・ストーリー 序盤のエグイ展開により「人を選ぶ」に昇格?している本作ですが、終わってみれば日本一の物語だなぁと感じます。CERO【C】になり残酷描写、卑猥な表現とともに物語に多くの伏線、整合性が備わった日本一系ダークファンタジー。メーカーファンなら世界観含め、魅了されること間違いなしです。 ・キャラクター 主人公の一人である「沼の魔女メタリカ」が非常に魅力的。日本一系では鉄板な性格で端的に言うと序盤は「容赦のないラハール様」で終盤は見事「ラハール様」になるのですが、女性であることで今までの日本一キャラとの差別化に成功しています。 ・世界観 ストーリー、キャラクター、ミデアという世界、3つの関係性が絶妙にマッチしています。多くの伏線もほぼ回収されるため、他媒体の補完に頼らずとも世界観を十分に堪能できる点は、このゲームの優れたポイントだと思います。
とにかく問題ありすぎですが、戦闘システムは一言「雑」です。 ・装備の切り替えに関して 耐性持ちの敵が多いにも関わらず、一度メニューを開かないと武器切り替えができないのは致命的。十字キー右(装備メニューへのショートカット)ではとても補えないです。 ・ファセットに関して メイン1個、サブ2個装備できるマスク、要するにジョブチェンジです。しかしどのマスクをしていてもマスク3個全てのアビリティが常時発動しているため、切り替える理由がほとんどないのはいかがなものか。 せめて各ファセットごとに装備欄を作ってほしかった。もっというと十字キー左(ボーナス表)を削除して左右でファセット+装備の切り替えがしたかったです。ファセットはメインとサブでアビリティが切り替わるなど、やり方はもっとあったはずです。 ・捕食などの補助システムに関して ミスティカル・ダッチ → 敵の攻撃をぎりぎり避けることでスローモーション化。ただし敵の攻撃判定が残るため逃げ回るだけになることも。避けた攻撃だけでも判定を消したほうが良いのでは? エクストラ・チェイン → 一撃で倒せる雑魚狩り専用。活躍の機会がほとんど無い。 捕食 → ギガカロリー(行動力を数値化したもの)回復には大きな意味があるが、アイテム袋にゴミが増えるためギガカロリー減少時は退却するのが無難。あくまで緊急時用。ゴミと一緒に捕縛時のアイテムもくれれば価値があがったと思う。 捕縛 → 敵をアイテムに変える。主に換金アイテムだが、このゲームはほとんどお金を使わない(本作でお金が必要なのは「紙とペン」ぐらい)。一応防御系のアイテムが手に入るため価値がないわけではないが微妙。 ・ボス戦に関して ボスのガードゲージが減ったときに大ダメージを与えられるのだが、ガードゲージはボスが攻撃するとき以外は減らないというのが曲者。要するにカウンター狙いであり、受身の戦いになってしまいます。手順を踏んで敵の弱点を露わにするなどもう少し工夫が欲しかったです。あと毒で死なないでください。萎えます。 ・闇払いに関して 走破した場所をマップに記憶する能力だが、範囲が狭すぎる。ピラーやをファセットで範囲を広げる能力が欲しかったです。 ・グラフィックに関して 透明化処理がないため森の中等見づらい場所で戦う場合は行動時にキャラ周辺に出現する文字表示だけが頼り。乱戦になると何がなんだかわかりませんし、視点変更でも補いきれません。 ・町の住人に関して 攻撃してもダメージを与えられず、倒す方法は毒の蓄積ダメージのみ。これはCEROに関わる部分だと思われ、直接倒せるようになると【Z】になるのでしょう。仕方ない部分ではあるが、住人たちが百騎兵より強いという現実はどうなんでしょうか。
改善すべき点が非常に多いゲームです。 難易度が敵の攻撃力依存とか、装備品を鍛える意味がほとんど無いとか、アイテムの管理が面倒とか些細なレベルで、アクション部分の作りこみが雑すぎる。このゲームを開発した人はこのゲームを、または似たようなアクションゲームをプレイしたことがあるのだろうか? 爽快感が無いわけではないし、ストーリー目的で走り抜ける価値はあると思います。そのためのカジュアルモードも7末に追加されました。しかし、動画サイトで十分といわれたら否定できないかも。 37インチ。エンディング全クリア済み。
GOOD!
・ストーリー
序盤のエグイ展開により「人を選ぶ」に昇格?している本作ですが、終わってみれば日本一の物語だなぁと感じます。CERO【C】になり残酷描写、卑猥な表現とともに物語に多くの伏線、整合性が備わった日本一系ダークファンタジー。メーカーファンなら世界観含め、魅了されること間違いなしです。
・キャラクター
主人公の一人である「沼の魔女メタリカ」が非常に魅力的。日本一系では鉄板な性格で端的に言うと序盤は「容赦のないラハール様」で終盤は見事「ラハール様」になるのですが、女性であることで今までの日本一キャラとの差別化に成功しています。
・世界観
ストーリー、キャラクター、ミデアという世界、3つの関係性が絶妙にマッチしています。多くの伏線もほぼ回収されるため、他媒体の補完に頼らずとも世界観を十分に堪能できる点は、このゲームの優れたポイントだと思います。
BAD/REQUEST
とにかく問題ありすぎですが、戦闘システムは一言「雑」です。
・装備の切り替えに関して
耐性持ちの敵が多いにも関わらず、一度メニューを開かないと武器切り替えができないのは致命的。十字キー右(装備メニューへのショートカット)ではとても補えないです。
・ファセットに関して
メイン1個、サブ2個装備できるマスク、要するにジョブチェンジです。しかしどのマスクをしていてもマスク3個全てのアビリティが常時発動しているため、切り替える理由がほとんどないのはいかがなものか。
せめて各ファセットごとに装備欄を作ってほしかった。もっというと十字キー左(ボーナス表)を削除して左右でファセット+装備の切り替えがしたかったです。ファセットはメインとサブでアビリティが切り替わるなど、やり方はもっとあったはずです。
・捕食などの補助システムに関して
ミスティカル・ダッチ → 敵の攻撃をぎりぎり避けることでスローモーション化。ただし敵の攻撃判定が残るため逃げ回るだけになることも。避けた攻撃だけでも判定を消したほうが良いのでは?
エクストラ・チェイン → 一撃で倒せる雑魚狩り専用。活躍の機会がほとんど無い。
捕食 → ギガカロリー(行動力を数値化したもの)回復には大きな意味があるが、アイテム袋にゴミが増えるためギガカロリー減少時は退却するのが無難。あくまで緊急時用。ゴミと一緒に捕縛時のアイテムもくれれば価値があがったと思う。
捕縛 → 敵をアイテムに変える。主に換金アイテムだが、このゲームはほとんどお金を使わない(本作でお金が必要なのは「紙とペン」ぐらい)。一応防御系のアイテムが手に入るため価値がないわけではないが微妙。
・ボス戦に関して
ボスのガードゲージが減ったときに大ダメージを与えられるのだが、ガードゲージはボスが攻撃するとき以外は減らないというのが曲者。要するにカウンター狙いであり、受身の戦いになってしまいます。手順を踏んで敵の弱点を露わにするなどもう少し工夫が欲しかったです。あと毒で死なないでください。萎えます。
・闇払いに関して
走破した場所をマップに記憶する能力だが、範囲が狭すぎる。ピラーやをファセットで範囲を広げる能力が欲しかったです。
・グラフィックに関して
透明化処理がないため森の中等見づらい場所で戦う場合は行動時にキャラ周辺に出現する文字表示だけが頼り。乱戦になると何がなんだかわかりませんし、視点変更でも補いきれません。
・町の住人に関して
攻撃してもダメージを与えられず、倒す方法は毒の蓄積ダメージのみ。これはCEROに関わる部分だと思われ、直接倒せるようになると【Z】になるのでしょう。仕方ない部分ではあるが、住人たちが百騎兵より強いという現実はどうなんでしょうか。
COMMENT
改善すべき点が非常に多いゲームです。
難易度が敵の攻撃力依存とか、装備品を鍛える意味がほとんど無いとか、アイテムの管理が面倒とか些細なレベルで、アクション部分の作りこみが雑すぎる。このゲームを開発した人はこのゲームを、または似たようなアクションゲームをプレイしたことがあるのだろうか?
爽快感が無いわけではないし、ストーリー目的で走り抜ける価値はあると思います。そのためのカジュアルモードも7末に追加されました。しかし、動画サイトで十分といわれたら否定できないかも。
37インチ。エンディング全クリア済み。