【PS3】コール オブ デューティ ゴースト
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013-11-14 |
価格 | 7980円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(字幕版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:FPS ■ プレイ人数:1〜2人(オンライン:2〜12人) 【吹き替え版】 ■ 発売日:2013/12/12 ■ 価格:7,980円 |
- 総合ポイント
- 64
- (難易度)
- 2.11
- レビュー数
- 38
スコアチャート
GOOD!
従来のシリーズ作品を超える壮大な演出。
爆発や崩壊などでよりドキドキハラハラさせる展開が増え、水中戦や宇宙戦などこれまでの作品になかった戦場も出てきます。
相棒である犬を操作する場面が斬新でした。
犬を操作して、暗殺や陽動などの隠密行動を取るのが面白かったです。
シリーズ最高峰の美麗なグラフィック。
モダンウォーフェア2以上に人物やオブジェクトのグラフィックの精巧さに磨きがかかり、チャプター前のプリレンダムービーでは実写と見間違う違いほどの美しさ。
シリーズ恒例である集めモノは今作にも健在。
今作ではブラックオプスの機密文書のように、集めるごとにストーリーの裏話が書かれた文書が公開されるようになっています。
リーンのような覗き込みや、スライディングができるようになりました。
これらのおかげで、銃撃戦時の障害物からの攻撃がやりやすくなりました。
難易度はルーキー・レギュラー・ハード・ベテランの4段階。
おまけモードである「Extinction」の方も、カジュアル・レギュラー・ハードコアの3段階の難易度設定があるので。初心者でも挑戦しやすい。
BAD/REQUEST
今作のストーリーが従来の作品と比べて面白くないです。
従来の作品におけるプライスやレズノフのような魅力的なキャラはいないし、今作のキャラが繰り広げる展開や言動もある程度読めてしまうくらい陳腐な内容。
演出の強化が目立ち過ぎて、ストーリーの根幹が疎かになってしまっている印象。
ネタバレ防止の範疇で言うと、今作のエンディングは続編有りきな内容で唐突に終わってしまうため、後味の悪さにも拍車をかけています。
今作に登場する武器が微妙。
ストーリーの舞台が近未来ということでブラックオプス2同様今作初の武器が多く登場していますが、どれも性能が似たり寄ったりで、使い分ける楽しさがないです。
アタッチメントもモダンウォーフェアで出てきたものと大して変わらず、近未来という設定だからこそできたブラックオプス2のような便利なものもないです。
ブラックオプス2にあったキャンペーンのミッション開始前に武器の選択やアタッチメントの変更が今作ではなくなり、初期装備の武器は固定になりました。
マルチプレイは同作のpic10を参考にしたシステムを採用しているのに、シングルプレイで好評だった同作のシステムを取り入れていないというのは納得しがたい。
今作のおまけモードである「Extinction」があんまり面白くないです。
ブラックオプス1・2のゾンビモードに比べると面白い部分もあるのですが、基本的に高スコアを稼ぎながら淡々と敵を倒していくだけなので、飽きてきます。
キャンペーンを進行する際の目標や行き先の目印となるマーカーが、今作ではあまり表示されなくなりました。
そのせいで初見時に方向を迷ったり、仲間の会話を聞き損ねたりした時は不便。
キャンペーンの各チャプターの前に入るロードが、従来の作品に比べて長いです。
今まではムービーが終わる前にロードが完了していましたが、今作ではロードそのものの時間が長くなり、ムービーが終わってもロードが終わらないことも。
取扱説明書の内容が不親切にもほどがある。
ブラックオプス2と同じ5ページしかありませんが、書いてあることはコントローラの説明だけであとは基本的に無し(ネットマナーに関する注意書きが数行程度)。
今作で新たな要素がいろいろと追加されているのに、それらに対するしっかりとした解説が一切ないのは、いくらシリーズ経験者と言えども分かりにくい。
COMMENT
32型液晶TV・HDMI端子使用。
コールオブデューティシリーズは4、ワールドアットウォー(北米版)、モダンウォーフェア2・3、ブラックオプス1・2をプレイ済みです。
今作は字幕版をプレイ、難易度はレギュラーでオフラインのみのプレイです。
最近発売された今作の廉価版を購入してプレイ。
次世代機であるPS4にも進出したシリーズ初の今作ですが、正直微妙でした。
今作の前に発売されたブラックプス2もいろいろと悪い点が目立つ作品でしたが、今作もそれなりに悪い点が目立つのでなおさらでした。
ブラックオプス2は面白くなかったものの、ミッション開始前に武器の選択やアタッチメントの変更ができたり、近未来であることを活かした装備品などは、素直に評価できるものでした。
ですが、今作ではブラックオプスにあったそうした創意工夫が見られません。
コールオブデューティシリーズは演出を活かしたシングルプレイもシリーズの売りになっているのですから、もっとシングルプレイに力を入れてほしいですね。
従来の作品と比べてみても、特別面白いわけではなのですが、シリーズ経験者であればそれなりに楽しめると思います。