【PS4】チャイルド オブ ライト レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-05-01 |
価格 | 2138円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | セブンネットショッピング / Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:2D RPG ■ プレイ人数:1〜2人 ■ ダウンロード版:1,599円 |
- 総合ポイント
- 80
- (難易度)
- 1.60
- レビュー数
- 5
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 1pt |
80pt
GOOD!
・作り自体はスーファミ時代に特に多かった当時のFFによく似たアクティブタイムバトル方式を採用。
こればシンプルなのですがひじょうに良いバランスで楽しめました。
JRPGに意識され制作されたとの事ですが、いつものUBIソフトテイストと違って良い仕上がり。
・グラフィックも水彩画タッチの描写が、幻想的でとても素晴らしい世界観を作り上げてくれています。
ストーリーはやや平凡とも言えますが、王道路線なので意外性という面では欠けるかもしれません。
ただ、決して悪くありません。
主人公を取り巻くキャラもDLCを含めてひじょうに豊富でどれも個性があり、素敵な仕上がり。
キャラ成長も日本人好みのスキル解放型で、これはこれであ有りかと。
グラフィック・BGM・ストーリー・世界観等、どれをとっても標準以上の素晴らしい出来。
これがDL専用ではあるけど2000円以内で遊べるというのは何ともお得。
BAD/REQUEST
・あくまで個人的なので減点ではありませんが、あわよくばプラチナトロフィーを入れてくれてたらかなり
有難かったですね。
・戦闘が2人までしか出せず、中盤くらいからは敵も固くなってかなり面倒になります。
良く言えば歯ごたえある仕上がりとも言えますが、キャラも結構いるのでもう1人くらい入れてくれた方が
楽しさは増したのではないかとも思えました。
・やり込み要素・周回要素はないので、ボリュームという点では劣ります。なのでそういう要素がほしいという方には
物足りないかと思われます。
こういう良い作品ほど、出来れば長く遊べる要素をもっと盛り込んでもらえると嬉しいですね。
COMMENT
当時PSNのフリーで入手したのですが、他作に埋もれて存在すら忘れていました。
同時にUBIソフトがRPGなんてという偏見もあって今までプレイしていませんでしたが、結果早くプレイすれば
良かったと思えるくらい面白い作品でした。
エンディングまで辿り着いた時、「やっと終わった・・」ではなく「終わってしまった・・」という妙な寂しさを
味わったのは久しぶりでしたね。
全体的な作りは和ゲーでも散々使われてきたものですが、これをプレイすると多少粗は見えるものの、
今の和ゲーは完全に負けていると実感します。
グラフィックだけ・キャラだけ等一部しか評価されず、総合では壊滅的な仕上がりが多くなってしまっているのが
現状ですが、日本の制作側の方々にはぜひ本作をプレイして、何が大事かを考えて頂きたい所。
ゲームはかくあるべきという良作。
続編が出たら間違いなく買うと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
68pt
GOOD!
淡くて切ない色彩で描かれた世界は、ほんとに癒される。
ずっとこの世界を彷徨っていたいなぁと思わせほど魅力あふれる。
どんどんと仲間が増えていく。ちょこちょこセリフも挟まれるのでいい感じ。
ちょっと進むと飛行能力が手に入るが、この浮遊感が実に気持ちいい。
戦闘はターン制のバトルだが、見た目と裏腹にやや難しい。
ゴリ押しは効かず油断すると死んじゃうので、それなりに工夫する必要あり。
この難しさも手頃でちょうどよかった。
BAD/REQUEST
定価ゆえに仕方がないけど、ボリュームはRPGとして全く足りない。
通常のRPGの最初のエリアくらいが全世界くらいの広さ。
仲間は多いけど、パーティーに加えられるメンツは少ないので
控え要員のまま終わってしまうキャラがほとんど。
紙切れ集めが、無駄すぎる作業。
COMMENT
日本のRPGにただな感銘を受けリスペクトして作ったRPGなんだとか。
たしかに和製を思わせる雰囲気がある。
なので洋ゲーだが日本人に合いやすいゲームと言えるでしょう。
洋ゲー嫌いな人も安心だと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 1pt |
86pt
GOOD!
「これホントに洋ゲーなの?」と疑いたくなるほどの見事な日本語吹き替え
音声と日本人好みしそうなシナリオが秀逸です。
シナリオ重視の日本製RPGが遊びたい人にオススメできます。
多少の寄り道はできるようですが、ほぼ一本道のストーリーです。
また、水彩やエンピツで描いたような手書き風背景が、ゲームの世界観に
引き込んでくれます。
キャラのスキルアップの仕組みは、3系統のスキルアップが用意されており
1点集中のスキルアップを選ぶも良し、3系統バランスよく選ぶも良し、という具合で
自由度と制約のバランスが良いと思いました。
フィールド上ではアクションRPGっぽいですが戦闘はシンボルエンカウントで
ファイナルファンタジーっぽい視点の画面になります。
ターン制ですが、敵のターンを邪魔したりもできて楽しいです。
BAD/REQUEST
仲間は何人もいるのですが、戦闘に参加できるのがパーティー中の
2人だけってのがほんの少しだけ不満でした。
せめてあと1人くらい戦闘に参加してほしい。
他に不満はありませんでした。
COMMENT
PSPLUSのフリープレイになっているのでダウンロードしました。
最初は「少しだけ遊んで楽しくなければ消そう」程度に考えてたけど
すっかりハマりました。
もともとDL専売のソフトということで、価格が安い代わりに
ボリュームは少なめのようですが、これだったらフルプライスで
いいからボリュームたっぷりで発売してほしいと思いました。
たった1日しか遊んでいませんが、おそらく8割程度までシナリオが
進んでいると思います。
早解きするつもりは無く、止め時がなくハマった結果です。
PS4ユーザーの多くはPSPLUSに加入していると思うので
多くの人に楽しんでほしいです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-04-01
GOOD!
絵本のような世界を探検するRPGです。
グラフィックは水彩画のような優しいタッチで描かれ、BGMの雰囲気もいいです。また、日本語訳がとても秀逸で洋ゲーによくある直訳とか感情のこもらない端的な言い回しがなく、しっかり感情のこもったセリフになっています。
探索がアクションで戦闘がRPGのようなコマンド式バトルという構成。光の精霊を使うギミックが探索、戦闘の両方にあり良いアクセントになっています。
探索では序盤で飛行能力が手に入るのでかなり快適に動き回れます。戦闘はシンボルエンカウント式、オーソドックスなコマンドバトルですが画面下に敵味方の行動までの時間を示したタイムバーがあり、これを見ながら敵の行動を妨害したり防御したりと常に最適な行動を考えながら戦う戦略性の高いバトルとなっています。
仲間が多くそれぞれが尖った能力を持っているのでボス戦ではいろんな戦法が取れます。キャラの育成はスキル開放型で3方向に延びるスキルツリーをポイントを消費して解放していく形です。例えば主人公なら物理攻撃、魔法攻撃、ステータス上昇魔法の方向に分かれていて、一極集中にするかバランス良く伸ばすかプレイヤーの選択次第という感じです。装備品の宝石も色んな効果がありますし、宝石の合成も絵具をパレットで混ぜ合わせるような感覚で分かりやすいです。
BAD/REQUEST
戦闘に2人しか出すことが出来ないため、キャラの半分は最後まで控えのまま終わってしまいました。ボス戦なら控えと交代しながら戦ったりもできるのですが雑魚戦だとその必要もないし、前述した尖った能力が余りにも雑魚戦向きじゃないのもいて使う機会がほぼ無いのが残念でした。もう少し敵を強くしたり数を増やしてもいいので戦闘には最低3人は出せるようにしてほしかったです。
COMMENT
◆トロフィー関連◆
プラチナ無し。ストーリーをクリアする過程でほぼ埋まっている。手記の収集が残ると思うがクリア後でも集められるので取り逃しがあっても大丈夫です。大体10~12時間程度でトロコン。
◆総評・感想など◆
PS+のフリープレイで入手。
全年齢対象で子供向けと思いきや大人でも十分に楽しめる内容。というか今作のゲーム性がSFC時代の和ゲー全盛期のゲームの面白さを色濃く継承したものであり、最後まで楽しさと懐かしさを感じながらプレイできました。