOD!
・まさにキン肉マンの格闘ゲームということ。
キャラが個性的でファンにはたまらない。
・プラクティスモードが親切で初心者でも練習して実戦すればすぐに
慣れる。慣れてくれば連続技や防御の楽しさも味わえる。
・音楽がアニメを観ているようで楽しめる。
特定の対戦の場合に流れる歌もいい。「ズダダン」は耳から離れない。
・プラクティスモードのファミコン「マッスルッタッグマッチ」と
デスクシステム「王位争奪編」は懐かしくておまけとしては丁度いい。
BAD/REQUEST
・よく言われてますが、キャラが中途半端。
やっぱり王位争奪編の超人を入れて欲しかった。
・原作の再現通りにしメダルを集めるコレクションは
リングやコスチュームが違うと金にならず銀メダルになるのは残念。
全部集める楽しみがあるか、めんどくさいと思うかだが。
・攻撃、防御、必殺技のどれかが一時的にパワーアップする
「新・火事場のクソ力」の要素は要らないと思う。自分は使わない。
COMMENT
・あまり格闘ゲームはしないのですが、おまけの「王位争奪編」が
あったので当時確かクリア出来ていなので、いつかやりたいと
思っていたのでまんまと戦略にハマって?買ってしまったが、
格闘初心者でもやりやすく満足してます。
・思ったほどイライラせずスッキリまとまってる。
・「王位争奪編」の迷路は攻略サイトとか見ないと難しすぎるので
当時クリア出来なくて当然だったと今振り返りクリアして感動。
ただ1回するともうやらないかも。
・あとはキャラが追加されて、アーケードとトーナメント以外の別の
楽しめる要素が加わればアニメの格闘ゲートとしては高完成度
だと思う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt |
63pt
GOOD!
・移植されないと思っていた作品が移植されたこと。
・格闘ゲームとしては,レベルが高い作品。キャラゲーだが,近年の格闘ゲームには必ずあるといっていい超必殺技,弾き,キャンセル,空中コンボ,真KKKシステムなどがありシンプルだが奥の深い攻防が楽しめる。
・技の使いまわしなどがあまりなく,一人ひとりの個性を壊していない。(例:ビッグボディは攻撃力に特徴があり,防御には全く期待できない。ゼブラは打撃技の充実等)
・格闘ゲーム初心者にも優しいつくり。プラクティスモードが充実しており,コマンドリストだけでなく連続技のやり方も載っている。
・原作中の場面を再現し,集めていくモードがある。場面の数がたくさんあり,集めるのに密かなやりがいを感じる。
・前作にあったありえないダメージ設定はなくなっており,ゲームバランスが調節されている。
BAD/REQUEST
・キャラ追加がないところ。期待していただけに,これが一番痛い。完全移植は嬉しいが,前作での大幅なキャラ追加を知っているだけに残念。マンモスマンやジ・オメガマン辺りが使えたらどんなに楽しかっただろうと思う。
・不要な追加要素の存在。ファミコンで発売された当時の作品が2つ入っているが,正直必要ない。他に追加するものがあるでしょ!!
・ロードが少し長い。
・遊べるモードが少ない。前作にあったストーリーモードがなくなり,楽しめる要素が少なくなった。アーケードかトーナメントに限られる。
・VSモードがない。対戦の際は,いちいちスタートボタンを押して乱入しないといけない。
COMMENT
粗や要望も目立ちますが,自分のようにキン肉マン好きなら買って損はなしだと思う。そもそも家庭用への移植はないとされていた作品だけに,移植されて素直に嬉しい。
対戦相手がいるのならば,非常に熱くなれる。
コストパフォーマンスに疑問を感じる。正直,¥6800という値段は高いと感じる。
ここからは続編を出すことを前提にした要望になるが,
・キャラの追加。
・原作ファンをニヤッとさせる特定キャラ同士のかけあいが欲しい。
・タッグマッチやデスマッチなどがあると嬉しい。
GOOD!
トレーニングモード搭載!
棒立ちの相手を殴るだけでなく、
ちゃんとチュートリアル的な要素まであります。
コレクションモード。これによって分かるのは
普通のキャラゲーでは必殺技以外は
テキトーに造られるのが普通ですが、
通常打撃・通常投げから
ちゃんと原作の技を再現しているということがわかることです。
運命の王子とヘルミッショネルズが追加。
ゼブラがボクシング・マリポーサがルチャ=リブレの技
で構成されている。
すべてのキャラが使え、前作のようにバグさえある
キャラクターを出す煩わしい作業をしなくて済む。
ネプチューンマンの声が原作通り。
BAD/REQUEST
VSモードがなく、隠れキャラも居ない。
コレクションモードは九牛の一毛を探すようなもので、
ドロップキックなどの小技やアニメ限定の技は
マニアでもわからないです。
そのくせに、省かれた技があるなど中途半端。
初代グレートのイベントを二代目で出したりする。
それにコントローラが二つないと
集めることさえ絶望的であるのも不満の一つであります。
キン肉マンなど原作で闘う機会の多い超人の技が
ありきたりのプロレス技ばっかなのも不満。
ジェネレーションであった
グローバルブレーンスピンなどの個性的な技がない。
特に今回は王位編がメインなのに…。
後は技の暴発が多いことです。
特にひどいのが必殺技とゲージため
打撃かわしと組み弾きが同じキーだったり、
相手がよろけ中にはコマンド入力投げは受け付けないが
ハンマースルーやポジションチェンジは
なぜか受け付けるので相手を後ろに振ってしまうことも多い。
説明書に体力が少なくなるとシステムに応じて能力
(攻撃力・防御力・テンションゲージ回復力)
がUPすることが書いていない。
「真・火事場のクソ力」の攻撃を発動させると攻撃力が
半減するのに「攻撃重視」なのも…。
むしろ「スピード重視」と言うべきか。
悪魔将軍とフェニックスの
連続投げのみゲージを消費しないのも不公平。
特に今回は彼らは隠しキャラではないので。
後ゼブラの2P(執念と憎悪の残虐ファイターVer.)とかは
真・火事場のクソ力など
パワーアップしたとき限定で「変身」して欲しかった。
バッファローマンらの声が違うのは
神谷さんの件以上の大人の事情を感じる。
COMMENT
なぜPS3で出さなかったのだろうという疑問がありました。
そしてパッケージを眺めていたら驚愕しました。
「ゲーッ!!『片面1層(Single Layer)ディスク』!?」
つまりは2層式にしたり両面式にすればもっと詰め込めたって事です。
VSモードやほかの王位のキャラ、ストーリーモードがないのも
29周年とやらに間に合わせるよう急いで造った為なんでしょうか。
しかもその後ここで、
http://www.bngi-channel.jp/enq/list/kinnikuman_mp/
参戦して欲しい超人などの募集をしていたので、
王位のほかのキャラの権利を
なんとかして頼み込もうと必死なのがわかります。
つまり続編ありきの開発です。
このゲームを買った人はそのための人柱だったのでしょうか。
ともあれ、
「マッスルグランプリ2は移植する予定は無い」
とまで言っていたスタッフが発売してくれただけでも
ある意味感謝していますが。