【PS3】マインドジャック レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-01-27 |
価格 | 8190円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:マインドハックシューティング ■ プレイ人数:1人(オンライン:1〜6人) |
- 総合ポイント
- 45
- (難易度)
- 3.00
- レビュー数
- 2
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 1pt | 1pt | 0pt | 3pt |
30pt
GOOD!
他人の脳に進入し操ったり、奴隷化させるといった発想は面白くある意味敵を倒す事で配下にくわえるゾンビになったような感じも味わえるかも知れません。敵だけでなく一般人も強制的に戦闘に参加させることが出来、キャラクター毎に多少個性もあります。
BAD/REQUEST
とてもたくさんあるのですが。まず一言で言うと「やっつけ仕事」致命的なバグこそないもののあらゆる所に楽しませる工夫が足りず不満が多いですね。
まず、ストーリーについてはすべてのキャラクターの背景や説明が少なく感情移入どころか名前すら記憶に残りません。また、全体マップやストーリーの進み具合を確認するところが無くどこからどこに移動して今どの辺りにいるのかというのがまったくわからない。デモシーンの台詞で地下1600mにいるといわれてビックリしたぐらいだ。
操作性、遮蔽物に隠れるカバーインやアウトは慣れるまで意図しない所にいくもののある程度距離があってもスムーズに隠れる事が出来てよいが、ダッシュするまでの助走があり、物陰から物陰へと移動にストレスがかかる。またシューティングゲームでもっとも大切な照準の移動速度が遅く、その上カメラ移動速度のカスタマイズ項目すらない。近くの敵を自動でロックオンする機能でもあれば気軽に楽しめたかも知れないがそれも無い。近接攻撃もあるが、当たり判定が狭くほとんど実用的でなくトロフィー目的以外ではやらない方が無難である。
武器、種類が少ない。ハンドガン、アサルトライフル、ミサイルランチャー、手榴弾各2種類スナイパーライフル、ショットガン各一種類。書き出すととりあえず一通りあるように見えるが、シーンが変わると強制的に武器がハンドガンのみになりいちいち、敵から奪う事を強制させられる。また、ちなみにシーンの切り替えでは武器だけではなくマインドハックして奴隷化した敵兵も失う。チャプター毎ではなく、チャプター中の1シーン毎でだ。そして各自好みはあるかもしれないが、使いやすい武器がほとんどアサルトライフルのみでその他の武器はシーンごととってつけたような所でしか使い道は無い。手榴弾は効果範囲もわかりづらく効果的ではない。特に敵大型武装兵器はロケットランチャーでしかダメージを与えられず、以前敵から奪っていたとしても上記のようにシーン毎でハンドガンンのみに強制的に戻されるため、いちいち武器を持っている敵を探して奪わなければならずわずらわしい。武器も敵がもっているならまだしも、一見治安のよさそうな街中の道端に落ちていたり、一般人ですら武装しているため世界観が破綻している。
一般兵が多少固くても防弾ヘルメットや装備のせいかなとも思えるが、中ボスクラスの人型ボスが4−500発ほど打ち込んでも、倒れる瞬間まで軽快に走り回る姿はあまりにも不自然で、もしかして倒し方間違っているんじゃないかと無駄な心配をさせられる。
敵が固いためダッシュで突っ込んで倒す事も出来ず、マップもほぼ一直線で角度や高さを意識した所が少なく物陰に隠れながらチョロチョロと撃って敵を減らす事が多いが、倒した敵を奴隷化させるにも距離制限があり、障害物に遮られると出来ない事が多く。しかも、ゲージが一定以上無いと出来ないためすべての敵をハックすることが難しいため、多くの場面でせっかくの売りであるマインドハックがやりにくい。敵が固くて、一斉に攻撃されると歯が立たないため隠れながら撃つというカバーアクションゲームも、普通のTPSとは勝手が違うが別のゲームだと思えば地味ながらもそれなりに面白い、しかしマインドハックのシステムと相性が悪すぎてまったく生かされないどころかむしろ逆効果だ。
オンライン対戦協力もオンライン用にステージがあるわけでなく、ストーリー中に各シーンで他人がそこに配置されたキャラクターを勝手に操作するだけなので上記のマップ構成では特に対戦として面白くする工夫は感じられない。
COMMENT
全体に不満な点が多く酷いゲームのようになってしまったが、決して遊べないわけではない。ただ、実際にやってすごく面白いという所がなく、こうゆうプレイをすれば面白いかなという事を使用とするたびにシステムのバランスが悪かったり、テンポが悪かったりで残念な所が多い作品でした。
Amazonレビュー
レビュー日: 2011-01-29
敵の増援なども出てきますが、常に同じ場所から登場するため緊張感も欠けます。
本作品の目玉でもある「敵やロボットをハッキングする」という要素も、それで活路が開けるというわけでもなく、結局は自力で敵を倒しましょうとなってしまうのも問題なのかも・・・
AIについては、最近のFPS等に比べるとあまりにもおバカです。頻繁にプレイヤーが無視されます。
(撃つとさすがにこっちに攻撃してきますが・・・)
これは敵、味方の双方に言えるもので、味方としてハッキングしても避けることなく敵に突っ込んで行きますので、心強いかというと、そうでもないです。
(最初に記述した「活路が開けない」というのも、そこに原因があるように思えます。)
「ハッキングできる」ということで、プレイヤーのいる正面だけでなく側面にいる市民を操っての奇襲。
または敵を操って中心部からの逆転劇など、搦め手の戦略が楽しめるかと思いましたが、期待とは大きく違いました。
GOOD!
マインドハック
他人の脳に侵入して乗っ取り、プレーヤーキャラとして操作可能になるというシステムは今までにないゲームシステムです。人間の敵や機械系の敵、ストーリーに関係ない人物(一般市民など)にもマインドハックできます。
グラフィック
そこそこ綺麗です。
汚いなと感じるような場面は特になかったです。
オンライン
マッチして協力、対戦までの流れは非常にスムーズでストレスなくマルチプレイできます。
ストーリー協力プレイは説明の必要ないですが対戦はストーリー進行中の他プレーヤー(ホスト)のゲームに侵入してストーリー上の敵になって対戦する感じです。
BAD/REQUEST
マインドハック
GOODにも書きましたがマインドハックして他人を操っても操作キャラが変わるだけです。
敵のそばで怯えてる一般市民をマインドハックして敵から見たら予想外なとこからの急襲、
敵にマインドハックして同士討ちなどを期待してたのですがそういう作戦はぜんぜんできません。戦略性など全く無いただのTPSです。
使い回しが多い
マインドハック可能なキャラは倒した敵や無関係の一般市民なんですが種類が少ないです。
ステージ(戦う場所)が変わっても毎回全く同じ外見の一般市民や敵がいるわけです。
ステージの使い回しも気になりました。
似たような場所が多くさっきもここ通った?って思う場所が多いです。
AI
敵は撃たれても壁など障害物に隠れず、どうぞ狙ってくださいと言わんばかりにその場に立って撃ちかえしてくることがありました・・・
ストーリー進行ごとに所持武器リセット
チャプターが進行するごとに所持武器がハンドガンのみになります。
各チャプターごとというかかなりの頻度で武器リセットされます。
せっかく強い武器を手に入れてもチャプターが進行するとハンドガンだけ所持した状態になります。だから毎回敵の持ってる強い銃を奪わなきゃならないのはめんどうだと感じました。
COMMENT
プレイしたイメージとしては操作キャラが変更できる普通のTPSでした。
全てが平均的で特に秀でた部分がない後になってもあまり記憶に残らなそう、そんなゲームでした。マッチングの速さだけは良かったですが。
TPSが好きならそこそこ楽しめるゲームだと思いますが、
私のような戦略性(マインドハック)のあるTPSを期待してるとがっかりすると思います。
あと、現在のオンラインでの人口ですがそこまで多くはありません・・・
実績、トロフィーに「自分がホストの時に100人ハッカーが侵入してくる」というのがありますが100人に侵入されるというのは厳しいと思います。それくらいオン人口は少ないということです。人口が少なくても割と早くマッチしますが。