【PS3】テイルズ オブ ベルセリア レビュー
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2016-08-18 |
価格 | 8856円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:君が君らしく生きるためのRPG ■ プレイ人数:1人(※戦闘時のみ最大4名) |
- 総合ポイント
- 95
- (難易度)
- 2.00
- レビュー数
- 1
スコアチャート
Amazonレビュー
レビュー者: ラウドウルフ
レビュー日: 2017-05-26
レビュー日: 2017-05-26
PS4をおそらく買わないと決め購入
ストーリーは面白かったキャラも個性が立っていてみんな好き
けど戦闘はチープになったかな
ベルベットが業魔の手を出している間はどんな攻撃くらっても1まで耐えるので攻撃力も高いしひたすら攻撃
ガードボタンも今作はL1で○□×△は全て攻撃。カメラは手動
無双にぐっと近づいてしまってテイルズらしさが減った
回復術も威力がとにかく低い難易度上げるとさらに下がるという仕様
戦闘で褒めるところといえば秘奥技の敷居が下がった事。ブラストゲージが交代か秘奥技しか使い道が無いから秘奥技を使いまくった。
料理もお手軽になりほぼ毎回使った
前作のが戦闘は楽しかった。視点が変わってもテイルズらしさを残して昇華したなと思っていたけど今作は違う方向に進んだなと
次からはsteamで日本から買えるようにならんとしばらくやらんと思う。日本から買えなくするのは意味がわからない
DLCのコスチュームも微妙。DLCで水着あるのに本編でも白と黒の当り障りのない水着が入っている
普通にDLCの水着を最初から入れておくべきでは
昔のテイルズはもっとコスチュームが入っていて別売りはしなかった
そこで金をとりたいならもっと気合い入れて作ってほしい
ストーリーは面白かったキャラも個性が立っていてみんな好き
けど戦闘はチープになったかな
ベルベットが業魔の手を出している間はどんな攻撃くらっても1まで耐えるので攻撃力も高いしひたすら攻撃
ガードボタンも今作はL1で○□×△は全て攻撃。カメラは手動
無双にぐっと近づいてしまってテイルズらしさが減った
回復術も威力がとにかく低い難易度上げるとさらに下がるという仕様
戦闘で褒めるところといえば秘奥技の敷居が下がった事。ブラストゲージが交代か秘奥技しか使い道が無いから秘奥技を使いまくった。
料理もお手軽になりほぼ毎回使った
前作のが戦闘は楽しかった。視点が変わってもテイルズらしさを残して昇華したなと思っていたけど今作は違う方向に進んだなと
次からはsteamで日本から買えるようにならんとしばらくやらんと思う。日本から買えなくするのは意味がわからない
DLCのコスチュームも微妙。DLCで水着あるのに本編でも白と黒の当り障りのない水着が入っている
普通にDLCの水着を最初から入れておくべきでは
昔のテイルズはもっとコスチュームが入っていて別売りはしなかった
そこで金をとりたいならもっと気合い入れて作ってほしい
GOOD!
「復讐と絶望」「感情と理(ことわり)」をテーマとしたストーリー。
主人公であるベルベットは悲惨な過去や経験から復讐のために旅をするのですが、その道中で葛藤や迷いでもがき苦しみながらも、成長し乗り越えていくストーリーはとても感動しました。
ベルベットだけでなく、彼女に関わる仲間達や敵対するライバル達も各々の葛藤や過去を持ち、それらが複雑に絡み合いながらも、最後は覚悟を決めて決着をつける展開も見応えありました。
今作のキャラ達も、ストーリー中は感情移入できるほど、魅力的で個性的でした。
敵・味方問わず、どのキャラにもさまざまな葛藤や想いといったバックグランドがあり、それらがストーリーにうまく絡んで、さまざまな活躍を見せてくれます。
チャットシステムで描かれるキャラ達の会話や言動も相まって、より感情移入できました。
今作の戦闘システムは自由度・戦略性・爽快感ともにシリーズ最高の出来栄え。
フリーランによる移動が強化され、戦闘フィールドをより自由に動き回れるようになりました。
操作性も○×△□のボタンを組み合わせて攻撃し、L1ボタンでガードするという、巷のアクションゲームにより近いシステムで扱いやすくなりました。
秘奥義も条件を満たしやすくなり、プレイヤーが任意で発動できるようになったため、コンボや大ダメージを決めやすくなりました。
これらの要素があまりに良いため、従来の戦闘システムには満足できないくらい完成度が高いです。
成長システムの一つである「スキル」の要素も大変実用的。
特に各装備品にある「マスタースキル」は特定の条件を満たせば、キャラにどんどんスキルが習得できて、多くのスキルを持つことが出来ます。
習得すればするほど、さまざまなスキルを習得できてキャラが強くなっていくので、とても育て甲斐があります。
今作の世界観を彩るフィールドの風景やオブジェクトの造形が素晴らしいです。
グラフィックの質そのものはPS3としては及第点レベルで特別良いわけではないのですが、オブジェクトや風景の魅せ方や表現技法が素晴らしい。
遠くに広がる山脈や海の景色、うっそうと生い茂る青々とした森や草木など、フィールドの造形は過去最高の綺麗さです。
キャラクターのグラフィックも等身大で描かれている分、キャラ達がモーション豊かにキビキビと動くため、アニメーションムービーでなくても表現が豊かになりました。
BGMも良かったです。
テイルズシリーズではお馴染みの桜庭銃さんが担当されており、フィールドの音楽や感動的な場面で流れる音楽はとても印象深かったです。
今作のテーマソングである『BURN』も、ソウルフルなリズムや歌声でとてもカッコよくて魅力的です。
寄り道してしまうほど、やりこみ要素も満載。
メインストーリーでは描かれなかった展開や要素が明かされるサブイベント、甲種狩り、ミニゲームなどなど。
従来のシリーズ作品ではお馴染みの要素などもあったりするので、シリーズファンにも楽しめる内容となっています。
それらの特典の中には戦闘を有利にするものなど、かなり実用的なものもあるので、やっておいて損はないです。
移動を便利にする要素が今作に登場。
ダンジョンにて出入り口まで瞬間移動できる「デノーレボトル」、行ったことのある街や村まで瞬間移動できる「イノーフボトル」はかなり重宝します。
「レアボード」ではフィールドを散策する際に速いスピードで動き回れるので、移動がかなり楽になります。
従来の作品ではこうした要素がなかったので、移動や散策が非常に楽になりました。
戦闘ランク(難易度)はシンプル・ノーマル・セカンド・ハードの4段階あるところ。
テイルズシリーズはランクによって経験値やお金などの戦闘後に得られる数値の割合が変わるのですが、シンプルでは獲得経験値が1.2倍になります。
メニュー画面を開けば、ランクはいつでも変更できるので、初心者から上級者まで幅広く遊べます。
BAD/REQUEST
ストーリーは陰鬱な展開がかなり多いところ。
ベルベットは目的のためなら手段を選ばない冷酷な一面がある異質な主人公なので、従来のシリーズ作品ではなかったエグい言動や展開がかなりあります。
作中はそうした陰鬱な展開に対するバックグラウンドやフォローもしっかり描かれているので、「陰鬱な展開のまま投げっぱなし」ということは決してないです。
ですが、従来のシリーズ作品のストーリーとはかなりかけ離れた展開であるので、それらに対して抵抗や違和感を感じる方もいるかもしれません。
メインストーリーに関わる一部のキャラのエピソードなどが、サブイベントで補完されるところ。
せっかくメインストーリーで何らかの展開が起きても、それに対する補完はサブイベントに丸投げされてしまうので、メインストーリーだと歯切れが悪くなってしまいます。
過去のシリーズ作品でもサブイベントを通したストーリーやエピソードの補完はありましたが、今作はそれが著しく多く感じました。
メインストーリーが長くなってもいいから、補完要素をメインストーリーにうまく絡ませて、歯切れの良い内容にしてほしかったです。
GOODで述べたBGMですが、戦闘BGMに関しては残念なほどに悪い。
ザコ戦であろうとボス戦であろうと、すべての戦闘BGMがどれも印象にまったく残らないくらいイマイチな出来でした。
従来のシリーズ作品では戦闘BGMも素晴らしいものが多かっただけに、今作の戦闘BGMの悪さはどうしても盛り上がりに欠けてしまいます。
戦闘BGMも良かったら、サウンドの点数は4~5点になっていたかもしれないので、非情に惜しい。
装備品の強化に必要な素材・お金が多くて、なかなか強化できません。
今作では装備品を強化することでスキルの取得や強化もできるのですが、その強化に必要な素材の量と金額が大きすぎて、あまり強化に踏み込めません。
普通にプレイする分にはそこまで強化しなくてもいいのですが、やりこみやキャラの育成を重視する方にとってはかなり高いハードルになっています。
今作の戦闘ランク(難易度)は、高いランクになればなるほど制約が大きくなる仕様。
高いランクになればなるほど、獲得経験値が減少、アイテム再使用時間の増加、HP回復量の減少など、戦闘がかなり不利になる制約が付いてきます。
かなりハードルの高い仕様なので、安易に高いランクでプレイするのはオススメできません。
COMMENT
32型液晶TV・HDMI端子使用。
テイルズオブシリーズはファンタジア クロスエディション、PS2版シンフォニア、リバース、アビス、なりきりダンジョンXをプレイ済みです。
戦闘ランク(難易度)はシンプル、プレイ時間は76時間ほどでクリア。
PS3のテイルズ作品は過去にヴェスペリアの体験版をプレイしたことがありますが、製品版としてPS3のテイルズ作品をプレイするのは今作が初です。
ヴェスペリア以降のテイルズ作品は、個人的に合わなかった要素や内容が目立っていたので、少々敬遠していました。
ですが、世間での今作の評判がとても良かったので、久々にテイルズ作品をプレイしてみたいと考えるようになりました。
たまたま新品4000円ほどで売られていた今作のパッケージ版を購入できたので、早速プレイしました。
久々のテイルズ作品でしたが、今作は大変素晴らしい作品でした。
良質なストーリー、洗練された戦闘システム、より快適になったユーザーインターフェース。
良いところを挙げれば上述の内容でも足りないくらい、完成度がとても高い作品です。
個人的に、今作はシリーズ最高傑作だと思います。
テイルズ作品が好きな方、JRPGが好きな方にぜひオススメです。
「長らくテイルズ作品から離れていたけど、もう一度テイルズ作品に触れてみたい」という方にもオススメです。
皆さんもぜひプレイしてみてください。