オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt | 3pt |
37pt
GOOD!
世界を救うのはオタクだ。なんてコンセプトがいいしジャケットが青春っぽくてとてもいい。
序盤は微妙だが、中盤のストーリーはとても面白い。
フラウが面白い。
以上。
BAD/REQUEST
ツイぽでのルート分岐がめんどくさいし、面白くない。
かまいたちの夜や428的なものを想像して買ったので、最初はただ読むだけの一本道だと思った。ツイぽは単なるオマケだと思っていた。
「おれに頼みがあるなら、キルバラで勝ったらね」と人の頼みに対して主人公は毎回この答え。
主人公がコレではいまいちで感情移入出来ない。あきほが主人公でもよかったのでは。
COMMENT
シュタゲなどの過去のソフトは未プレイ。
ロボノ途中で飽きて売ってしまったので、アニメで続きを見ます。
わざわざ買わなくてもアニメで見れば良いと思うようなゲームです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 3pt | 3pt | 1pt | 0pt | 1pt | 2pt |
21pt
GOOD!
シュタインズ・ゲートといった前作は全て未プレイです。
◆オリジナリティ
ツイぽと呼ばれる、Twitterのようなゲーム内の仮想サービスを利用することによって好感度が変化するシステムは新しいと思いました。
他にもキルバラッドという簡易アクションゲームや、読み物でありながら3Dを採用していたり、チャレンジ要素は多かったと思います。
BAD/REQUEST
◆オリジナリティ
あくまで「ゲームの中に取り入れた」のが新しいだけで、発想自体はTwitterそのもの。
QTE(Quick Time Event、表示されたボタンを押すアクション要素)もADVに取り入れたから新しく見えるだけです。
これをオリジナリティと呼ぶのは疑問が残るので点数を下げました。
◆熱中度
他の方が散々書かれていますが、ツイぽが面倒すぎます。
奇をてらって失敗した典型例です。
他にも、最近流行りなのか知りませんが、用語辞典。
428のようにテンポを崩さない簡易的な説明かつ、読まなくても支障をきたさない程度のものなら構いません。
ですが、これは読むことを前提とした文章構成です。
しかも、説明文がダラダラと無駄に長く全く興味をそそりません。
こんな、どこの中学生の黒歴史ノートだよとツッコミを入れたくなるようなお粗末な説明が、頻繁に入ります。
読めば興醒め、読まなければ置いてきぼり。
これでどう熱中しろと言うんでしょうね?
読み物なら物語の中で、プレイヤーに「ああまた説明か」と思わせない説明をするべきだと思います。
ライターの表現力・文章力不足をプレイヤーに押し付けているだけにすぎません。
これでは、圧倒的画質がウリの某ファンタジーRPGのオートナントカですね。
ムービーを大量に使うくせにムービー内で一切語らない、それと同じです。
大量に会話を扱うくせに、会話内で一切説明させない。
映画を見ている最中に、パンフレットを頻繁に開かせるようなものです。
そんな映画がどこにありますか。
どうやら、このブランドは用語辞典が大好きなようです。
ライターを変えるべきじゃないでしょうか?
更に、キャラクターの魅力も皆無です。
キャラクターとの交流が大きな魅力であるこのジャンルで、です。
その中でも、際立って酷い主人公について書き連ねていきます。
主人公は、対戦格闘ゲーム「キルバラット」の上位ランカーです。
その為、格闘ゲームに関するウンチクを結構語ります。
1F毎の読み合いだの、相手によってコンボを絞れるだの。
ですが、実際そのゲームは格闘ゲームなんかじゃなく、表示されたボタンをポチポチ押すだけで勝てるQTEオンリーのゲームです。
こんな、某赤い配管工のパーティのミニゲームにありそうなシステムで、格ゲーですか……。
もしこれが「実際は白熱するゲームなんだよ!」と言うのであれば、ライターがそれを文章で表現すべきです。
文章力の無さを、こんなミニゲームだけで補ったつもりなのでしょうか。
ともかく、ライターの腕の問題なのか主人公が大げさなのか分かりませんが、稚拙なゲームで天狗になっている感じは否めません。
それこそ、格ゲーオタクからしたら鼻で笑われるような構図ですよ。
配管工のミニゲームをしながら全国ランカーが1Fの読み合いを語っていたら、そりゃ笑いますよね。
加えて、主人公の言動がどう見ても悪質プレイヤーです。
嫌がらせのメッセージをもらうと、嫌がらせで返信して一方的に切断。
むしゃくしゃしたのか、その後気乗りしない初心者のヒロインと無理やり対戦し、ボコボコにして満足します。
これが全国5位のランカーのすることですか……。
キルバラットだけを見ても、とても器が小さいにわかオタクなんだなあと思ってしまいます。
他にもシャアの名言を多用しつつ作りたいロボットは真っ白という、これまたにわかオタクなヒロインや、既に廃れたネットスラングを乱用する女の子といった酷いキャラが勢揃いしていますが、全部語ると長すぎるので割愛します。
まとめると、「世界を救うのはヒーローではない、オタクだ」と言いつつ、蓋を開けると流行に乗っかりたいだけの幼稚な連中が騒いでいるだけでした。
ライター自身がその類なんでしょうかね?
一切オタク受けすることを書いてくれないので。
一夜漬けで知識を詰め込んだ感じさえします。
◆快適さ
ツイぽのせいで最悪です。
前述した用語辞典も、物語のテンポを削いでいます。
COMMENT
酷いの一言につきます。
私はシュタインズ・ゲートをやっていないのですが、本当に同じ製作陣の作品なら絶対にやりたくありません。
そう思えるほど、オタクを馬鹿にした作品だと思います。
オタク、ゲーム、読み物の何たるかを勉強した方が良いんじゃないですか?
素人にそう言われるほど、何も分かってない独り善がりな内容でした。
何かの手違いでデビューしちゃったラノベみたいです。
前作がどれだけ評判が良かったか知りませんけど、調子に乗ってしまったのでしょうね。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 1pt | 1pt | 1pt | 4pt |
30pt
GOOD!
「AVGとして」
さすがに実績とノウハウがあるだけあって、AVGとしての安定性はある。既読スキップ、強制スキップ、TIPSや読み返しなどの機能は完備。ロード時間もセーブ所要時間も比較的短く、サクサクとプレイできる。今作では日時を指定してシナリオロードが出来るようになっているため、もしあのシーンをもう一度見たい、という人がいれば、その人にとっては嬉しい機能。
カオスヘッドやシュタインズゲートのキャラもちょこっとだけ話に絡んでくるのが、シリーズファンには嬉しいかも。
BAD/REQUEST
「システム」
ツイぽ(作中世界におけるツイッター)システムで、共通シナリオ時に各ヒロインに最適の回答をし続けた場合のみ各ヒロインルートに分岐。ヒロインの呟くスピードが結構遅く、誤答していた場合シナリオをかなり読み進めてからロードし直す必要がある。
各ヒロインシナリオは10月はヒロインA、11月はヒロインB、12月はヒロインC、という感じで、それぞれ一ヶ月をヒロインと重点的に交流するだけ。端的に言えば、メインシナリオの一部を切り取って「これが各ヒロインシナリオだよ!」と言いはってくれている。
最初のプレイで12月担当ヒロインに行ってしまうと、「なんだかよくわからないけど時間がたってたよ!」みたいな感じになる。(10〜11月は、「月担当のヒロインと交流はあったんだけどプレイヤーには見られない」状況)
ツイートはおまけ要素として、普通の一本道シナリオとして作ったほうが良かったかと思う。
「グラフィック」
3Dがちょっと雑。髪が腕を突き破っていたり、足がスカート貫通していたりする。あと、テキスト送りをするたびに3Dモデルが軽くテレポートするのはいただけない。(3Dモデルのモーション完了点から、次のモーション開始点の座標がずれているため、テレポートしている風に見えてしまう)
「キャラクター」
ある意味今作一番の問題点。
主人公の海翔は、人の頼みは聞かないし、いちいち偉そうで傲慢。ゲームだけ出来ていれば幸せで、それ以外のすべての活動には消極的。
他人に何かをやってもらうのは当たり前だが、自分が手伝うのはおかしい、と普通に考えていて他者を常に都合よく利用しようとする。
極めつけに「(自分と)幼馴染以外なら死んでも構わない」とか本気で口にする。赤の他人じゃなくて、同じ部活の、自分が部活に誘った女の子に対してこれを言う。これはもう、普通に人でなしというレベル。
「あんたのやっていることはおかしい」ときちんと言ってくれる、前作の牧瀬紅莉栖のような人間がいない……というか、いるのだが不必要に幼稚な人格として描かれていて、批判に力がない。
また、自業自得としてひどい目にあうことがないから、主人公はずうっと成長しない。
また、メインヒロインはヒロインで基本的に騒ぐ以外に際立った能力がない。自分で成果を出す努力するより、人任せのクレクレちゃん。
自意識ばかり過剰で、やりたいことを喚くだけ。出来る事と出来ないこと、やるべきこととそうでないことの区別をつけようとしない。
人が真面目に話している最中にアニメの台詞を口にしてふざける。
ダメな子だと自覚しているなら自覚しているなりに、自分にできることを考えて動こうとしていればかなり好感度高かったと思うのだが……
能力も人格も両立していた、牧瀬紅莉栖は偉大だったんだなあ、と改めて思う。
「シナリオ」
全編通して薄くて浅い。
巨大な陰謀・青春群像・近未来SF・ロボ作り・複数の家族愛・過去のしがらみ・人とは違う体質、などなど、ネタを盛り込みすぎて、結局どのテーマも短すぎて浅すぎる。
科学シリーズなのに科学考証が少なく、どーでもいいような扱い。カオスヘッドやシュタインズゲートは「この技術がないと話にならない」科学考証があったものだが、今作はそれすらない。正確には、あるけど別に主題じゃなく、必須じゃない。現に、代替技術が普通にあったりする。
科学的考証をないがしろにしておいて「科学シリーズ」を名乗るのはきつい。
今作では視点も時系列もものすごく頻繁に移動し(主人公→ヒロイン→主人公→サブキャラクター……といった風に)盛り上がりのあるシーンや解説したいシーンだけしか書かれていないため、結果としてキャラごと、テーマごとの文章量が少なく、誰に対しても感情移入できない。
シーンを繋ぐ過程を書いてくれないので「いつの間にかロボ完成してました」とか平気で言い出す。え、この作品って「ロボ」ティクス・ノーツじゃなかったの……?
COMMENT
エンディングまでプレイして……一言で言えば「ここで終わりかい!」。
事件収束の直後までで後日談がないので、その後どうなったのか一切情報がない。
グランドフィナーレなのにエピローグをあえて描かない考えがちょっと良くわからない。まさか、エピローグはアニメで見てね! とか……?
シナリオライターさんは以前、シュタゲ書いた人らしいのだが……なんでこんなに残念になったんだろう? 補佐の人がいなくなったから?
ともあれ、ちょっと人におすすめは出来ないレベル。過去が偉大だったから、相対的にそう見えるとかそういう話ではなく、本当に、単体として、オススメできるレベルの作品じゃないと思う。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-05-30
ひたすらだらーっとした締まりのない話が続きます。
部活がメインということなので、部活に打ち込む青春熱血系かと
思ってましたが、なんというか熱意のようなものを全く感じられず
テキトーに部活してる感じです。ストーリーのメインがこれは痛いです。
かといって人間関係重視で遊ぶにはキャラが浅いし
部活以外に期待しようにもろくなイベントが無いです。
キャラも悪いです。不快なキャラこそいなかったんですが
どのキャラにも愛着がわかないため、会話が面白くありません。
テキストADVはほぼ全てが会話なので、キャラに全く共感できないと
もうどうしようもない部分があります。
この作品にはこれ、といった売りの部分を何も感じませんでした。
以前にプレイしたカオスヘッドは、人を選ぶ内容ではありましたが
怪奇事件とミステリー要素、風変わりな主人公など作品の個性を
十分に感じられました。ロボノはどうなんでしょう。
唯一良いと思ったのは背景とUIグラフィックぐらいで
熱血でもないしミステリーでもない、緊張感が無いがかといって
まったり楽しめる内容でもない、ギャルゲーとしても駄目、
独特の世界観があるかといったら無い、キャラも駄目、
BGMもしょぼいです。キャラグラは3Dで個性が弱いです。
GOOD!
特に秀でた部分はありません。
強いて言うなら、近未来を舞台にしており、 ストーリーの所々で現実感と未来技術が合わさり、いい意味で独特な雰囲気を出せていました。
例えば、ポケコンと呼ばれるスマホを進化させたような端末をもっていても、月々のお小遣いに悩んだり、それでも毎日一本のスコールは欠かさなかったり。
また、後述しますが、このゲームはツイぽと呼ばれるtwitterに似たシステムがあり、時間と共に仲間の新しいつぶやきが増えたり、ストーリーの裏を補足するような物もあり、読んでいて中々面白いです。
主人公は自己中な所がある変人ですが、なんだかんだ言いながらも裏では頑張っていたり、本当に必要な場面では手を貸していたり、そこまで不快ではないです。
BAD/REQUEST
前述したツイぽを利用したシナリオ分岐システムです。 つぶやきの中には返信できるものもあり、その内容によって6-8章に分岐されるのですが、気を抜いていると返信を忘れ5章でエンディングになってしまいます。面倒なので、攻略サイトをネタばれしない程度に覗く事をオススメします。
ストーリーは一本道なので厳密に言えばルートの分岐ではなく、ルートの解放なのですが、プレイの仕方によっては、6、7章を飛ばしていきなり8章に突入して、プレイヤーが置いてけぼりにされることがあります。ツイぽ自体はシステムとして面白いだけあって、この何とも言えぬ操作性の悪さと違和感がとても残念です。
また、作中で主人公たちは世界的な発見?をするのですが、それをシナリオに活かしきれていないように感じました。
COMMENT
悪いゲームではないと思います。盛り上がりには多少欠けますが、それでも先が気になるストーリーで、アドベンチャーゲームに有りがちな中だるみもありませんでした。
ロボティクスというタイトルにACやガンダムなどのロボットを想像するかもしれませんが、本作のロボットはそういうロボットはではなく、高校生が部活で作った、ロボコンに出場するような手作りロボットですので、ロボットアクションを求めている方には合わないと思います。
プレイ時間は早ければ30時間、ツイぽやTipsなどをしっかりと確認しながら進めると40時間以上はかかると思います。