【PS3】輸入版:Ridge Racer Unbounded レビュー
発売元 | Namco Bandai Games (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2012-03-30 |
価格 | 0円(税込) |
レーティング | 13才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | ■ 海外タイトル |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 0pt | 0pt | 0pt | 5pt |
20pt
GOOD!
オリジナル要素
国内のロンチ売り逃げ担当開発チームでは1000年掛かっても制作できないレベル。
コース上にある(ゲーム制約上の壁以外の)柱・残骸・車などこれまでなら触れればクラッシュ要素だったものが「破壊」となり、そのまま走行。
一部の壁状態のショートカットコースをターボで破壊し開通させるなどこれまでのリッジとは全く違うシステムを採用。
レース自体も「最後尾から1位になるだけ」だったものがタイムアタックや時間中に何台破壊できるか、ドリフトコンテストなどこちらも満載になった。
グラフィック
自分にとっては十分に綺麗だと思います。
また、良い意味での小汚さもあって、これまでの無機質な作られた街並み・コースとは違い、市道レース感が出てて良いと思います。
個人的に好きな表現で、画面上に表示されるデータは速度・ポジション・ブーストメーターのみで、ラップ数や敵車との車間タイム・その他情報は各側壁に表示されているので「海外表現的発想」がかなりいい感じです。
サウンド
元の新規曲もいい出来だし、一部過去曲もそのまま採用。
また「リッジサウンドと言えば!」なSamplingmasterのお二人も楽曲提供されてるようで、リッジの曲が好きな人なら大丈夫かと。
「似たりよったりでちょっと…」と思う人はカスタムサントラも使えるので楽曲の不満点はほぼ無いと思います。
最後に、この手のレースゲームに於いて一番鬱陶しいのが「リスタート時の再ロード」。
とかくタイムアタックなど何度も何度もやり直したくなるゲームにおいてこのロードが一番のネックだが、このゲームではリスタートロードが一切ない。
タイムアタックだけじゃなく、敵車とのレースで散々破壊しまくった後でもリスタートは一瞬で終わる。これはいいです。
BAD/REQUEST
熱中・満足・快適が0点、難易度5点理由
兎にも角にもまず挙動がダメすぎ…
リッジらしくないという以前に「ドリフト一つとっても満足に使えない」のはなぜ…
リッジの操作感は兎にも角にもドリフト。かなり鋭角なカーブでも、常識では絶対ありえないドリフトで高速走行可能、という疾走感がウリなのにこれは一切ない。
リアルな操作性…というにも程遠く、リッじらしさも一切ない。
強いて言うなら初代デイトナUSAのような癖ありすぎなドリフト感で、立て直しをしようにも、今度はハンドルを取られて右往左往。そのまま外壁にぶつかってクラッシュor極端に速度落として下位転落…
更には一番最初のタイムアタックイベントで、ちょっとスピード出したら飛びすぎてバグ挙動っぽくなる事も多々あるし。
加えて敵車の走行プログラムがイカサマかプロ仕様としか思えない。
レースは基本的にケツ2(最下位から2番目)でスタートし、敵車はほぼMAXスピードから始まってるのか、こちらがアクセル全開にしようが一切追いつかない。(ここらへんはリッジっぽいっちゃリッジっぽいが)
中には最初のカーブ曲がった時点でターボかけてる敵車もいてココらへんもゲンナリ。
挙句の果てにはこちらのMAXスピードで前方の敵車と一切差が縮まらない(それどころかターボかけて差を広げる始末)し、1位となってある程度走行しても些細なミスで下位クラス転落も日常茶飯事に起こるので、気が抜けないと言うよりただ単にイカサマされてるだけな感じしかせず、勝てそうで勝てないどころか一切勝てる気がしない発狂難易度に面白さは微塵も見いだせない。
正直これまでいろんなレースゲームやってきたが、初回プレイの最初のコースでぶっちぎりのダントツ最下位(一つ前の車すら終始見る事が出来なかった)だったのには呆れてものが言えなかった…
大抵のレースゲームは初回レース〜序盤ぐらいは負けるほうが難しい調整されてるでしょう…なんで最初から修行・鍛錬・修練を強いるのか全く意味が解らない。
(多分、経験値稼いでいい車に乗り換えたら勝てるように…という事なんでしょうが、この仕様のどこが面白い?普通最初っから微塵も勝てる要素が感じられなかったらどんな遊びもしらけてやらなくなるでしょうよ…)
ちなみにGOODで書いたグラフィック項目の「画面上に表示されるデータがほぼない」はコースマップすら表示させない始末で、前方の右左折表示に対してドリフトを掛けて曲がろうとすると「残念!もう一つ先のカーブでした〜(笑)」レベルのトラップに引っかかることも…(当然リセットカーで戻しても、クラッシュしても敵車に下位クラスまで抜かれきって後の祭り)
序盤では全く勝たせず、ただ淡々とポイント稼いでいい車を手に入れるまでCPUにただおちょくられる事を強いるゲームはここ数年でも類を見ないほどひどい出来。
これじゃいくら国内リッジの出来がひどいとは言え、これも違う意味で酷いと言わざるを得ない…
COMMENT
「これはリッジレーサーじゃないです」という時点で(現時点で)国内販売されない最大の理由だろうなぁ…と。
リッジレーサーとは似ても似つかぬこのゲーム。元々の開発元が日本では他機種でしか発売されてないFlatoutシリーズを開発してるチームが担当なので、似ても似つかぬゲームになってます。
強いて言うならバーンアウトシリーズが近いかも。
でもバーンアウトの面白さと比べても雲泥の出来。これが海外で高評価…というのは国民性の違いか、自分が「ゲームは息抜き。楽しく遊べたらそれでいい。ゲームで苦行・鍛錬するぐらいなら仕事を頑張ったほうがマシ」という考え方だからだろうか…
これでリッジ並みの操作性と、レイヴorリッジ5並の良い難易度設定だったら「国内開発陣も見習え!」と言いたいが、これはこれでレーシングレボリューションレベルの失敗作にしか思えない…
タギングは
手先器用:兎にも角にも操作感がつかめるまではただのモブキャラ。
リッジシリーズの真っ先に抜かされて二度と見ること無いキャラとして走り続けるだけです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-01-19
GOOD!
私は「リッジと言うのは名前だけ」と知って購入したので、リッジじゃない等は書かないでレビューします。
・曲
まず曲です。さすがリッジと言うべきか爽快感のある曲がチョイスされています。
過去作の曲、Tsui Tsuiが入っているのは嬉しかったです。
・車
今作ではスポーツカー寄りのものがほとんどです。
デザインもかっこ良いので乗っていて楽しいです。
・やりごたえ
最初はレース数少ないじゃんか...と思って居ましたが、意外と難しいのでクリアまで時間がかかりましたが飽きることなく遊べました。
ちなみに全て最高ランクでクリアしましたw
・爽快感
建物をばんばん破壊するシーンは見てて気持ちよいですし、迫力がありますね。
建物を壊した細かな破片まで再現されているのは驚きですね。
BAD/REQUEST
・少し酔うかな...
酔いやすいからかも知れませんが、ニトロ噴射→画面斜め→ゆっくり戻ることがあるので少し酔いますね。
・過疎
オンライン過疎すぎ...
COMMENT
私としては、これまで遊んだレースゲーの中では6位くらいですかね。
少しあれなレビューばかりですが、あれはリッジとして見たレビュー。
リッジとしてはあれですが、レースゲーとして見ればむしろ良ゲ。
欧州ストアに体験版があるので気になれば是非、遊んでみてください。